この記事のポイント
- 時短家事の核心は「やらないことを決める」。全部を完璧にやろうとするほど時間も気力も足りなくなります。
- 減らす・仕組み化する・任せるの3段階で考えると、自分に合う削り方が見つかります。
- 家事は「誰の仕事か」を曖昧にしない。担当を見える形にすると、一人に偏る不公平が減ります。
- 対象:0〜2歳ごろの子どもを育てながら家事の負担に悩む保護者。
まず確認したいこと(相談窓口)
| 気になること | まず相談する先 |
|---|---|
| 疲れがとれない・気分が沈む | かかりつけの小児科・医療機関 |
| 育児や生活全般の不安・健診 | 地域の保健センター |
| 家事育児支援サービスや制度 | 自治体の窓口(子育て支援担当など) |
重要:家事の時短は「がんばる量を増やす」ことではなく「やらないことを決める」ことです。心身の疲れが抜けない状態が続くときは、一人で抱え込まず、地域の保健センターや自治体の窓口に支援サービスがないか相談しましょう。
まず「やらない家事」を決める
総務省「生活時間に関する統計」 より:家事や育児にかかる時間は家庭で大きく異なり、時間の使い方を見直す視点が示されています。
- 毎日の家事を書き出し、「毎日やる」「数日に一度でよい」を仕分けます。
- アイロンや念入りな掃除など、頻度を下げてよい家事を先に減らします。
- 「やらない」と決めた家事への罪悪感を手放すことが時短の第一歩です。
- 完璧な状態を基準にせず、回る最低ラインを家族で決めます。
仕組み化で「考える時間」を消す
厚生労働省「仕事と家庭の両立支援」 より:家庭の手順を共有し負担を分散させる工夫が、両立の支えになるとされています。
- 献立を曜日で固定すると「今日何作る」の判断疲れがなくなります。
- 日用品はまとめ買い・定期購入にし、買い忘れと買い物回数を減らします。
- 洗濯や食器は「ためない・すぐ回す」を習慣にすると山にならず楽です。
- 物の定位置を決めると、探す時間と片付けの手間が同時に減ります。
夫婦で家事を「見える形」に分ける
内閣府男女共同参画局「男女共同参画白書」 より:家事・育児の負担が一方に偏りやすい現状があり、分担の見直しが課題とされています。
- 家事を一覧にして「誰の担当か」を書き出すと、偏りが目に見えます。
- 「気づいた人がやる」だけだと負担が偏るので、担当を決めて固定します。
- 名もなき家事(在庫管理・予定調整)も担当として割り当てます。
- 完璧を求め合わず、相手のやり方に口を出しすぎないことが続けるコツです。
家電・サービスに任せる判断
厚生労働省「テレワークの推進」 より:働き方の柔軟化に合わせ、家庭の時間配分を見直す選択肢があるとされています。
- 食洗機・乾燥機など「時間を返す家電」は、空いた時間の価値で判断します。
- 導入前に家計への影響を確認し、無理のない範囲で取り入れます。
- 家事代行や宅配サービスは、繁忙期だけ使うなど部分的な利用も有効です。
- 「お金で時間を買う」発想は、心の余裕を取り戻す手段として現実的です。
やってはいけないこと
| やってはいけないこと | 理由 |
|---|---|
| すべての家事を毎日完璧にこなす | 時間も気力も枯れ、続かない |
| 担当を決めず「気づいた人」任せ | 負担が一方に偏り不満がたまる |
| 相手の家事のやり方に細かく口を出す | 協力する気持ちをくじく |
| 家計を無視して家電を一気に買う | 負担が別の不安に変わる |
| つらさを一人で抱え込み我慢する | 心身の不調につながりやすい |
よくある誤解
Q. 時短家事はやることを速くこなすことですか?
A. 違います。まず「やらない家事」を決めて総量を減らすのが基本です。速さより削減です。
Q. 家電を買えば家事は楽になりますか?
A. 助けにはなりますが、何を任せるかの判断が先です。家計との兼ね合いも確認します。
Q. 家事分担はきっちり半分にすべきですか?
A. 均等より「誰が何の担当か」を見える形にするほうが、不公平感が減って続きます。
Q. 手を抜くと家庭がだらしなくなりませんか?
A. 全部を抜くのではなく、頻度を下げてよい家事を選ぶだけです。回る最低ラインを保てば十分です。
Q. 家事や育児の負担がつらいとき、どこに相談すればいい?
A. 体や気分の不調はかかりつけの医療機関へ、生活全般の不安や支援サービスは地域の保健センターや自治体の窓口に相談すると安心です。
この記事の根拠
- 総務省「生活時間に関する統計」
- 内閣府男女共同参画局「男女共同参画白書」
- 厚生労働省「仕事と家庭の両立支援」「テレワークの推進」
まとめ
- 時短家事の出発点は「やらない家事を決める」こと。総量を減らすのが先です。
- 献立固定・まとめ買い・定位置など仕組み化で、判断と探し物の時間を消します。
- 家事は担当を見える形に分け、一人に偏らないようにします。
- 家電やサービスは家計と相談しつつ、時間と心の余裕を買う手段として使います。
- 心身の疲れや負担がつらいときは、保健センターや自治体の窓口に相談しましょう。
大切なお知らせ:この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。お子さんの体調やご家庭の個別の状況については、かかりつけの医療機関や地域の保健センターにご相談ください。

