この記事のポイント
- 日本脳炎ワクチンは「日本脳炎」を防ぐ。蚊が媒介するウイルスによる重い脳炎を予防する目的です。
- 接種は第1期・第2期に分かれる。第1期は3回、第2期は1回で、年齢ごとに進めます。
- 接種部位の腫れや軽い発熱が出ることがありますが、多くは数日で落ち着きます。
- 対象:3歳ごろ〜小学校高学年のお子さんの接種を進める保護者。
まず確認したいこと(相談窓口)
| 気になること | まず相談する先 |
|---|---|
| 接種時期・第1期/第2期の進め方 | かかりつけ小児科・自治体の予防接種窓口 |
| 打ち忘れ・接種が遅れている不安 | かかりつけ小児科・自治体の予防接種窓口 |
| 夜間・休日に高熱やぐったりしている | #8000(こども医療電話相談) |
| けいれん・意識がおかしいなど緊急時 | 119番 |
重要:日本脳炎は第1期と第2期に分かれ、間に数年あくため、打ち忘れが起こりやすいワクチンです。母子健康手帳の接種記録を確認し、どこまで進んでいるかわからないときは自己判断せず、かかりつけ小児科や自治体の予防接種窓口に相談してください。
日本脳炎ワクチンは何の病気を防ぐ?
厚生労働省「予防接種・ワクチン」 より:日本脳炎ワクチンは日本脳炎の予防を目的としています。
- 日本脳炎は蚊が媒介するウイルスによって起こります。
- 発症すると脳炎を起こし、重い後遺症が残ることがあります。
- 人から人へはうつらず、蚊を介して感染します。
- ワクチンで発症や重症化を防ぐことが予防の柱です。
接種の時期と回数
国立感染症研究所「日本の予防接種スケジュール」 より:日本脳炎は第1期・第2期に分けて進める定期接種です。
- 第1期は3歳から始め、初回2回+追加1回の計3回が目安です。
- 第2期は9歳ごろに1回追加します。
- 第1期と第2期の間が数年あくため記録の確認が大切です。
- 定期接種なので、対象期間内なら公費(無料)で受けられます。
一般的な副反応と見守り方
こども家庭庁「母子保健・予防接種」 より:予防接種後の反応には個人差があり、経過の見守り方を知っておくことが大切です。
- 接種部位の赤み・腫れ・しこりが出ることがあります。
- 軽い発熱や機嫌の悪さがみられることもあります。
- 多くは数日以内に自然に落ち着いていきます。
- 高熱が続く・ぐったりするなど通常と違うときは受診します。
打ち忘れ・接種もれを防ぐ
日本小児科学会「一般の方へ」 より:接種スケジュールを把握して計画的に進める姿勢が大切とされています。
- 母子健康手帳で第1期・第2期の記録を確認します。
- 第2期は忘れやすいので、年齢が近づいたら早めに予約します。
- 接種が遅れても、対象年齢内なら追いつける場合があります。
- わからないときはかかりつけ小児科や自治体に確認します。
やってはいけないこと
| やってはいけないこと | 理由 |
|---|---|
| 第1期を途中でやめる | 必要な回数がそろわず免疫が十分でないことがある |
| 第2期を「もう打った気がする」と記録を確認せず放置する | 接種もれのまま予防が途切れることがある |
| 接種部位を強くもむ・冷やしすぎる | 自然な経過を妨げることがある |
| 高熱やぐったりを「接種のせい」と決めつけ放置する | 別の感染症が隠れていることがある |
| 体調が悪い日に無理に接種する | 副反応か病気か判断しづらくなる |
よくある誤解
Q. 日本脳炎ワクチンは何歳から打ちますか?
A. 第1期は3歳から始めるのが標準です。その後、9歳ごろに第2期を1回追加します。詳しい時期は自治体の案内で確認しましょう。
Q. 人にうつる病気ですか?
A. 日本脳炎は人から人へはうつりません。蚊を介して感染するため、ワクチンと蚊対策の両方が予防に役立ちます。
Q. 第2期を打ったか覚えていません。
A. 母子健康手帳の記録を確認してください。わからないときは、かかりつけ小児科や自治体の予防接種窓口に相談しましょう。
Q. 接種後に少し熱が出ました。大丈夫?
A. 軽い発熱はよくみられ、多くは数日で落ち着きます。高熱が続く・ぐったりするときは受診してください。
Q. 接種時期や記録で迷ったら、どこに相談すればいい?
A. 第1期・第2期の進め方や打ち忘れの不安は、自治体の予防接種窓口やかかりつけ小児科に相談すると安心です。
この記事の根拠
- 国立感染症研究所「日本の予防接種スケジュール」
- 厚生労働省「予防接種・ワクチン」
- こども家庭庁「母子保健・予防接種」
- 日本小児科学会「一般の方へ」
まとめ
- 日本脳炎ワクチンは、蚊が媒介する重い脳炎を防ぐ定期接種です。
- 第1期(3歳〜・計3回)と第2期(9歳ごろ・1回)に分かれます。
- 第1期と第2期の間が数年あくため、打ち忘れに注意します。
- 接種部位の腫れや軽い発熱が出ても、多くは数日で落ち着きます。
- 記録の確認や接種もれの不安は、自治体やかかりつけ小児科に相談しましょう。
大切なお知らせ:この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。お子さんの体調や個別の状況については、かかりつけの小児科医にご相談ください。

