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9〜10歳💚メンタル・心理

いじめのあとの心のケア、子どもが元気を取り戻すまでの支え方

文部科学省や国立成育医療研究センターの情報をもとに、いじめを経験した子どもの心の回復と、家庭・学校でできる支え方をまとめました。

012.kids 編集部公開: 2025年8月4日更新: 2026年6月19日8分で読めます
情報の信頼性

情報源:文部科学省・国立成育医療研究センター 公式情報

作成:012.kids 編集部公開日:2025年8月4日最終確認:2026年6月19日現在参考文献:4

※記載内容は上記時点の情報です。制度・数値・窓口などは変わることがあるため、重要な事項は公式情報でご確認ください。

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この記事のポイント

  • いじめのあとの心のケアは「安心」が第一。原因追及や励ましより、まず家が安全な場所だと感じられることが回復の土台です。
  • 回復のペースは子どもごとに違う。早く元気になる子も、時間がかかる子もいます。比べず本人のペースを尊重します。
  • 眠れない・食べられない・気力が落ちるが続くなら相談どき。家庭だけで抱えず専門家とつながります。
  • 対象:いじめを経験した小学生の心のケアに悩む保護者。

まず確認したいこと(相談窓口)

気になること まず相談する先
いじめの事実確認・学校での対応 担任・学校
子どもの気持ちのケア スクールカウンセラー
こころの不調が続く かかりつけ医・小児科
落ち込みや不安が強い 児童精神科・自治体のこころの健康相談

重要:いじめの解決と、子どもの心のケアは別々に進める必要があります。学校には事実確認と再発防止を、心の回復はスクールカウンセラーやかかりつけ医・小児科と一緒に支えていきましょう。

いじめのあとに見られる心の変化

国立成育医療研究センター「こころの診療(児童・思春期)」 より:つらい体験のあとに見られる心身の反応が説明されています。

  • 眠れない・食欲が落ちる・お腹や頭が痛いなど体に出ることがあります。
  • 急に怒りっぽくなる、逆に無気力になるなど感情の波が出やすくなります。
  • 学校や人との関わりを避けたくなることもあります。
  • こうした反応は異常ではなく、心が回復しようとする過程の一つです。

家庭でできる心のケア

文部科学省「児童生徒の心のケア」 より:安心できる関わりが子どもの回復を支えると示されています。

  • 「話したくなったら聞くよ」と、急かさず待つ姿勢を伝えます。
  • 原因や反省を問い詰めず、まず気持ちを否定せず受け止めます。
  • 食事・睡眠など生活リズムを整え、安心できる日常を取り戻します。
  • 「あなたは悪くない」というメッセージを繰り返し伝えます。

学校との連携と再発防止

文部科学省「いじめ問題への取組」 より:いじめへの組織的な対応と再発防止の重要性が示されています。

  • 事実確認や対応は担任・学校に求め、家庭だけで抱え込みません。
  • 子どもが安心して通える環境づくりを学校と一緒に考えます。
  • スクールカウンセラーを活用し、本人の気持ちを継続的に支えます。
  • 学校と家庭で情報を共有し、対応の足並みをそろえます。

専門家に相談する目安

厚生労働省「こころの健康」 より:不調が続くときは専門家とつながることがすすめられています。

  • 眠れない・食べられない状態が2週間以上続く。
  • 強い落ち込みや不安、自分を責める言葉が増える。
  • 学校や外出を強く避け、生活が回らなくなる。
  • これらが見られるときは、かかりつけ医・小児科や児童精神科に相談します。

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
「気にしすぎ」と気持ちを軽く扱う 本人が話せなくなり孤立を深める
早く立ち直るよう励まし続ける 回復を急かしプレッシャーになる
いじめの原因を本人に問い詰める 「自分が悪い」と感じさせてしまう
学校への対応を家庭だけで抱える 再発防止が進まず負担が偏る
不調のサインを様子見で放置する 回復が長引き悪化することがある

よくある誤解

Q. 元気そうに見えれば大丈夫ですか?

A. 子どもは気を使って明るくふるまうことがあります。眠りや食欲、表情の変化もあわせて見守ることが大切です。

Q. 早く忘れさせたほうがいいですか?

A. 無理に忘れさせようとすると、かえって気持ちを話せなくなります。本人のペースで整理できるよう待つことが回復を助けます。

Q. 親が強くなれと励ますべきですか?

A. 励ましより「あなたは悪くない」と安心を伝えるほうが支えになります。強さを求める言葉が負担になることもあります。

Q. 加害側との話し合いは必要ですか?

A. 対応は学校と相談しながら進めます。本人の気持ちを最優先にし、無理な対面はさせないようにします。

Q. 心のケアで迷ったときは、どこに相談すればいい?

A. 学校での対応は担任・学校へ、心のケアはスクールカウンセラーやかかりつけ医・小児科に相談すると安心です。

この記事の根拠

  • 文部科学省「いじめ問題への取組」
  • 文部科学省「児童生徒の心のケア」
  • 国立成育医療研究センター「こころの診療(児童・思春期)」
  • 厚生労働省「こころの健康」

まとめ

  • いじめのあとの心のケアは、原因追及より「安心できる日常」を取り戻すことが土台です。
  • 回復のペースは子どもごとに違い、急かさず本人のペースを尊重します。
  • いじめの解決は学校と、心のケアはスクールカウンセラーやかかりつけ医・小児科と分けて進めます。
  • 眠れない・食べられない・無気力が2週間以上続くなら専門家に相談します。
  • 「あなたは悪くない」というメッセージを繰り返し伝えることが回復を支えます。

大切なお知らせ:この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。お子さんの様子や個別の状況については、担任・学校やスクールカウンセラー、かかりつけの小児科医にご相談ください。

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