メインコンテンツへスキップ
6〜8歳💚メンタル・心理

小1の登校しぶり、行きたくないと言い出したときの初期対応

文部科学省や国立成育医療研究センターの情報をもとに、低学年の登校しぶり(不登校の初期サイン)への家庭での向き合い方をまとめました。

012.kids 編集部公開: 2025年8月5日更新: 2026年6月19日8分で読めます
情報の信頼性

情報源:文部科学省・国立成育医療研究センター 公式情報

作成:012.kids 編集部公開日:2025年8月5日最終確認:2026年6月19日現在参考文献:4

※記載内容は上記時点の情報です。制度・数値・窓口などは変わることがあるため、重要な事項は公式情報でご確認ください。

共有LINEX

この記事のポイント

  • 登校しぶりは「怠け」ではなくサイン。「行きたくない」の裏には不安や疲れが隠れていることが多く、まず気持ちを受け止めます。
  • 理由探しより安心の確保が先。原因が一つに特定できないこともあるため、責めずに安心できる関わりを優先します。
  • 無理な登校は逆効果になりうる。腹痛などの不調が続くときは、担任や小児科と早めに連携します。
  • 対象:登校しぶりが気になる小学校低学年の保護者。

まず確認したいこと(相談窓口)

気になること まず相談する先
学校での様子・欠席の相談 担任・学校
気持ちのケア・関わり方 スクールカウンセラー
腹痛・頭痛など体の不調 かかりつけ医・小児科
不安や落ち込みが強い 児童精神科・自治体のこころの健康相談

重要:登校しぶりに「絶対に休ませない」「すぐ無理させない」という決まった正解はありません。本人の様子を見ながら、早めに担任・学校やスクールカウンセラーと連携し、家庭だけで抱え込まないことが大切です。

登校しぶりに見られるサイン

国立成育医療研究センター「こころの診療(児童・思春期)」 より:心の負担が体の不調として現れることが説明されています。

  • 朝になると腹痛・頭痛・吐き気を訴え、休日は元気になることがあります。
  • 玄関で固まる、泣く、布団から出られないなどの様子が見られます。
  • 寝つきが悪い・食欲が落ちるなど生活面に変化が出ることもあります。
  • これらは怠けではなく、不安や疲れのサインとして受け止めます。

家庭での初期対応のコツ

文部科学省「児童生徒の心のケア」 より:安心できる関わりが回復の土台になると示されています。

  • 「行きたくない」を否定せず、まず気持ちを言葉で受け止めます。
  • 理由を問い詰めず、「つらかったね」と寄り添う姿勢を伝えます。
  • 朝は叱らず、登校・欠席を本人と相談しながら柔軟に考えます。
  • 家を安心できる場にし、生活リズムを保つよう支えます。

学校との連携の進め方

文部科学省「不登校への支援」 より:早期の連携と多様な支援の選択肢が示されています。

  • 早めに担任・学校に状況を伝え、対応を一緒に考えます。
  • スクールカウンセラーに本人や家庭の相談を継続的に行います。
  • 登校の形(時間短縮・別室など)を学校と柔軟に検討します。
  • 学校と家庭で情報を共有し、対応の足並みをそろえます。

専門家に相談する目安

厚生労働省「こころの健康」 より:不調が続くときは専門家とつながることがすすめられています。

  • 腹痛や頭痛など体の不調が長引くときは、かかりつけ医・小児科で確認します。
  • 強い不安・落ち込み・無気力が続くときは早めに相談します。
  • 登校しぶりが長期化し、生活が回らなくなる前に支援を求めます。
  • 家庭だけで抱えず、専門家とつながることが回復を助けます。

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
「怠けないで」と叱って無理に登校させる 不安が強まり状態が悪化することがある
腹痛などの不調を仮病と決めつける 心や体のサインを見逃してしまう
理由を問い詰めて原因を特定しようとする 本人が追い詰められ話せなくなる
学校に相談せず家庭だけで抱える 連携が遅れ対応の選択肢が狭まる
兄弟や他の子と比べて責める 自己否定を強め回復を遠ざける

よくある誤解

Q. 甘やかすと余計に休みぐせがつきませんか?

A. 気持ちを受け止めることと甘やかしは別です。安心が回復の土台になり、無理な登校はかえって不安を強めることがあります。

Q. とにかく行かせれば慣れますか?

A. 慣れる子もいますが、強い不安があると逆効果になることもあります。本人の様子を見ながら学校と相談して進めます。

Q. 朝だけ腹痛が出るのは仮病ですか?

A. 心の負担が体の不調として出ることはよくあります。仮病と決めつけず、続くときは小児科で確認すると安心です。

Q. 原因をはっきりさせるべきですか?

A. 原因が一つに特定できないことも多く、理由探しより安心の確保が先です。問い詰めは逆効果になりやすいです。

Q. 登校しぶりが続くときは、どこに相談すればいい?

A. まず担任・学校やスクールカウンセラーへ、体の不調や強い不安が続くときはかかりつけ医・小児科に相談すると安心です。

この記事の根拠

  • 文部科学省「不登校への支援」
  • 文部科学省「児童生徒の心のケア」
  • 国立成育医療研究センター「こころの診療(児童・思春期)」
  • 厚生労働省「こころの健康」

まとめ

  • 登校しぶりは怠けではなく、不安や疲れのサインとして受け止めます。
  • 理由を問い詰めるより、まず気持ちを受け止め安心を確保します。
  • 「絶対に休ませない」「無理させない」という一律の正解はありません。
  • 早めに担任・学校やスクールカウンセラーと連携し、家庭で抱え込みません。
  • 腹痛など体の不調が続くときは、かかりつけ医・小児科に相談しましょう。

大切なお知らせ:この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。お子さんの様子や個別の状況については、担任・学校やスクールカウンセラー、かかりつけの小児科医にご相談ください。

共有LINEX
🌱

次のステージ:Mid Stage9〜10歳

お子さんが成長したら、こちらもどうぞ

あわせて読みたい

当サイトの情報は公的機関や専門家の発信をもとに編集部が独自にまとめたものです。各情報源の機関が監修・承認したものではありません。健康や発達について心配がある場合は医師や専門家にご相談ください。