この記事のポイント
- 搾乳器は「手動か電動か」で選ぶ。たまに使うなら手動、毎日・両胸を短時間でなら電動が向いています。
- 必須の道具ではない。手で搾る方法もあり、使うかどうかは授乳スタイルや復職予定で決めて構いません。
- 衛生管理が最優先。部品の消毒や搾乳した母乳の保存ルールを守らないと感染のリスクがあります。
- 対象:0歳の授乳期に母乳を搾る場面がある保護者。
まず確認したいこと(相談窓口)
| 気になること | まず相談する先 |
|---|---|
| 母乳の量・乳房の張りや痛み | かかりつけ産婦人科・助産師 |
| 母乳保存や授乳の進め方の不安 | かかりつけ小児科・自治体の母子保健窓口 |
| 製品の不具合・リコール情報 | 自治体の窓口・消費者ホットライン188 |
| 部品の破損や赤ちゃんの誤飲 | かかりつけ小児科・119番(緊急時) |
重要:搾乳器は便利ですが、乳房の張りや痛み、しこり、発熱があるときは製品選び以前に医療職への相談が先です。搾乳器で無理に搾ると悪化することもあります。授乳のトラブルは助産師やかかりつけの医療機関に相談しましょう。
搾乳器は手動と電動でどう違う?
こども家庭庁「母子保健に関する取組」 より:授乳の方法は家庭の状況に応じて柔軟に考えることが大切とされています。
- 手動式は安価で静かに使え、外出先やたまの搾乳に向いています。
- 電動式は短時間で搾れて手が疲れにくく、毎日使う人に向いています。
- 両胸同時に搾れるダブルタイプは、復職して頻繁に搾る人に便利です。
- 搾乳器は必須ではなく、手で搾る方法でも母乳は続けられます。
使うタイミングと頻度で選ぶ
こども家庭庁「こどもの安全に関する取組」 より:育児用品は使う場面と頻度に合わせて選ぶことが望ましいとされています。
- 預けて働く予定なら、まとめて搾れる電動式が負担を減らします。
- 体調不良や乳房の張りを和らげる程度なら手動式で十分なこともあります。
- 使う頻度が読めないうちは、まず手動式から試す家庭も多くあります。
- 高機能でも使わなければ意味がないため、生活に合うかで選びます。
搾乳器の衛生管理と消毒
消費者庁「子どもを事故から守る!」 より:乳幼児が口にする物に関わる用品は、清潔な手入れが欠かせないとされています。
- 搾乳器の部品は使うたびに分解して洗い、消毒します。
- 哺乳瓶と同じく煮沸・電子レンジ・薬液の方法から選べます。
- パッキンや弁など細かい部品は劣化しやすく、定期的に交換します。
- 部品が欠けたり変形したら、衛生面と安全面から使用をやめます。
搾乳した母乳の保存ルール
消費者庁「子どもの事故防止に関する注意喚起」 より:乳幼児用品の誤った使い方は事故につながると注意喚起されています。
- 搾乳した母乳は清潔な保存容器・保存袋に入れ、日時を記録します。
- 冷蔵・冷凍の保存期間の目安は、かかりつけの医療機関で確認します。
- 一度温めた母乳の再加熱・作り置きは避け、飲み残しは廃棄します。
- 電子レンジでの加熱は熱むらでやけどの恐れがあり、避けるのが安全です。
やってはいけないこと
| やってはいけないこと | 理由 |
|---|---|
| 乳房の痛みや発熱を放置して搾乳器を使う | 乳腺炎などを悪化させる恐れがある |
| 部品の消毒を省く | 雑菌が繁殖し赤ちゃんの感染につながる |
| 劣化したパッキンや弁を使い続ける | 吸引力低下や破損・誤飲の原因になる |
| 搾乳した母乳を常温で長く置く | 雑菌が繁殖し衛生上危険 |
| 電子レンジで母乳を加熱する | 熱むらでやけどや成分劣化の恐れがある |
よくある誤解
Q. 搾乳器は必ず必要ですか?
A. 必須ではありません。手で搾る方法もあり、預けて働く予定や乳房の張りの有無など、家庭の状況で必要かどうかを決めて構いません。
Q. 手動と電動はどちらがいいですか?
A. たまに使うなら手動、毎日まとめて搾るなら電動が向いています。使う頻度と予算で選びましょう。
Q. 搾乳器を使えば母乳の量は増えますか?
A. 必ず増えるとは限りません。母乳の分泌は体調や授乳回数にも左右されるため、量の悩みは助産師に相談するのが確実です。
Q. 搾乳した母乳はどれくらい保存できますか?
A. 冷蔵・冷凍で目安は異なります。保存期間や扱い方は、かかりつけの医療機関で確認すると安心です。
Q. 搾乳や母乳のことで困ったときは、どこに相談すればいい?
A. 乳房の張りや痛みは産婦人科・助産師へ、製品の不具合は自治体の窓口や消費者ホットライン188に相談しましょう。
この記事の根拠
- こども家庭庁「母子保健に関する取組」「こどもの安全に関する取組」
- 消費者庁「子どもを事故から守る!(子どもの事故防止)」
- 消費者庁「子どもの事故防止に関する注意喚起」
まとめ
- 搾乳器は「手動か電動か」を使う頻度と生活スタイルで選びます。
- 必須の道具ではなく、手で搾る方法でも母乳は続けられます。
- 部品の消毒と定期交換を徹底し、清潔に保つことが安全の前提です。
- 搾乳した母乳は保存ルールを守り、飲み残しや作り置きは避けます。
- 乳房の張りや痛みは助産師・産婦人科、製品の不具合は消費者ホットライン188へ相談しましょう。
大切なお知らせ:この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。授乳や乳房の状況については、かかりつけの産婦人科医や助産師にご相談ください。

