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0〜2歳🏥健康・医療

乳幼児健診の一覧:いつ何をする?法定健診と任意健診の違い・月齢別チェック項目

1か月から5歳までの乳幼児健診を一覧表で整理。母子保健法の法定健診は1歳6か月と3歳の2つで、他は自治体により任意です。月齢別のチェック項目・費用・持ち物と、各健診の詳しい記事への入口をまとめました。

012.kids 編集部公開: 2025年12月1日更新: 2026年6月19日8分で読めます
情報の信頼性

情報源:厚生労働省・国立成育医療研究センター 公式情報

作成:012.kids 編集部公開日:2025年12月1日最終確認:2026年6月19日現在参考文献:4

※記載内容は上記時点の情報です。制度・数値・窓口などは変わることがあるため、重要な事項は公式情報でご確認ください。

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この記事のポイント

  • 乳幼児健診は「合否のテスト」ではなく、育ちを一緒に確認する場。発達や病気の早期発見と、保護者が不安を相談できる機会を兼ねています。
  • 母子保健法で全国一律に定められた「法定健診」は1歳6か月と3歳の2つ。それ以外(1か月・3〜4か月・6〜7か月・9〜10か月・1歳)は自治体により実施や費用の扱いが異なります。
  • 5歳児健診はこども家庭庁が2024年度から全国実施を推進している新しい健診です。
  • 「ひっかかった」と感じても、多くは様子をみる範囲。気になる点はその場でメモを見せて質問するのが一番確実です。
  • 対象:0歳〜就学前の子どもの乳幼児健診にのぞむ保護者。

まず確認したいこと(相談窓口)

気になること まず相談する先
発育・発達で気になる点がある かかりつけ小児科・乳幼児健診の場
夜間・休日に体調が急変した #8000(子ども医療電話相談)
けいれん・意識がない・呼吸が苦しい 119番(救急)
予防接種の時期や順番がわからない かかりつけ小児科

重要:乳幼児健診は自治体から案内が届く公的な制度です。受け忘れても多くの自治体で個別に相談・受診できます。「行けなかった」ことを責めず、まずはかかりつけ小児科に連絡しましょう。

乳幼児健診の一覧表:いつ・法定か任意か・何をみるか

厚生労働省「乳幼児健康診査について」 より:乳幼児健診は成長の節目に合わせて行われ、自治体から案内が届きます。

**親がいちばん混乱しやすいのは「どれが必ず受けるもので、どれが自治体次第なのか」**です。 母子保健法で全国一律に定められているのは 1歳6か月児健診と3歳児健診の2つだけで、 それ以外は自治体や医療機関によって実施形態・費用の扱いが変わります。

時期 位置づけ 実施形態 費用の目安 主にみる項目
1か月 多くの自治体で任意 出産した産科・小児科(個別) 費用助成のある自治体も増加 黄疸・体重・大泉門・原始反射/ママの産後うつ・体調・授乳
3〜4か月 多くの自治体で実施 多くは集団健診 無料 首すわり・追視・あやし笑い・原始反射の消失・先天性股関節脱臼
6〜7か月 法定健診ではない(多くは任意) 多くは小児科で個別 自治体により費用助成 寝返り・お座り・つかむ・人見知り・離乳食
9〜10か月 法定健診ではない(多くは任意) 多くは小児科で個別 自治体により費用助成 ハイハイ・つかまり立ち・パラシュート反射・つまみ食べ
1歳 多くは任意 集団/個別 任意の場合は自費のことも つかまり立ち・伝い歩き・指さし・単語・歯
1歳6か月 法定健診(母子保健法) 集団健診が多い 公費(無料) 歩行・有意語・指差し・積み木・歯
3歳 法定健診(母子保健法) 集団健診が多い 公費(無料) 視力・聴力(自宅で事前検査)・発達・言葉・社会性
5歳 こども家庭庁が2024年度から全国実施を推進 自治体により異なる 国の補助で実施を後押し 発達特性・集団生活への適応・就学準備

表の見方:「任意」は受けなくてよいという意味ではなく、国が一律に定めていないという意味です。 多くの自治体・医療機関では実施しており、発達の節目を確認する大切な機会になります。 実施の有無・費用・日程はお住まいの自治体の案内でご確認ください

  • 案内が届いたら、書かれた期間内に受けるのが基本です。
  • 都合が悪い日は遠慮なく自治体に連絡し、日程を調整できます。
  • 引っ越した場合も、転入先の自治体で続けて受けられます。

検査項目から詳しく知る

健診で行う個別の検査は、それぞれ詳しい記事があります。

気になること 関連する記事
目・見え方(3歳児健診の自宅検査) 子どもの弱視検査
耳・聞こえ(新生児聴覚スクリーニング) 子どもの聴力検査
歯・むし歯予防(1歳半・3歳児健診) 子どもの歯科検診
発達が気になる 発達スクリーニングとは
就学前・就学後の健診 学校の健康診断
血液検査の結果の見方 子どもの血液検査

乳幼児健診でみる主なチェック項目

国立成育医療研究センター「乳幼児健康診査身体診察マニュアル」 より:身長・体重などの計測に加え、発達や全身の状態を多面的に確認します。

  • 身長・体重・頭囲などを測り、成長曲線にそって育ちを確認します。
  • 首すわり・お座り・歩行など、月齢に応じた発達の目安をみます。
  • 目・耳・心臓・股関節など、全身の診察を行います。
  • 保護者の困りごとや育児の不安を聞き取る時間も含まれます。

母子保健のしくみと健診の位置づけ

厚生労働省「母子保健施策」 より:乳幼児健診は母子保健の柱の一つとして全国で実施されています。

  • 健診は病気や発達のつまずきを早めに見つける役割を担います。
  • 必要に応じて精密検査や専門医療機関の紹介につながります。
  • 健診結果は母子健康手帳に記録され、その後の見守りに使われます。
  • 引っ越し後も転入先の自治体で継続して受けられます。

予防接種と健診をあわせて整理する

国立感染症研究所「予防接種のスケジュール」 より:予防接種は健診とは別の制度ですが、同じ時期に重なることが多いため一緒に管理すると安心です。

  • 健診の機会に、次の予防接種の時期をかかりつけ小児科で確認できます。
  • スケジュールは複雑なので、母子健康手帳とあわせて管理します。
  • 接種もれに気づいたら、自己判断で省かずかかりつけ小児科に相談します。
  • 健診当日に体調が悪い場合は無理せず日程を調整します。

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
案内が来ても受けずに放置する 病気や発達のつまずきを見つける機会を逃す
健診で「他の子と違う」と過度に比べる 発達には個人差が大きく不安だけが募る
体調が悪いのに無理に受けさせる 正確に診られず子どもにも負担がかかる
気になる点を遠慮して質問しない せっかくの相談の機会を活かせない
予防接種の遅れを自己判断で省く かかりつけ小児科に相談すれば調整できる

よくある誤解

Q. 乳幼児健診は必ず受けないといけませんか?

A. 義務ではありませんが、公的にすすめられている大切な機会です。受け忘れても自治体やかかりつけ小児科で相談できます。

Q. 健診で「ひっかかった」ら障害があるということですか?

A. 多くは「もう少し様子をみましょう」という意味です。必要なら専門機関を紹介してもらえるので、過度に心配しすぎないことが大切です。

Q. 他の子より発達が遅いと指摘されたら?

A. 発達には大きな個人差があります。指摘の意図をその場で確認し、家庭でできることを聞いておくと安心です。

Q. 健診当日に持っていくものは?

A. 母子健康手帳と自治体からの案内、健康保険証が基本です。気になることをメモしておくと聞き漏らしを防げます。

Q. 健診で気になることがあったら、どこに相談すればいい?

A. 発育や発達の心配はかかりつけ小児科や健診の場で、夜間・休日の急な体調変化は#8000で相談できます。

この記事の根拠

  • 国立成育医療研究センター「乳幼児健康診査身体診察マニュアル」
  • 厚生労働省「乳幼児健康診査について」「母子保健施策」
  • 国立感染症研究所「予防接種のスケジュール」

まとめ

  • 乳幼児健診は合否のテストではなく、育ちを専門家と確認し不安を相談する場です。
  • 母子保健法の法定健診は1歳6か月と3歳の2つ。それ以外は自治体により実施・費用の扱いが異なるため、案内で確認します。
  • 健診では計測に加え、発達や全身の状態、保護者の困りごとまで幅広く確認します。
  • 「ひっかかった」と感じても多くは様子をみる範囲で、気になる点はその場で質問します。
  • 発育・発達の心配はかかりつけ小児科へ、急な体調変化は#8000へ相談しましょう。

大切なお知らせ:この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。お子さんの体調や個別の状況については、かかりつけの小児科医にご相談ください。

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