毎年夏になると、子どもの熱中症が大きな問題になります。子どもは大人より熱中症にかかりやすい特徴を持っています。正しい知識で、しっかり予防しましょう。
子どもが熱中症になりやすい理由
- 体温調節機能が未熟: 汗腺の発達が不十分
- 地面からの照り返し: 身長が低い分、路面の熱を受けやすい
- 自覚症状に気づきにくい: 遊びに夢中になると体調変化を見逃す
予防のポイント
水分補給
- 喉が渇く前にこまめに飲む(20〜30分ごと)
- 水やお茶が基本。大量に汗をかいた場合は経口補水液も
- 冷たすぎる飲み物は胃腸に負担がかかるので注意
服装と装備
- 通気性の良い明るい色の服を選ぶ
- 帽子は必ず着用
- 首元を冷やすタオルや冷却グッズも有効
活動の調整
- 暑さ指数(WBGT)31以上は原則運動中止
- 10〜14時の最も暑い時間帯は屋内で過ごす
- 休憩をこまめに取る(15〜20分ごと)
熱中症の初期症状
以下の症状が見られたらすぐに対応が必要です:
- めまい・立ちくらみ
- 大量の発汗、またはまったく汗をかかない
- 筋肉のけいれん
- 頭痛・吐き気
- ぐったりしている
応急処置
- 涼しい場所に移動: 木陰やエアコンの効いた室内へ
- 体を冷やす: 首・脇の下・太ももの付け根を冷やす
- 水分補給: 意識がはっきりしていれば経口補水液を少しずつ
- 119番通報: 意識がもうろうとしている場合はすぐに救急車を
学校での対策
学校へ水筒を持参させ、授業中でも水分補給ができるよう担任の先生と確認しておくと安心です。体育の授業や課外活動時の対応についても、学校の方針を把握しておきましょう。
大切なお知らせ: この記事は公的機関や専門家の発信情報をもとに編集部がまとめたものです。お子さま一人ひとりの状況は異なりますので、心配なことがあれば小児科の先生に相談してくださいね。
