メインコンテンツへスキップ
9〜10歳🏥健康・医療

【6〜9歳】子どもの熱中症対策|運動・登下校・応急処置のポイント

厚生労働省・環境省・日本スポーツ協会などの情報をもとに、6〜9歳(小学校低学年)の熱中症を運動・登下校・応急処置の場面ごとにまとめました。

012.kids 編集部公開: 2025年4月15日更新: 2026年6月19日8分で読めます
情報の信頼性

情報源:厚生労働省・環境省・こども家庭庁・日本スポーツ協会 公式情報

作成:012.kids 編集部公開日:2025年4月15日最終確認:2026年6月19日現在参考文献:4

※記載内容は上記時点の情報です。制度・数値・窓口などは変わることがあるため、重要な事項は公式情報でご確認ください。

受診の目安

  • 高熱が続く・ぐったりしている・水分が取れない場合はすぐに受診
  • 症状が3日以上改善しない場合はかかりつけ医に相談
  • 夜間・休日の急な症状は#8000(子ども医療電話相談)

この記事は情報提供を目的としたものであり、医療上の助言ではありません。

共有LINEX

この記事のポイント

  • 6〜9歳は「自分の不調を言葉にしにくい」世代。遊びや運動に夢中になり、のどの渇きを後回しにしがちです。
  • WBGT(暑さ指数)を見て、運動の可否を大人が決めるのが基本。気温だけでなく湿度・日差しも見ます。
  • 登下校・校庭遊び・習い事の3場面が要注意。出る前の水分補給と帽子で予防の半分は終わります。
  • 対象:小学校低学年(6〜9歳ごろ)の子どもをもつ保護者。

まず確認したいこと(相談窓口)

気になること まず相談する先
顔が赤い・ぐったり・少量の水しか飲めない かかりつけ小児科
夜間・休日に体調が急変して迷う #8000(小児救急電話相談)
意識がもうろう・けいれん・自力で水分がとれない 119番(救急要請)
学校の暑さ対策や運動中止の基準を知りたい 担任・学校

重要:熱中症は「意識がはっきりしているか」「自分で水分がとれるか」が分かれ目です。呼びかけへの反応が鈍い、ぐったりして水を飲めないときは、応急処置を続けるより119番が優先です。

運動・体育で気をつけること

日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防」 より:暑さ指数(WBGT)が高い日は、運動の強度を下げる・中止する判断が示されています。

  • WBGTが高い日は、激しい運動や長時間の屋外活動を控えます。
  • 運動の前・途中・後に、こまめに水分と塩分をとります。
  • 休憩を「がまんさせず」定期的に入れ、日陰で体を冷やします。
  • 「まだ平気」と言う子ほど無理をしやすいので、大人が止めます。

登下校・外遊びでの熱中症対策

こども家庭庁「子どもの事故防止に関する取組」 より:屋外での暑さによる体調不良は、出かける前の備えで減らせるとされています。

  • 家を出る前にコップ1杯の水分をとり、水筒を持たせます。
  • つばのある帽子をかぶり、首元の日差しもさえぎります。
  • ランドセルや荷物が重い日は、こまめな休憩を意識させます。
  • 真夏の日中(特に12〜15時)の外遊びは時間を短く調整します。

強い日差し・気温だけでない暑さの影響

環境省「紫外線環境保健マニュアル」 より:日差しの強さや照り返しは体温を上げやすく、対策が役立つとされています。

  • アスファルトの照り返しで、地面に近い子どもは体感温度が高くなります。
  • 風がなく湿度が高い日は、汗が蒸発しにくく熱中症が起きやすいです。
  • 木陰や屋根のある場所を選ぶだけでも、体への負担が下がります。
  • 帽子・通気性のよい服で、直射日光をできるだけ避けます。

熱中症かなと思ったときの応急処置

厚生労働省「熱中症予防のための情報・資料サイト」 より:涼しい場所での休息・体の冷却・水分補給が基本とされています。

  • まず涼しい日陰やエアコンの効いた室内へ移動させます。
  • 衣服をゆるめ、首・わきの下・足の付け根を保冷剤などで冷やします。
  • 意識があれば、塩分を含む飲み物を少しずつ飲ませます。
  • 反応が鈍い・水を飲めないときは、無理に飲ませず119番に連絡します。

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
「がまんできるでしょ」と運動を続けさせる 重症化のサインを見逃しやすい
のどが渇いてから水分をとらせる 渇きを感じた時点で軽い脱水のことがある
ぐったりした子に無理やり水を飲ませる 誤って気道に入る危険がある
真夏の車内や締め切った室内に短時間でも残す 短時間でも車内温度が急上昇し危険
暑い日の運動可否を子どもの「平気」に任せる 子どもは無理を自覚しにくい

よくある誤解

Q. 水分さえとっていれば熱中症は防げますか?

A. 水分は大切ですが、汗で塩分も失われます。涼しい場所での休憩や、衣服・帽子での暑さ対策もあわせて必要です。

Q. 子どもは大人より暑さに強いのでは?

A. 逆です。体が小さく地面に近いぶん照り返しの影響を受けやすく、体温調節も発達途中のため注意が必要です。

Q. 曇りの日なら熱中症の心配はいりませんか?

A. 曇りでも気温と湿度が高ければ起こります。日差しがなくても汗が蒸発しにくい日は油断できません。

Q. スポーツドリンクは普段から飲ませたほうがいい?

A. 大量に汗をかく運動時には役立ちますが、日常的な大量摂取は糖分のとりすぎになります。普段は水や麦茶で十分です。

Q. 熱中症が心配なときは、どこに相談すればいい?

A. 軽い不調はかかりつけ小児科へ、夜間・休日に迷うときは#8000へ、意識がもうろうとするなど重い症状は119番に連絡してください。

この記事の根拠

  • 厚生労働省「熱中症予防のための情報・資料サイト」
  • 日本スポーツ協会「スポーツ活動中の熱中症予防」
  • こども家庭庁「子どもの事故防止に関する取組」
  • 環境省「紫外線環境保健マニュアル」

まとめ

  • 6〜9歳は不調を言葉にしにくいため、運動の可否や休憩は大人が決めます。
  • WBGT(暑さ指数)が高い日は、運動の強度を下げるか中止します。
  • 登下校・外遊びは、出る前の水分補給と帽子で予防の多くができます。
  • 応急処置は「涼しい場所・体を冷やす・水分」。飲めないときは119番です。
  • 軽い不調は小児科、夜間・休日の迷いは#8000、重症は119番に相談します。

🏥 お住まいの地域の夜間・休日の初期救急・二次救急・#8000・医療費助成などの窓口は、地域別 子どもの小児科・救急ガイドでまとめて確認できます。

大切なお知らせ:この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。お子さんの体調や個別の状況については、かかりつけの小児科医にご相談ください。

共有LINEX
🌱

次のステージ:Upper Stage11〜12歳

お子さんが成長したら、こちらもどうぞ

あわせて読みたい

当サイトの情報は公的機関や専門家の発信をもとに編集部が独自にまとめたものです。各情報源の機関が監修・承認したものではありません。健康や発達について心配がある場合は医師や専門家にご相談ください。