離乳食中期(モグモグ期・7〜8か月)の進め方:1日2回食・舌でつぶせる固さ・たんぱく質の増やし方
離乳食中期(モグモグ期・生後7〜8か月)は1日2回食へ。舌でつぶせる豆腐くらいの固さ、白身魚・卵・豆腐などたんぱく質の広げ方、母乳・ミルクの続け方、アレルギーと窒息の注意を、厚労省ガイドをもとに整理しました。
離乳中期
1日2回食でリズムをつくる時期。舌でつぶせる固さが目安です。
1日の回数と、飲み込みやすい固さの目安です。
ℹ️ この時期の「1回あたりの目安量」は、原典の記載を確認できたものから順に掲載しています。 現時点では未掲載のため、こども家庭庁「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」でご確認ください。
組み立て方の一例として編集部が作成した献立です。公的機関が示した献立ではありません。 分量の根拠は上の目安量の表(出典つき)をご覧ください。
2回食のリズムができた日
冷凍ストックを使う日
衛生はちみつは1歳になるまで与えない
1歳未満にはちみつを与えないでください。ボツリヌス菌の芽胞は熱に強く、加熱しても無効化できません。はちみつ入りの飲料・菓子・パンにも注意してください。
窒息丸くてつるっとした食品は4等分に切る
あめ・ぶどう・ミニトマト・さくらんぼ・球形の個装チーズ・うずらの卵・白玉団子などは、そのままだと気道をふさぎます。4等分に切るか、加熱してやわらかくしてから与えてください。姿勢を良くして食べることに集中させ、泣いているときに食べ物を与えないことも大切です。
窒息硬い豆やナッツ類は5歳以下には食べさせない
硬い豆やナッツ類は、5歳以下の子どもには食べさせないよう注意喚起されています。小さく砕いても、かけらが気管に入り込むと肺炎や気管支炎を起こすおそれがあります。
アレルギー自己判断で食物を除去しない
食物アレルギーの原則は「正しい診断に基づいた必要最小限の原因食物の除去」です。血液検査や皮膚テストが陽性というだけでは診断にはならず、除去の必要もありません。心配だからと自己判断で食品を除くと、必要な栄養が不足することがあります。必ず医師の診断を受け、指示に沿って進めてください。
アレルギー表示が義務づけられているのは8品目
えび・かに・くるみ・小麦・そば・卵・乳・落花生(ピーナッツ)の8品目は、加工食品への表示が義務づけられています(くるみは2025年4月1日に完全施行)。このほかに表示が推奨される品目が20あります。加工食品を使うときは原材料表示を確認してください。
アレルギーアレルギーが心配でも、開始を遅らせない
食物アレルギーの発症を心配して離乳の開始や特定の食物の摂取開始を遅らせても、予防効果があるという科学的根拠はありません。離乳の開始として適当な時期は生後5〜6か月ごろです。すでにアレルギーが疑われる場合は、自己判断せず医師に相談してください。
味つけ味つけは薄く、素材の味から
離乳期から幼児期は、大人の料理から取り分ける前に味つけ前のものを分けるか、湯で薄めます。濃い味に慣れると薄味を受けつけにくくなります。
離乳食中期(モグモグ期・生後7〜8か月)は1日2回食へ。舌でつぶせる豆腐くらいの固さ、白身魚・卵・豆腐などたんぱく質の広げ方、母乳・ミルクの続け方、アレルギーと窒息の注意を、厚労省ガイドをもとに整理しました。
離乳食の魚は白身魚から始め、赤身魚・青魚へ進めるのが基本。厚労省『授乳・離乳の支援ガイド』を踏まえ、月齢別の進め方、骨による窒息や魚アレルギーへの注意を整理。初めての魚は少量から、平日の日中に試すのが安心です。
豆腐はなめらかで消化がよく、離乳食初期から使いやすいたんぱく源です。厚生労働省『授乳・離乳の支援ガイド』をもとに、加熱して少量から始めること、大豆アレルギーへの配慮、絹ごし・木綿の使い分け、進め方を整理しました。
卵は離乳食開始時期(生後5〜6か月)から卵黄を少量で始めるのが目安(厚労省ガイド)。加熱はサルモネラ対策で中心75度以上1分以上、生卵は3歳以上が目安。卵アレルギーでも完全除去せず微量から段階的に再導入する指針を整理しました。
離乳食の果物は、加熱したものから始め、慣れたら生へ進めるのが基本。月齢別の進め方、果汁やジュースの与えすぎ注意、キウイ等のアレルギーやぶどうの窒息への配慮を整理しました。甘くて食べやすい一方、量と形に注意が必要です。
パンは手軽な主食ですが、離乳食では小麦アレルギーへの注意が欠かせません。厚生労働省『授乳・離乳の支援ガイド』を踏まえ、パンがゆからの進め方、初めての小麦の試し方、菓子パンの塩分・油脂や詰め込みによる窒息への配慮を整理しました。
こども家庭庁/2019年改定版(策定時は厚生労働省)
こども家庭庁/2012年(平成24年)3月策定(策定時は厚生労働省)
文部科学省/令和3年(2021年)2月改正・同年4月1日施行
厚生労働省/2025年版(適用期間: 令和7年度〜令和11年度)
農林水産省
東京都
消費者庁
消費者庁
乳汁から食べ物へ。回数と固さを月齢で少しずつ進めます。
大人の食事から取り分けつつ、薄味と量の目安を押さえる時期。
給食が1日の食事の一部を担います。家庭では朝夕で不足を補います。