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0〜2歳🏥健康・医療

1ヶ月健診のポイントと準備:産後初の母子健診──黄疸・体重・授乳・ママの産後うつチェックも

1ヶ月健診は退院後初の母子健診で、出生医療機関または小児科で受診する。赤ちゃんは黄疸・体重増加・大泉門・心音・原始反射、ママは産後うつ・体調・授乳をチェック。ビタミンK2シロップ・乳児湿疹・授乳相談など産後初期の不安解消の場として活用しましょう。

012.kids 編集部公開: 2026-03-11更新: 2026-06-106分で読めます
情報の信頼性

情報源:厚生労働省・こども家庭庁・日本小児科学会 ほか

作成:012.kids 編集部公開日:2026-03-11最終確認:2026-06-10参考文献:4
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この記事のポイント

  • まず結論:1ヶ月健診は 退院後初の母子健診、産後初期の不安を相談する場
  • 赤ちゃん:黄疸・体重・大泉門・原始反射
  • ママ:産後うつ・体調・授乳
  • 対象:生後1か月前後の赤ちゃんを持つ保護者向け

親のリアルな本音

「退院してから初の健診。先生に何を聞けばいいか分からない」

「体重順調?母乳足りてる?ミルク足してOK?不安だらけ」

「夜泣きで寝てない。私の心がもう限界、健診で言ってもいい?」

SNSや子育てコミュニティでよく聞かれる本音です(編集部が想定した典型例として整えています)。産後の心身が不安定 な時期、健診は親のセルフケアの場でもあります。

受診のタイミング

状況 対応
すぐ受診(小児科・救急) 黄疸の悪化(皮膚・白目が黄色く濃くなる)/哺乳力低下・体重↓/呼吸が苦しい/38度以上の発熱/ぐったり
早めに相談(保健センター・小児科) 体重増加が気になる/授乳がうまくいかない/ママの体調が悪い/産後うつのサイン
健診で相談 育児の不安/心配なこと/産後の体調

1ヶ月健診の位置づけ

厚生労働省 乳幼児健康診査の手引き より:

法定健診と任意健診

  • 1ヶ月健診は多くの自治体で任意(法定は1歳半・3歳児健診)
  • 多くは出生した産科 または 紹介された小児科
  • 費用助成のある自治体 も増加
  • 母子手帳と一緒に案内 されることが多い

受診のスタイル

スタイル 内容
産科で母子同日 出産した産婦人科で母児ともに
小児科で赤ちゃん 紹介された小児科で
産科と別 ママは産科・赤ちゃんは小児科を別日で

施設により異なる、案内に従う。

赤ちゃんのチェック項目

日本小児科学会 より:

身体測定

  • 体重:出生体重との比較、増加量
    • 目安:1日25〜30g増 が標準
    • 1か月で500〜1000g増
  • 身長:1か月で約4〜5cm増
  • 頭囲:1か月で約3cm増
  • 成長曲線 にプロット

黄疸

  • 新生児黄疸の遷延:1か月時点で続いていないか
  • 核黄疸予防:脳への影響リスク
  • 母乳性黄疸 vs 病的黄疸の判別

全身診察

  • 大泉門:閉じすぎ・開きすぎでないか
  • 心音・呼吸:先天性心疾患のチェック
  • 腹部:肝脾腫
  • 股関節:先天性股関節脱臼
  • :臍ヘルニア・臍肉芽腫

原始反射

  • モロー反射
  • 吸啜反射
  • 把握反射
  • 歩行反射 など
  • 正常な発達のサイン

ビタミンK2 シロップ

厚生労働省 授乳・離乳の支援ガイド より:

  • 新生児期から1か月まで複数回投与:出生時・退院時・1か月
  • 乳児ビタミンK欠乏性出血症の予防
  • 新ガイドライン(2021年〜):3か月まで週1回投与する施設も
  • 施設の指示に従う

ママのチェック項目

こども家庭庁 産後ケア事業 より:

産後の体調

  • 悪露:量・色・臭い
  • 会陰・帝王切開の傷の治り
  • 乳腺:張り・痛み
  • 下腹部痛:子宮復古の状態

産後うつのスクリーニング

  • エジンバラ産後うつ病自己評価票(EPDS) を使うことも
  • 「赤ちゃんを可愛いと思えない」
  • 「眠れない」「食欲がない」
  • 「自分を責めてしまう」
  • 「死にたい」「消えたい」
  • → これらは すぐ専門相談

授乳・栄養

  • 完母 / 混合 / 完ミ の状況
  • 母乳分泌
  • 痛み・乳腺炎
  • 赤ちゃんの飲み方
  • ミルクの量・回数

持ち物

  • 母子健康手帳
  • 問診票(事前記入)
  • 健康保険証
  • 乳幼児医療証
  • おむつ・着替え
  • ミルク・授乳ケープ
  • 聞きたいことのメモ

当日の流れ

一般的な流れ

  1. 受付・問診票提出
  2. 身体測定:体重・身長・頭囲
  3. 問診:保健師・看護師
  4. 診察:小児科医・産科医
  5. 保健指導:栄養・育児
  6. 個別相談

所要時間

  • 30〜60分 程度
  • 待ち時間:施設により

健診を活用するコツ

聞きたいことをメモ

  • 黄疸・湿疹・体重
  • 授乳・ミルクの量
  • 夜泣き・睡眠
  • 沐浴・スキンケア
  • 予防接種スケジュール
  • 発達の心配

ママ自身のことも

  • 体調・睡眠
  • 心の状態
  • 育児不安
  • パートナーとの関係
  • 家族のサポート

「ちょっとしたこと」も相談

  • 「些細」と感じても聞く
  • 専門家の言葉を持ち帰る
  • 次の健診まで待たない:必要なら再受診

「乳児湿疹」の相談

  • 生後1か月頃に多発
  • 顔・頭に赤いブツブツ
  • 皮脂分泌の影響
  • 多くは保湿で改善
  • アトピー性皮膚炎の前駆 のことも

→ 詳しくは別記事「乳児湿疹」を参照。

予防接種スケジュール

国立感染症研究所 予防接種スケジュール も健診で確認:

1か月時点で接種開始

  • B型肝炎:1か月健診頃から
  • ロタウイルス:生後6週から
  • 2か月から:Hib・肺炎球菌・四種混合・ロタ・B肝の同時接種開始

接種計画

  • 同時接種が標準:複数を1回で
  • かかりつけ医と相談

産後うつへの備え

こども家庭庁 産後ケア事業 より:

産後うつのサイン

  • 2週間以上 強い気分の落ち込み
  • 眠れない・食べられない
  • 赤ちゃんを可愛いと思えない
  • 自分を責めてしまう
  • 「死にたい」「消えたい」

相談先

  • 保健センター:地域の支援
  • 産後ケア事業:助産師訪問・宿泊・通所
  • 子育て世代包括支援センター
  • 精神科・心療内科
  • 24時間相談(よりそいホットライン等)

「親も支援される対象」

  • 「我慢」より「相談」
  • パートナー・家族・友人にも頼る
  • 完璧主義を捨てる

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
健診を「ただの儀式」と考える 産後初期の貴重な相談機会
問診票に見栄を張る 必要な支援を逃す
ママの体調を伏せる 産後うつの見逃し
「些細なこと」と相談を控える せっかくの機会
黄疸の悪化を様子見 核黄疸リスク
ビタミンK2 シロップを自己判断で省略 出血症リスク
「私だけ大変」と孤立 産後うつ・育児疲労
次の健診まで連絡せず 不安は早めに相談

よくある誤解

Q. 1ヶ月健診は必須?

A. 多くは任意(法定ではない)ですが、受診を強く推奨。

Q. ママだけ別日でも大丈夫?

A. OK、施設に確認。母子同日が多いが別日も。

Q. 母乳だけで体重増えてる?

A. 健診で確認。1日25〜30g 増えていれば OK。

Q. 産後うつかも、どうしたら?

A. 健診で必ず相談、保健センター・産後ケア事業へ。

Q. 何科を受診すれば?

A. 小児科(赤ちゃん)と 産婦人科(ママ)、産後ケアは 保健センター

Q. 健診を受けないとどうなる?

A. 発達・健康の見落としリスク、ぜひ受診を。

この記事の根拠

  • 厚生労働省 乳幼児健康診査の手引き
  • こども家庭庁 産後ケア事業
  • 厚生労働省 授乳・離乳の支援ガイド
  • 日本小児科学会 新生児の特徴と病気

まとめ

  • 1ヶ月健診は 退院後初の母子健診、産後初期の不安を相談する場
  • 赤ちゃん:黄疸・体重・大泉門・原始反射・ビタミンK2
  • ママ:産後うつ・体調・授乳
  • 多くは任意(法定ではない)、ただし受診を強く推奨
  • 「些細」でも相談を、せっかくの機会
  • 産後うつ は健診で必ず相談、隠さない
  • 2か月から予防接種スケジュール 開始

大切なお知らせ:本記事は公的機関・学会の発信情報をもとに012.kids編集部が独自にまとめた一般情報です。お子さま・保護者の個別の状況については、小児科・産婦人科・保健センターにご相談ください。

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