この記事のポイント
- 小学生は就寝時刻が遅れやすい。習い事やゲーム、スマホで夜更かしになり、寝つきが悪くなりがちです。
- 必要睡眠時間は6〜12歳でおおむね9〜12時間が目安。朝すっきり起きられるかが手がかりです。
- 整えるのは「起きる時刻」から。就寝より起床を一定にするほうがリズムは安定します。
- 対象:6〜9歳ごろの子どもの睡眠に悩む保護者。
まず確認したいこと(相談窓口)
| 気になること | まず相談する先 |
|---|---|
| 寝つきの悪さ・朝起きられない状態が続く | かかりつけ小児科 |
| 強いいびき・寝ている間の息止まり | かかりつけ小児科 |
| 学校生活への影響が気になる | 学校(担任・養護教諭)・文部科学省 学校保健の情報 |
| 夜間・休日に体調が心配 | #8000(小児救急相談) |
重要:就寝が遅い・寝つきが悪い多くは生活リズムで整います。ただし、強いいびきや息が止まる様子、朝どうしても起きられない状態が続くときは、睡眠の問題が隠れていることもあるため、かかりつけ小児科で相談しましょう。
6〜9歳に必要な睡眠時間の目安
厚生労働省「睡眠(健康づくりのための情報)」 より:年齢に応じて必要な睡眠時間には幅があるとされています。
- 6〜12歳はおおむね9〜12時間が一つの目安です。
- 起床時刻から逆算して、就寝時刻のめやすを決めます。
- 必要な睡眠時間には個人差があり、朝の目覚めが手がかりになります。
- 足りているかは「朝すっきり起きられるか」で見ます。
寝つきをよくする生活リズム
文部科学省「学校保健」 より:規則正しい生活習慣が、子どもの学習や健康を支えるとされています。
- まず起きる時刻を一定にすると、夜の寝つきも整いやすくなります。
- 休日に寝坊しすぎるとリズムが崩れやすくなります。
- 寝る前は照明を落とし、静かに過ごす時間に切り替えます。
- 入眠の流れを毎日同じにすると、寝つきが安定しやすくなります。
寝る前のスマホ・ゲームとの付き合い方
日本小児科医会「スマホ・メディアと子どもの生活」 より:就寝前の強い光や刺激は、寝つきに影響しうるとされています。
- 寝る前のスマホ・ゲーム・動画は寝つきを妨げやすくなります。
- 使う時間を決め、就寝前は手放すルールを家庭で共有します。
- 興奮する内容は夜の寝つきに残りやすいので早めに切り上げます。
- 寝室に機器を持ち込まない工夫も寝つきに役立ちます。
続く不眠・朝起きられないときの見極め
日本小児科学会「子どもの健康・病気の解説」 より:睡眠の問題には、生活習慣のものと受診が必要なものがあるとされています。
- 生活を整えても寝つきが悪い状態が続くときは相談を考えます。
- 強いいびきや息止まりは、睡眠の質に関わることがあります。
- 朝どうしても起きられず学校に影響するときは小児科で相談します。
- 睡眠は整えるもの。続く不調は様子見せず受診で見極めます。
やってはいけないこと
| やってはいけないこと | 理由 |
|---|---|
| 寝る直前までスマホ・ゲームをさせる | 強い光と刺激で寝つきが悪くなる |
| 休日に昼まで寝坊させる | 生活リズムが崩れ、週明けに寝つきが悪くなる |
| 寝室にスマホやゲーム機を持ち込ませる | 夜更かしや睡眠の中断につながりやすい |
| 必要睡眠時間の数字だけにこだわる | 個人差が大きく親子とも疲れやすい |
| 強いいびき・無呼吸を様子見で放置する | 受診が必要なサインを見逃すことがある |
よくある誤解
Q. 子どもが夜更かしぎみでも、本人が平気そうなら大丈夫ですか?
A. 朝すっきり起きられず日中眠そうなら睡眠が足りていないサインかもしれません。起床時刻と朝の様子を手がかりにします。
Q. 必要な睡眠時間は必ず守らないとダメですか?
A. 目安には幅があります。合計の睡眠と朝の目覚めを見て、数字に縛られすぎないことが大切です。
Q. 寝る前のスマホは少しなら問題ないですか?
A. 短時間でも強い光や興奮で寝つきが悪くなることがあります。就寝前は手放すルールが効果的です。
Q. 朝どうしても起きられないのは怠けですか?
A. 怠けと決めつけないことが大切です。睡眠不足や体の問題のこともあるため、続くときは小児科に相談します。
Q. 睡眠の悩みが続くとき、どこに相談すればいい?
A. 寝つきの悪さや朝起きられない状態が続くとき、いびきや無呼吸が気になるときはかかりつけ小児科へ、夜間・休日は#8000に相談できます。
この記事の根拠
- 厚生労働省「睡眠(健康づくりのための情報)」
- 文部科学省「学校保健」
- 日本小児科医会「スマホ・メディアと子どもの生活」
まとめ
- 小学生は夜更かしで就寝が遅れやすく、寝つきが悪くなりがちです。
- 必要な睡眠時間は6〜12歳で9〜12時間が目安。朝の目覚めを手がかりにします。
- まず起きる時刻を一定にすると、夜のリズムも整いやすくなります。
- 寝る前のスマホ・ゲームは控え、寝室に持ち込まない工夫が役立ちます。
- 強いいびきや無呼吸、続く不眠は様子見せず小児科に相談しましょう。
大切なお知らせ:この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。お子さんの体調や個別の状況については、かかりつけの小児科医にご相談ください。

