離乳食の始め方、いつから・何から・どう進める?
厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」やこども家庭庁の情報をもとに、離乳食を始めるサイン・最初の食材・月齢別の進め方・アレルギーの注意点をまとめました。
離乳初期
なめらかにすりつぶした状態を1日1回1さじから。栄養の大半はまだ母乳・ミルクです。
1日の回数と、飲み込みやすい固さの目安です。
組み立て方の一例として編集部が作成した献立です。公的機関が示した献立ではありません。 分量の根拠は上の目安量の表(出典つき)をご覧ください。
始めて2〜4週めごろ
衛生はちみつは1歳になるまで与えない
1歳未満にはちみつを与えないでください。ボツリヌス菌の芽胞は熱に強く、加熱しても無効化できません。はちみつ入りの飲料・菓子・パンにも注意してください。
窒息丸くてつるっとした食品は4等分に切る
あめ・ぶどう・ミニトマト・さくらんぼ・球形の個装チーズ・うずらの卵・白玉団子などは、そのままだと気道をふさぎます。4等分に切るか、加熱してやわらかくしてから与えてください。姿勢を良くして食べることに集中させ、泣いているときに食べ物を与えないことも大切です。
窒息硬い豆やナッツ類は5歳以下には食べさせない
硬い豆やナッツ類は、5歳以下の子どもには食べさせないよう注意喚起されています。小さく砕いても、かけらが気管に入り込むと肺炎や気管支炎を起こすおそれがあります。
アレルギー自己判断で食物を除去しない
食物アレルギーの原則は「正しい診断に基づいた必要最小限の原因食物の除去」です。血液検査や皮膚テストが陽性というだけでは診断にはならず、除去の必要もありません。心配だからと自己判断で食品を除くと、必要な栄養が不足することがあります。必ず医師の診断を受け、指示に沿って進めてください。
アレルギー表示が義務づけられているのは8品目
えび・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生(ピーナッツ)の8品目は、加工食品への表示が義務づけられています(くるみは2025年4月1日に完全施行)。このほかに表示が推奨される品目が20あります。加工食品を使うときは原材料表示を確認してください。
アレルギーアレルギーが心配でも、開始を遅らせない
食物アレルギーの発症を心配して離乳の開始や特定の食物の摂取開始を遅らせても、予防効果があるという科学的根拠はありません。離乳の開始として適当な時期は生後5〜6か月ごろです。すでにアレルギーが疑われる場合は、自己判断せず医師に相談してください。
味つけ味つけは薄く、素材の味から
離乳期から幼児期は、大人の料理から取り分ける前に味つけ前のものを分けるか、湯で薄めます。濃い味に慣れると薄味を受けつけにくくなります。
厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」やこども家庭庁の情報をもとに、離乳食を始めるサイン・最初の食材・月齢別の進め方・アレルギーの注意点をまとめました。
離乳食初期(ゴックン期・生後5〜6か月)は10倍がゆ1さじから。開始のサイン、なめらかにすりつぶす固さ、母乳・ミルクの続け方、新しい食材を1種類ずつ試すアレルギーの注意を、厚労省ガイドをもとに整理しました。
「この食材、もう食べていい?」を1枚で。米・パン・卵・魚・牛乳など17食材の開始月齢と注意点を早見表にまとめ、月齢別の進め方も解説。こども家庭庁・消費者庁の公的情報をもとに整理しました。
ご飯(米)は離乳食の主食の基本で、10倍がゆからやわらかく進めます。厚生労働省『授乳・離乳の支援ガイド』を踏まえ、月齢別のかたさの目安、軟飯やおにぎりへの移行、海苔やのどに詰まる形への注意、米アレルギーの考え方を整理しました。
離乳食の野菜はやわらかく加熱してなめらかにするのが基本。厚労省『授乳・離乳の支援ガイド』をもとに、月齢別の進め方、野菜嫌い・偏食への向き合い方、生野菜やかたまりによる窒息の注意を整理。嫌いでも繰り返し出し、無理強いしないコツも紹介します。
アレルギーポータルや消費者庁・厚生労働省の情報をもとに、0〜1歳の食物アレルギーの基本、離乳食での進め方、症状が出たときの対応をまとめました。
こども家庭庁/2019年改定版(策定時は厚生労働省)
こども家庭庁/2012年(平成24年)3月策定(策定時は厚生労働省)
文部科学省/令和3年(2021年)2月改正・同年4月1日施行
厚生労働省/2025年版(適用期間: 令和7年度〜令和11年度)
農林水産省
東京都
消費者庁
消費者庁
乳汁から食べ物へ。回数と固さを月齢で少しずつ進めます。
大人の食事から取り分けつつ、薄味と量の目安を押さえる時期。
給食が1日の食事の一部を担います。家庭では朝夕で不足を補います。