この記事のポイント
- 3〜6歳は鼻を自分でかむ練習ができる時期。片方ずつ・優しくかむのがコツです。
- 長引く鼻づまりや黄緑の鼻水は、副鼻腔炎のサインのことがあります。
- 季節で繰り返す鼻水・くしゃみ・目のかゆみは花粉症などアレルギーを疑います。
- 対象:3〜6歳ごろの鼻のケアやかみ方が気になる保護者。
まず確認したいこと(相談窓口)
| 気になること | まず相談する先 |
|---|---|
| 鼻づまり・青っぱなが長引く | 耳鼻咽喉科 |
| 頬や目の下を痛がる | 耳鼻咽喉科 |
| 季節ごとに鼻水・くしゃみが出る | 耳鼻咽喉科・かかりつけ小児科 |
| 夜間に呼吸が苦しそう・ぐったり | #8000・救急 |
重要:鼻のかみ方を覚えると鼻づまりがやわらぎますが、強くかみすぎると耳に負担がかかります。黄緑の鼻水が2週間以上続く、頬や目の下を痛がるときは副鼻腔炎のことがあり、耳鼻咽喉科での確認がすすめられます。季節性の症状は花粉症の可能性も考えます。
上手な鼻のかみ方の練習
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「鼻・のどの病気 Q&A」 より:鼻を正しくかむことは鼻づまりをやわらげる助けになるとされています。
- 片方の鼻を押さえ、もう片方ずつ優しくかむのが基本です。
- 一度に強くかむと耳に負担がかかるため、ゆっくり区切ります。
- ティッシュで「フーッ」と練習し、遊び感覚で覚えると続きます。
- 口で息を吸って鼻から出す感覚を一緒に練習すると上達します。
長引く鼻づまりと副鼻腔炎
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「こどもの病気」 より:鼻の炎症が長引くと副鼻腔炎につながることがあるとされています。
- 黄緑の鼻水が2週間以上続くときは副鼻腔炎を疑います。
- 頬や目の下の痛み、口呼吸、いびきがサインになります。
- 鼻づまりが続くと中耳炎を起こしやすくなることもあります。
- 長引く・繰り返すときは耳鼻咽喉科で原因を確認します。
花粉症などアレルギーのサイン
環境省「花粉症の情報」 より:花粉の飛散時期や対策の情報が紹介されています。
- 季節ごとに繰り返すさらさらの鼻水・くしゃみはアレルギーを疑います。
- 目のかゆみや充血を伴うことも多く、特定の時期に強まります。
- 外から帰ったら手洗い・洗顔で花粉を落とすと症状がやわらぎます。
- 室内に花粉を持ち込まない工夫も日常の対策になります。
受診とセルフケアの考え方
厚生労働省「花粉症Q&A集」 より:症状や生活への影響にあわせて対応を考えるとされています。
- 市販薬を自己判断で続けず、続く症状は受診で相談します。
- 鼻のかみすぎで鼻のまわりが荒れたら保湿でケアします。
- 加湿や水分補給は鼻づまりをやわらげる助けになります。
- 生活に支障が出るときは早めに耳鼻咽喉科で相談します。
やってはいけないこと
| やってはいけないこと | 理由 |
|---|---|
| 両方の鼻を一度に強くかむ | 耳に負担がかかり中耳炎の原因になることがある |
| 黄緑の鼻水が続くのを放置する | 副鼻腔炎を見逃すおそれがある |
| 大人用の市販薬を自己判断で使う | 用量・成分が子どもに合わないことがある |
| 鼻のまわりをこすりすぎる | 皮膚が荒れて痛みや赤みの原因になる |
| 季節性の症状を毎年我慢させる | アレルギーの適切な対応が遅れる |
よくある誤解
Q. 鼻のかみ方はいつから教えればいいですか?
A. 3歳前後から少しずつ練習できます。遊び感覚で「フーッ」と片方ずつかむ練習を続けると、無理なく身についていきます。
Q. 青っぱな(黄緑の鼻水)はすぐ抗菌薬が必要ですか?
A. 必ずしも必要とは限りません。続く期間や頬の痛みなどを見て、耳鼻咽喉科で原因に応じた対応を相談しましょう。
Q. 子どもでも花粉症になりますか?
A. なることがあります。季節ごとに繰り返す鼻水・くしゃみ・目のかゆみがあれば、耳鼻咽喉科やかかりつけ小児科で相談しましょう。
Q. 鼻づまりがひどいと中耳炎になりますか?
A. 鼻づまりが続くと中耳炎を起こしやすくなることがあります。耳を痛がるときは耳鼻咽喉科で確認すると安心です。
Q. 鼻の症状が続くとき、どこに相談すればいい?
A. 鼻づまりや副鼻腔炎の心配は耳鼻咽喉科へ、季節性の症状はかかりつけ小児科でも相談できます。
この記事の根拠
- 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「鼻・のどの病気 Q&A」「こどもの病気」
- 環境省「花粉症の情報」
- 厚生労働省「花粉症Q&A集」
まとめ
- 3〜6歳は鼻のかみ方を練習でき、片方ずつ優しくかむのがコツです。
- 黄緑の鼻水が長引く・頬を痛がるときは副鼻腔炎を疑い受診します。
- 季節で繰り返す鼻水・くしゃみ・目のかゆみは花粉症などを考えます。
- 鼻のかみすぎや荒れは保湿でケアし、加湿・水分も役立ちます。
- 鼻づまりや副鼻腔炎の心配は耳鼻咽喉科、季節性はかかりつけ小児科へ。
大切なお知らせ:この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。お子さんの鼻の状態や個別の判断については、耳鼻咽喉科やかかりつけの小児科医にご相談ください。

