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6〜8歳🏥健康・医療

3〜6歳の中耳炎、聞こえと滲出性中耳炎に注意|受診の目安

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会や厚生労働省の情報をもとに、3〜6歳の中耳炎の症状・聞こえへの影響・受診の目安をまとめました。

012.kids 編集部公開: 2025年4月3日更新: 2026年6月19日8分で読めます
情報の信頼性

情報源:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会・厚生労働省 公式情報

作成:012.kids 編集部公開日:2025年4月3日最終確認:2026年6月19日現在参考文献:4

※記載内容は上記時点の情報です。制度・数値・窓口などは変わることがあるため、重要な事項は公式情報でご確認ください。

受診の目安

  • 高熱が続く・ぐったりしている・水分が取れない場合はすぐに受診
  • 症状が3日以上改善しない場合はかかりつけ医に相談
  • 夜間・休日の急な症状は#8000(子ども医療電話相談)

この記事は情報提供を目的としたものであり、医療上の助言ではありません。

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この記事のポイント

  • 3〜6歳は急性中耳炎が減る一方、痛みの少ない「滲出性中耳炎」に注意。聞こえにくさで気づくことがあります。
  • 症状を言葉で伝えられる年代。「耳が痛い」「耳がつまる」「聞こえにくい」を聞き逃さないようにします。
  • 聞こえの変化は早めに耳鼻咽喉科へ。テレビの音が大きい・呼んでも反応が薄いはサインです。
  • 対象:3〜6歳の子どもの中耳炎が心配な保護者。

まず確認したいこと(相談窓口)

気になること まず相談する先
耳痛・発熱・耳だれがある 耳鼻咽喉科・かかりつけ小児科
聞こえにくそう・耳がつまる 耳鼻咽喉科
夜間や休日に強く痛がる・高熱 #8000(こども医療電話相談)
ぐったり・けいれん・反応が鈍い 119番(救急)

重要:3〜6歳では急性の耳痛は減りますが、痛みのほとんどない「滲出性中耳炎」で中耳に液がたまり、聞こえにくくなることがあります。「テレビの音が大きい」「呼んでも振り向かない」が続くときは、耳鼻咽喉科で聞こえを確認しましょう。

3〜6歳の中耳炎の症状

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「こどもの病気(耳・鼻・のど)」 より:急性中耳炎は痛みと発熱を伴い、滲出性中耳炎は痛みが少なく聞こえの低下が中心とされています。

  • 急性中耳炎では「耳が痛い」と訴え、発熱を伴うことがある。
  • 滲出性中耳炎は痛みが少なく、聞こえにくさやつまった感じが主な症状。
  • テレビの音を大きくする・聞き返しが増える・呼んでも反応が薄い。
  • かぜや鼻炎、アレルギー性鼻炎のあとに起こりやすい。

滲出性中耳炎と聞こえへの影響

日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「耳鼻咽喉科 健康情報Q&A」 より:中耳に液がたまった状態が続くと、一時的に聞こえが低下することがあると説明されています。

  • 痛みがないため気づかれにくく、発見が遅れやすい。
  • 聞こえにくさが続くと、ことばの発達や園での会話に影響することがある。
  • 鼻づまりやアレルギー性鼻炎の管理が、改善につながることがある。
  • 経過観察で自然に治ることも多いが、長引く場合は治療を検討する。

家庭でできるホームケア

日本小児科学会「一般のみなさま向け情報」 より:子どもの体調変化は、家庭での観察と適切な受診の組み合わせが大切とされています。

  • 鼻水・鼻づまりはこまめにケアし、中耳の換気を助ける。
  • 痛みや発熱がつらいときは、医師の指示で解熱鎮痛薬を使う。
  • 普段から「呼んだら振り向くか」「聞き返しが多くないか」を見ておく。
  • 耳だれは入り口をやさしく拭く程度にし、奥はいじらない。

受診と救急のサインを見分ける

日本耳科学会「小児急性中耳炎診療ガイドライン」 より:症状や経過に応じて治療方針が決まるため、医師の診察に基づく判断が重要とされています。

  • 耳痛・発熱・耳だれが出たら、早めに耳鼻咽喉科を受診する。
  • 聞こえにくさが続くときは、痛みがなくても受診して確認する。
  • 処方薬は症状が軽くなっても、指示された期間まで続ける。
  • ぐったり・けいれん・反応が鈍いときは119番を考える。

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
聞こえにくさを「そのうち治る」と放置する 滲出性中耳炎が長引き、発達や会話に影響することがある
市販の点耳薬を自己判断で使う 鼓膜の状態が分からず、悪化や見落としを招く
耳かきや綿棒で耳の奥を掃除する 外耳や鼓膜を傷つけ、痛みや感染の原因になる
痛みが消えたら通院をやめる 中耳に液が残り、再発や聞こえに影響することがある
抗菌薬を途中で勝手にやめる 菌が残って再発・長引く原因になる

よくある誤解

Q. 痛がらないなら中耳炎の心配はない?

A. 滲出性中耳炎は痛みがほとんどありません。聞こえにくさやつまった感じが続くときは、痛みがなくても受診しましょう。

Q. 聞こえにくいのは集中していないだけ?

A. 中耳に液がたまって一時的に聞こえが落ちていることがあります。聞き返しが増えたら耳鼻咽喉科で確認します。

Q. 滲出性中耳炎は放っておけば治る?

A. 自然に治ることも多いですが、長引くと聞こえに影響します。経過を医師に診てもらいながら判断するのが安心です。

Q. プールやお風呂の水で中耳炎になる?

A. 中耳炎の主な原因は鼻やのどからの感染です。外耳に入る水が直接の原因になることは多くありません。

Q. 中耳炎が心配なとき、どこに相談すればいい?

A. 耳の症状や聞こえの変化はまず耳鼻咽喉科へ、発熱など全身の様子はかかりつけ小児科へ。夜間・休日は#8000が使えます。

この記事の根拠

  • 日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会「こどもの病気(耳・鼻・のど)」「耳鼻咽喉科 健康情報Q&A」
  • 日本小児科学会「一般のみなさま向け情報」
  • 日本耳科学会「小児急性中耳炎診療ガイドライン」

まとめ

  • 3〜6歳は急性中耳炎が減り、痛みの少ない滲出性中耳炎に注意が必要です。
  • 聞こえにくさ・聞き返しの増加・反応の薄さは、中耳炎のサインのことがあります。
  • 家庭では鼻水ケアと聞こえの観察を続け、自己流の点耳・耳かきは避けます。
  • 聞こえの変化や耳痛が続くときは、早めに耳鼻咽喉科を受診します。
  • 耳の症状は耳鼻咽喉科、夜間・休日の急な変化は#8000に相談しましょう。

大切なお知らせ:この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。お子さんの体調や個別の状況については、かかりつけの小児科医や耳鼻咽喉科医にご相談ください。

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