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9〜10歳💚メンタル・心理

6〜9歳の「折れない心」を育てる|失敗や挫折から立ち直る力

文部科学省・国立成育医療研究センターの情報をもとに、6〜9歳のレジリエンス(折れない心)の育て方、やってはいけない関わり、相談先をまとめました。

012.kids 編集部公開: 2025年7月23日更新: 2026年6月19日8分で読めます
情報の信頼性

情報源:文部科学省・国立成育医療研究センター 公式情報

作成:012.kids 編集部公開日:2025年7月23日最終確認:2026年6月19日現在参考文献:4

※記載内容は上記時点の情報です。制度・数値・窓口などは変わることがあるため、重要な事項は公式情報でご確認ください。

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この記事のポイント

  • 6〜9歳は「比べて落ち込む」場面が増える時期。テストや友達関係でのつまずきから立ち直る力=レジリエンスが問われます。
  • 失敗を「終わり」でなく「途中」と意味づける。「まだできない」と「もうダメ」では立ち直りが大きく変わります。
  • 挑戦と安心の両方が必要。安心できる家庭を土台に、適度な挑戦を支えます。
  • 対象:6〜9歳の子どもの「折れない心」を育てたい保護者。

まず確認したいこと(相談窓口)

気になること まず相談する先
学校でのつまずき・友達関係 担任の先生・スクールカウンセラー
落ち込みが長く日常に支障が出る かかりつけ医・小児科
親子だけで関わりに行き詰まる 自治体のこころの健康相談
不安や特性が強く気になる 児童精神科・専門の相談

重要:折れない心は一度の声かけで身につくものではありません。失敗のたびに激しく崩れ、学校に行けないほどの落ち込みが続くときは、スクールカウンセラーやかかりつけ医に相談する目安です。「もっと強く」と追い込まないことも大切です。

レジリエンスは学童期にも伸びる

国立成育医療研究センター「子どもの心の診療ネットワーク事業」 より:困難に向き合う力は、安心できる関係と経験のなかで育つとされています。

  • 6〜9歳は比較や評価が増え、自信が揺れやすい時期です。
  • 安心して相談できる大人がいると、立ち直りの土台になります。
  • 失敗をどう意味づけるかで、立ち直りの早さが変わります。
  • レジリエンスは性格でなく、育てられる力だと考えます。

失敗を「途中」と意味づける関わり

国立教育政策研究所「非認知能力の育成に関する調査研究」 より:やり抜く力や自分への信頼などの非認知能力が、学びを支えるとされています。

  • 「できない」ではなく「まだできない」と言い換えて伝えます。
  • 結果より「どう工夫したか」の過程に目を向けてほめます。
  • 「失敗は学びのもと」を、親の失敗談を交えて伝えます。
  • できた経験を振り返り、「乗り越えた事実」を本人に意識させます。

挑戦を支える声かけと環境

文部科学省「児童生徒の生徒指導に関する情報」 より:子どもの自己理解と挑戦を支える関わりが重視されています。

  • 少し難しい課題に挑む経験が、自信と立ち直る力を育てます。
  • うまくいかなくても、挑戦したこと自体を認めます。
  • 「どうすれば次うまくいくか」を一緒に考えます。
  • 他の子と比べず、その子自身の伸びを見ます。

折れない心を支える毎日の土台

厚生労働省「こころの健康に関する情報」 より:睡眠・生活リズムの安定が、心の状態を支えるとされています。

  • 睡眠不足や疲れは、気持ちの立て直しを難しくします。
  • 安心して弱音を吐ける家庭が、挑戦のエネルギーになります。
  • 失敗を責めない環境が、もう一度やってみように変わります。
  • 育ちには波があるため、長い目で見守ります。

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
失敗を先回りしてすべて防ぐ 立ち直る経験そのものが奪われる
「根性が足りない」と突き放す 安心感が崩れ、挑戦を避けるようになる
失敗を責め続ける 失敗=怖いものになり、新しい挑戦を避ける
結果や順位だけをほめる できないと価値がないと感じやすい
他の子と比べてけしかける 自信が育たず、自己否定が強まる

よくある誤解

Q. 折れない心は厳しく鍛えれば育つ?

A. 厳しさだけでは育ちません。安心して相談できる関係を土台に、適度な挑戦を支えることが大切です。

Q. 失敗させないほうがいいですか?

A. 安全な範囲の失敗は学びの機会です。立ち直りを支えるほうが、長い目で見て力になります。

Q. すぐ諦める子はどうすれば?

A. 課題を小さく区切り、できた部分を一緒に確認します。「乗り越えた経験」が次の挑戦を支えます。

Q. 落ち込みやすい性格は変わりますか?

A. 気質の影響はありますが、失敗の意味づけや声かけで立ち直り方は変えられます。性格を否定する必要はありません。

Q. 心の育ちが気になるとき、どこに相談すればいい?

A. 学校での様子は担任やスクールカウンセラーへ、落ち込みが長く続くときはかかりつけ医や自治体のこころの健康相談に相談すると安心です。

この記事の根拠

  • 国立成育医療研究センター「子どもの心の診療ネットワーク事業」
  • 国立教育政策研究所「非認知能力の育成に関する調査研究」
  • 文部科学省「児童生徒の生徒指導に関する情報」
  • 厚生労働省「こころの健康に関する情報」

まとめ

  • 6〜9歳は比較や評価が増え、立ち直る力=レジリエンスが問われます。
  • 失敗を「終わり」でなく「まだ途中」と意味づける関わりが鍵です。
  • 結果より過程をほめ、乗り越えた経験を本人に意識させます。
  • 安心できる家庭を土台に、適度な挑戦を支えます。
  • 落ち込みが長く続くときは担任やかかりつけ医に相談しましょう。

大切なお知らせ:この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。お子さんの様子や個別の状況については、かかりつけの小児科医やスクールカウンセラー、担任の先生にご相談ください。

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当サイトの情報は公的機関や専門家の発信をもとに編集部が独自にまとめたものです。各情報源の機関が監修・承認したものではありません。健康や発達について心配がある場合は医師や専門家にご相談ください。