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3〜5歳🏥健康・医療

子どもの歯科検診のポイントと準備:1歳半・3歳児健診の歯科+3か月ごとの定期検診──フッ化物塗布とむし歯予防

1歳半・3歳児健診で歯科検診は法定。それ以外は自主的に小児歯科で3〜6か月ごとの定期検診が推奨される。フッ化物塗布・歯磨き指導・咬合(噛み合わせ)チェックが中心。乳歯虫歯の早期発見・予防、永久歯への影響、学校歯科健診との連携まで整理しました。

012.kids 編集部公開: 2026-03-11更新: 2026-06-107分で読めます
情報の信頼性

情報源:日本小児歯科学会・日本歯科医師会・厚生労働省 ほか

作成:012.kids 編集部公開日:2026-03-11最終確認:2026-06-10参考文献:4
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この記事のポイント

  • まず結論1歳半・3歳児健診で歯科検診は法定、それ以外は 3〜6か月ごとの定期検診 が推奨
  • 中心フッ化物塗布・歯磨き指導・咬合チェック
  • 仕上げ磨きは小学校入学頃まで 継続推奨
  • 対象:1歳以降のお子さんを持つ保護者向け

受診のタイミング

状況 対応
すぐ受診(小児歯科) 歯の外傷(折れた・ぐらつく)/激しい歯痛/口の中の腫れ/進行したむし歯(黒い・痛い)
計画的に受診 3〜6か月ごとの定期検診/健診で指摘された/歯並びが気になる
健診で確認 1歳半・3歳児健診の歯科

子どもの歯科検診の体系

厚生労働省 歯科口腔保健の推進 より:

法定(無料)

  • 1歳6ヶ月健診の歯科:法定
  • 3歳児健診の歯科:法定
  • 就学時健診の歯科:学校保健安全法

学校歯科健診

  • 毎年(小・中・高):学校保健安全法
  • 学校歯科医 が実施

自主的な定期検診

  • 3〜6か月ごと:小児歯科で
  • フッ化物塗布:費用は地域・施設で
  • 多くの自治体で乳幼児医療証で無料

チェック項目

日本小児歯科学会 こどものお口の健康Q&A より:

主な検査項目

項目 内容
むし歯のチェック 現在のむし歯・進行度
歯並び・噛み合わせ 開咬・反対咬合・叢生
歯肉・歯周組織 炎症・出血
口腔粘膜 異常・舌小帯
歯垢・歯石 付着量
歯磨き指導 親の仕上げ磨き含め
フッ化物塗布(希望時) むし歯予防

乳歯の生え方

月齢・年齢 歯の本数
6〜10か月 下の前歯(中切歯)
1歳 6〜8本
2歳 16本前後
3歳 20本揃う(乳歯完了)

むし歯予防の3本柱

日本小児歯科学会 より:

① 仕上げ磨き

  • 歯が生え始めたら開始
  • 就寝前が最重要
  • 小学校入学頃まで継続 推奨
  • 「歯ブラシ+デンタルフロス」:永久歯萌出後
  • ヘッドの小さい子ども用歯ブラシ

② フッ化物(フッ素)

方法 内容
歯磨き粉 フッ化物入り(年齢別の濃度)
フッ化物塗布 歯科で3〜6か月ごと
フッ化物洗口 学校・家庭で(4歳以降)

歯磨き粉のフッ化物濃度

  • 6か月〜2歳:900〜1000ppm 米粒程度
  • 3〜5歳:900〜1000ppm グリーンピース程度
  • 6歳以降:1450ppm 1.5〜2cm

→ 日本小児歯科学会・日本歯科保存学会等の推奨(2023年)

③ 食習慣

  • だらだら食いを避ける:時間を決める
  • 甘い飲み物を控える:ジュース・スポーツドリンク
  • 就寝中の哺乳瓶でジュース・ミルクはNG
  • キシリトール:完全予防ではないが補助

哺乳瓶虫歯(ボトルカリエス)

日本小児歯科学会 より:

特徴

  • 就寝中の哺乳瓶でジュース・ミルク
  • 唾液が減る就寝中 に糖分が口内に長時間
  • 前歯のむし歯:急速に進行
  • 乳児・幼児に多い

予防

  • 就寝中の哺乳瓶=水・お茶
  • 就寝前に必ず歯を拭く・磨く
  • 断乳・卒乳のタイミング も考慮
  • 「夜泣きで哺乳瓶」を習慣化しない

「乳歯虫歯」を軽視しない

日本歯科医師会 テーマパーク8020 より:

影響

  • 永久歯の歯並び:乳歯虫歯で永久歯生え変わりに影響
  • 永久歯の質:乳歯虫歯の細菌が永久歯にも
  • 本人の痛み・不快
  • 食事・発音への影響

「いずれ抜ける乳歯」の誤解

  • 乳歯は永久歯の土台
  • 適切な治療・予防 が大事
  • 「抜けるから治療不要」は誤り

歯並び・噛み合わせ

日本小児歯科学会 より:

子どもの不正咬合

種類 特徴
開咬 前歯が噛み合わない
反対咬合 下の歯が前
過蓋咬合 噛み合わせが深い
叢生 歯が重なる
空隙歯列 隙間がある

「指しゃぶり・おしゃぶり」の影響

  • 長期使用で開咬・上顎前突 のリスク
  • 詳しくは別記事「指しゃぶり卒業」「おしゃぶり依存

矯正治療

  • 時期は症例による:乳歯期 or 永久歯期
  • 「気になれば小児歯科・矯正歯科に相談」
  • 自費治療 が中心

歯ブラシの選び方

日本小児歯科学会 より:

子ども用

  • ヘッドが小さい
  • 柔らかい毛
  • 持ちやすい柄
  • 年齢別の製品

親の仕上げ磨き用

  • 歯ブラシのヘッドが大きい
  • 大人用とは別の歯ブラシ
  • 本人の口に合ったサイズ

学校歯科健診との連携

日本学校保健会 より:

学校歯科健診

  • 毎年実施
  • 学校歯科医
  • 「むし歯」「歯並び」「歯肉炎」 をチェック
  • 要受診 の通知

「要受診」になったら

  • 指定された医療機関を受診
  • 「学校でやった」では済まない
  • 早期治療

むし歯になりにくい食生活

  • 甘い飲食物の頻度を減らす
  • 食後の歯磨き
  • 規則的な食事
  • キシリトール(補助)

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
「乳歯はいずれ抜ける」と治療放置 永久歯への影響
就寝中の哺乳瓶でジュース 哺乳瓶虫歯
だらだら食い 口内が酸性に長時間
仕上げ磨きを早く卒業 自己磨きの限界、小学校入学頃まで継続
甘いお菓子・ジュースを頻繁 むし歯リスク
「自費でフッ化物塗布」を「お金がもったいない」と省略 多くの自治体で乳幼児医療証で無料
学校歯科健診の「要受診」を放置 むし歯進行
3〜6か月の定期検診をしない 早期発見の機会を逃す

よくある誤解

Q. 乳歯のむし歯は治療不要?

A. NG。永久歯の土台・歯並び・本人の痛みに影響。

Q. フッ化物は有害?

A. 適切な濃度で安全、むし歯予防に大きな効果。日本小児歯科学会推奨。

Q. 仕上げ磨きは何歳まで?

A. 小学校入学頃まで 推奨、自己磨きの限界を補う。

Q. 哺乳瓶で寝かしつけてはダメ?

A. 水・お茶ならOK、ジュース・ミルク・甘い飲み物は哺乳瓶虫歯リスク。

Q. 子どもの矯正はいつから?

A. 症例による、気になれば小児歯科・矯正歯科で相談。

Q. 何科を受診すれば?

A. 小児歯科、矯正は 矯正歯科

この記事の根拠

  • 日本小児歯科学会 こどものお口の健康Q&A
  • 日本歯科医師会 テーマパーク8020
  • 厚生労働省 歯科口腔保健の推進
  • 日本学校保健会 学校保健の手引き

まとめ

  • 法定歯科健診:1歳半・3歳児健診・学校歯科健診
  • 3〜6か月ごとの定期検診 を推奨
  • むし歯予防3本柱:仕上げ磨き・フッ化物・食習慣
  • 就寝中の哺乳瓶でジュース・ミルクはNG:哺乳瓶虫歯
  • 仕上げ磨きは小学校入学頃まで 継続
  • 歯磨き粉のフッ化物濃度:年齢別の量で
  • 「乳歯はいずれ抜ける」と治療放置はNG

大切なお知らせ:本記事は公的機関・学会の発信情報をもとに012.kids編集部が独自にまとめた一般情報です。気になる症状があれば、必ず小児歯科にご相談ください。

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