メインコンテンツへスキップ
0〜2歳🍎食育・栄養

離乳食レシピ集:初期・中期・後期・完了期の簡単メニュー

離乳食の初期から完了期まで、ステージ別の簡単レシピを紹介。フリージングストックの作り方やよくある失敗も解説します。

012.kids 編集部公開: 2025-12-01更新: 2026-03-0920分で読めます
この記事は、公的機関・専門家・研究機関などの情報をもとに編集部が独自にまとめたものです。
共有LINEX

この記事の3つのポイント

離乳食レシピ集:初期・中期・後期・完了期の簡単メニューについて、厚生労働省・日本小児アレルギー学会・国立保健医療科学院などの情報をもとにまとめました。

  • 結論から言うと:離乳食は栄養補給だけでなく、咀嚼機能の発達や食物アレルギー予防の観点からも段階的な進め方が重要です。…
  • ただし注意点も:お子さんの状況は一人ひとり異なります。この記事の情報は一般的な内容であり、個別の判断は専門家にご相談ください。…
  • 対象年齢:0〜2歳のお子さんを持つ保護者向け

各機関の見解を比較

このテーマについて、主要な機関の見方は以下のように整理できます。

立場 機関・出典 見解の要旨
積極的 厚生労働省 離乳食は栄養補給だけでなく、咀嚼機能の発達や食物アレルギー予防の観点からも段階的な進め方が重要です。
中立的 国立保健医療科学院 毎日の離乳食作りは負担が大きいもの。フリージングや大人の取り分けを活用して、無理なく続けることが大切です。
慎重派 日本小児アレルギー学会 お子さんの状況は一人ひとり異なります。この記事の情報は一般的な内容であり、個別の判断は専門家にご相談ください。

見解の詳細

積極的な立場: 離乳食は栄養補給だけでなく、咀嚼機能の発達や食物アレルギー予防の観点からも段階的な進め方が重要です。

中立的な立場: 毎日の離乳食作りは負担が大きいもの。フリージングや大人の取り分けを活用して、無理なく続けることが大切です。

慎重な立場: お子さんの状況は一人ひとり異なります。この記事の情報は一般的な内容であり、個別の判断は専門家にご相談ください。



詳しい解説

離乳食のステージ一覧

まず、各ステージの特徴と食べられるものの目安を確認しましょう。

ステージ 月齢 回数 形態 硬さの目安
初期(ゴックン期) 5〜6ヶ月 1日1回 なめらかなペースト ヨーグルトくらい
中期(モグモグ期) 7〜8ヶ月 1日2回 舌でつぶせる固さ 豆腐くらい
後期(カミカミ期) 9〜11ヶ月 1日3回 歯ぐきでつぶせる固さ バナナくらい
完了期(パクパク期) 12〜18ヶ月 1日3回+おやつ 歯ぐきで噛める固さ 肉団子くらい

初期(ゴックン期:5〜6ヶ月)のレシピ

基本のおかゆ(10倍がゆ)

離乳食の第一歩はおかゆから。 材料:

  • 米 大さじ1
  • 水 150ml(カップ3/4) 作り方:
  1. 米を洗い、分量の水に30分以上浸す
  2. 鍋に入れてフタをし、弱火で30〜40分炊く
  3. 火を止めて10分蒸らす
  4. すり鉢またはブレンダーでなめらかにすりつぶす
  5. 裏ごしすると、よりなめらかに フリージング: 製氷皿に入れて冷凍。1〜2週間で使い切る。 電子レンジで簡単に: ご飯大さじ1+水大さじ5を耐熱容器に入れ、ラップをかけて600Wで2〜3分加熱。10分蒸らしてすりつぶす。

にんじんペースト

材料: にんじん 2cm程度 作り方:

  1. にんじんを薄くスライスする
  2. 柔らかくなるまで茹でる(15〜20分)
  3. すりつぶしてなめらかなペースト状に
  4. 茹で汁で硬さを調整する

ほうれん草ペースト

材料: ほうれん草の葉先 2〜3枚 作り方:

  1. 葉先を柔らかく茹でる(3〜5分、茎は使わない)
  2. 水にさらしてアクを抜く
  3. 水気を絞り、すりつぶす
  4. おかゆやだしで伸ばす

豆腐ペースト

材料: 絹ごし豆腐 大さじ1 作り方:

  1. 豆腐を茹でて加熱殺菌する(30秒程度)
  2. スプーンの背でつぶしてなめらかに
  3. 必要に応じてだしで伸ばす

しらすペースト

材料: しらす 小さじ1 作り方:

  1. しらすを茶こしに入れ、熱湯をかけて塩抜きする
  2. すりつぶしてペースト状にする
  3. おかゆに混ぜると食べやすい

初期の1週間メニュー例(開始1ヶ月目)

曜日 メニュー
10倍がゆ
10倍がゆ + にんじんペースト
10倍がゆ + かぼちゃペースト
10倍がゆ + さつまいもペースト
10倍がゆ + ほうれん草ペースト + 豆腐ペースト
10倍がゆ + にんじんペースト + しらすペースト
10倍がゆ + かぼちゃペースト + 白身魚ペースト
新しい食材は1日1種類、小さじ1から始め、午前中に試しましょう(アレルギー症状が出た場合に受診しやすいため)。

中期(モグモグ期:7〜8ヶ月)のレシピ

おかゆは7倍がゆに。食材の幅も広がります。

野菜たっぷりおじや

材料:

  • 7倍がゆ 大さじ4
  • にんじん みじん切り 小さじ1
  • 玉ねぎ みじん切り 小さじ1
  • ほうれん草 みじん切り 小さじ1
  • だし汁 大さじ2 作り方:
  1. にんじん、玉ねぎをだし汁で柔らかく煮る
  2. ほうれん草を加えてさらに煮る
  3. 7倍がゆを加えて混ぜる
  4. 舌でつぶせる硬さになったら完成

白身魚と豆腐のとろとろ煮

材料:

  • 白身魚(たい・かれい等) 10g
  • 絹ごし豆腐 20g
  • だし汁 大さじ2
  • 水溶き片栗粉 少々 作り方:
  1. 白身魚を茹でて、骨と皮を取り除き、ほぐす
  2. 豆腐を小さく切る
  3. だし汁で魚と豆腐を煮る
  4. 水溶き片栗粉でとろみをつける

かぼちゃとささみのうどん

材料:

  • うどん(茹で) 30g
  • かぼちゃ 15g
  • 鶏ささみ 10g
  • だし汁 大さじ3 作り方:
  1. うどんを柔らかく茹で、2〜3mm大に刻む
  2. かぼちゃは皮をむき、柔らかく茹でて粗つぶし
  3. ささみは茹でて細かくほぐす
  4. だし汁でうどんを煮て、かぼちゃとささみを加える

バナナヨーグルト

材料:

  • バナナ 1/4本
  • プレーンヨーグルト 大さじ2 作り方:
  1. バナナをフォークの背でつぶす
  2. ヨーグルトと混ぜる ポイント: ヨーグルトは無糖のプレーンタイプを使いましょう。

後期(カミカミ期:9〜11ヶ月)のレシピ

5倍がゆ(軟飯)に移行。手づかみ食べも始まります。

野菜たっぷりミネストローネ風

材料:

  • トマト(皮と種を除く) 20g
  • にんじん 角切り 10g
  • 玉ねぎ 角切り 10g
  • じゃがいも 角切り 10g
  • ツナ(水煮) 10g
  • 野菜スープ 100ml 作り方:
  1. にんじん、玉ねぎ、じゃがいもを5mm角に切る
  2. 野菜スープで柔らかくなるまで煮る
  3. トマトを加えてさらに煮る
  4. ツナを加えて完成

手づかみ食べ用おやき

材料:

  • じゃがいも 中1/2個
  • にんじん すりおろし 小さじ1
  • しらす 小さじ1
  • 片栗粉 小さじ1
  • 少量の油 作り方:
  1. じゃがいもを茹でてつぶす
  2. にんじん・しらす・片栗粉を混ぜる
  3. 小判型に成形する
  4. フライパンに薄く油をひき、両面を焼く 手づかみ食べにおすすめの食材:
  • 軟らかく茹でた野菜スティック(にんじん、大根、さつまいも)
  • 食パンの耳を取ったスティック
  • バナナ(縦に4等分)
  • 蒸しパン

鶏ひき肉と野菜の煮込みうどん

材料:

  • うどん(茹で) 60g
  • 鶏ひき肉 15g
  • 白菜 15g
  • にんじん 10g
  • だし汁 150ml
  • しょうゆ 1〜2滴 作り方:
  1. うどんを1cm程度に刻む
  2. 野菜を5〜7mm角に切る
  3. だし汁で野菜と鶏ひき肉を煮る
  4. 柔らかくなったらうどんを加える
  5. しょうゆで風味付け

鮭とブロッコリーのクリーム煮

材料:

  • 生鮭 15g
  • ブロッコリー(穂先) 10g
  • 牛乳 大さじ2
  • 水溶き片栗粉 少々 作り方:
  1. 鮭を茹でて骨と皮を取り、ほぐす
  2. ブロッコリーの穂先を柔らかく茹で、粗くつぶす
  3. 鍋に牛乳を温め、鮭とブロッコリーを加える
  4. 水溶き片栗粉でとろみをつける

完了期(パクパク期:12〜18ヶ月)のレシピ

大人の食事からの取り分けもしやすくなります。

豆腐ハンバーグ

材料(作りやすい分量・4〜5個分):

  • 鶏ひき肉 50g
  • 木綿豆腐 50g(水切りする)
  • にんじん みじん切り 大さじ1
  • 玉ねぎ みじん切り 大さじ1
  • パン粉 大さじ1
  • 少量の油 作り方:
  1. 玉ねぎをレンジで加熱して冷ます
  2. すべての材料を混ぜ合わせ、よくこねる
  3. 小さな小判型に成形
  4. フライパンで両面を焼き、フタをして蒸し焼きに フリージング: 焼いてから冷凍OK。1つずつラップで包む。

野菜たっぷり炊き込みご飯

材料(大人用と一緒に):

  • 米 2合
  • にんじん 1/3本
  • ごぼう(なくてもOK) 10cm
  • 鶏もも肉 50g
  • しめじ 1/4パック
  • しょうゆ 大さじ1
  • みりん 大さじ1
  • だし汁 炊飯器の目盛りまで 作り方:
  1. 材料をすべて細かく切る(赤ちゃん用は取り分けてさらに刻む)
  2. 米と調味料、だし汁を炊飯器に入れる
  3. 具材を上にのせて炊飯
  4. 炊き上がったら混ぜる 赤ちゃん用の取り分け: 薄味に仕上げるのがポイント。大人用は後から調味料を足して調整。

トマトとチーズのリゾット風

材料:

  • 軟飯 80g
  • トマト(皮と種を除く) 30g
  • 玉ねぎ みじん切り 10g
  • 粉チーズ 少々
  • オリーブオイル 少量 作り方:
  1. オリーブオイルで玉ねぎを炒める
  2. トマトを加えて煮る
  3. 軟飯を加えて混ぜる
  4. 粉チーズをふりかけて完成

フレンチトースト

材料:

  • 食パン 1/2枚
  • 卵 1/2個
  • 牛乳 大さじ2
  • バター 少量 作り方:
  1. 食パンを食べやすい大きさに切る
  2. 卵と牛乳を混ぜた液にパンを浸す(10分程度)
  3. バターを溶かしたフライパンで両面焼く おやつにもなる: 砂糖なしでもほんのり甘くて赤ちゃん大好き。

フリージングストックの作り方

基本のフリージングルール

ルール 内容
保存期間 1〜2週間以内に使い切る
解凍方法 電子レンジまたは鍋で加熱(自然解凍はNG)
再冷凍 解凍したものの再冷凍は絶対NG
容器 製氷皿、小分けパック、ラップ+フリーザーバッグ
ラベル 食材名と冷凍日を必ず記入

まとめて作るフリージングストック

1. おかゆストック 大量に炊いて製氷皿で冷凍。1食分ずつ解凍できて便利です。 2. 野菜ミックスストック にんじん・玉ねぎ・ほうれん草・かぼちゃなどをそれぞれ茹でて、ペーストまたはみじん切りにして製氷皿へ。 3. だし汁ストック かつお昆布だしを多めに作って冷凍。使いたい分だけ解凍して使えます。 4. タンパク質ストック

  • 鶏ささみ: 茹でて細かくほぐして冷凍
  • しらす: 塩抜きして冷凍
  • 白身魚: 茹でてほぐして冷凍
  • 豆腐: 冷凍すると食感が変わるので注意(すり潰してからなら可)

1週間分まとめて作る手順

所要時間: 約1時間

  1. お米を炊く(おかゆ用・多めに)
  2. 鍋に湯を沸かし、野菜を順番に茹でる(にんじん→玉ねぎ→ほうれん草→ブロッコリー)
  3. タンパク質を別の鍋で加熱(しらすの塩抜き、ささみ茹で)
  4. 各食材を月齢に合わせた形態にする(すりつぶす/みじん切り)
  5. 製氷皿やパックに小分けして冷凍
  6. 凍ったらフリーザーバッグに移してラベル貼り

食材の進め方チャート

初期(5〜6ヶ月)に使える食材

カテゴリ 食材
穀類 米(おかゆ)、うどん、食パン(白い部分)
野菜 にんじん、かぼちゃ、さつまいも、じゃがいも、ほうれん草、小松菜、大根、かぶ、トマト
タンパク質 豆腐、しらす、たい、かれい、ひらめ
その他 昆布だし

中期(7〜8ヶ月)に追加できる食材

カテゴリ 食材
穀類 そうめん、オートミール
野菜 ブロッコリー、キャベツ、なす、ピーマン、とうもろこし
タンパク質 鶏ささみ、ツナ水煮、卵黄、ヨーグルト、カッテージチーズ、納豆
その他 かつおだし、みそ(少量)

後期(9〜11ヶ月)に追加できる食材

カテゴリ 食材
穀類 ロールパン、マカロニ
野菜 きのこ類、れんこん、ごぼう
タンパク質 鶏ひき肉、全卵、さけ、まぐろ、牛乳(加熱調理用)、チーズ
その他 しょうゆ・砂糖・塩(ごく少量)、バター

完了期(12〜18ヶ月)に追加できる食材

カテゴリ 食材
穀類 ほぼすべてOK
野菜 ほぼすべてOK
タンパク質 豚肉・牛肉(脂肪の少ない部位)、えび・かに(少量から)、牛乳(そのまま飲める)
その他 ケチャップ・マヨネーズ(少量)、カレー粉(ごく少量)

よくある失敗と対策

失敗1:食べてくれない

対策:

  • 無理に食べさせない。1〜2口でも大丈夫
  • 同じ食材でも調理法や組み合わせを変えてみる
  • 10〜15回は試してみる(味覚は経験で広がる)
  • 親がおいしそうに食べる姿を見せる

失敗2:べーっと出す

原因と対策:

  • 形態が合っていない → もう少しなめらかにする/もう少し粗くする
  • 温度が合わない → 人肌程度に調整
  • スプーンが大きすぎる → 先が小さいスプーンに変える
  • まだ準備ができていない → 1〜2週間休んで再チャレンジ

失敗3:アレルギーが心配で進められない

ポイント:

  • 新しい食材は1日1種類、小さじ1から
  • 午前中に試す(病院が開いている時間に)
  • アレルゲンの先延ばしは逆効果との研究結果あり
  • 心配な食材は小児科に相談してから

失敗4:味が薄すぎて嫌がる

  • 中期以降はだし汁を活用して風味をつける
  • 後期以降は少量の調味料(しょうゆ1〜2滴など)で味に変化を
  • 素材の甘みが強い食材(かぼちゃ、さつまいも)を組み合わせる

離乳食の便利グッズ

グッズ おすすめポイント 価格帯
ブレンダー 初期のペースト作りに必須級 3,000〜8,000円
製氷皿(フタ付き) フリージングストック作りに 300〜500円
小分けパック(50ml) 中期以降のストック保存に 300〜500円
すり鉢セット 少量のすりつぶしに 500〜1,500円
シリコンスプーン 口当たりが柔らかい 300〜800円
吸盤付き食器 ひっくり返し防止 1,000〜2,000円
お食事エプロン(シリコン) 洗いやすく長持ち 500〜1,500円
フードプロセッサー 大量調理に便利 5,000〜15,000円

相談できる窓口

窓口 連絡先 対応時間
こどもの救急 #8000 夜間・休日
児童相談所 189 24時間
子育て支援センター お住まいの市区町村 平日日中
かかりつけ小児科 診療時間内

この記事のまとめ

離乳食レシピ集:初期・中期・後期・完了期の簡単メニューについて、厚生労働省と日本小児アレルギー学会などの公的情報をもとに解説しました。

ポイントの振り返り:

  • 離乳食は栄養補給だけでなく、咀嚼機能の発達や食物アレルギー予防の観点からも段階的な進め方が重要です
  • 毎日の離乳食作りは負担が大きいもの
  • 不安があれば専門家への早めの相談が大切

子育てに唯一の正解はありません。お子さんの個性を大切にしながら、この記事が日々の参考になれば幸いです。

大切なお知らせ: この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部が独自にまとめたものです。お子さまの個別の状況については、かかりつけ医や専門家にご相談ください。

🌱

次のステージ:Pre Stage3〜5歳

お子さんが成長したら、こちらもどうぞ

あわせて読みたい

当サイトの情報は公的機関や専門家の発信をもとに編集部が独自にまとめたものです。各情報源の機関が監修・承認したものではありません。健康や発達について心配がある場合は医師や専門家にご相談ください。