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6〜8歳🌍社会・環境

子どもの権利条約とは?家庭でできる4つの権利の教え方

ユニセフ・こども家庭庁・文部科学省の情報をもとに、子どもの権利条約の4つの原則と、家庭で権利を尊重する具体的な接し方をまとめました。

012.kids 編集部公開: 2025年6月13日更新: 2026年6月19日8分で読めます
情報の信頼性

情報源:ユニセフ・こども家庭庁・文部科学省 公式情報

作成:012.kids 編集部公開日:2025年6月13日最終確認:2026年6月19日現在参考文献:4

※記載内容は上記時点の情報です。制度・数値・窓口などは変わることがあるため、重要な事項は公式情報でご確認ください。

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この記事のポイント

  • 子どもの権利条約は子どもを「権利の主体」と位置づける。守られるだけでなく、意見を聞かれる存在だと定めています。
  • 4つの原則がベース。差別の禁止・子どもの最善の利益・生きる育つ権利・意見の尊重の4つが柱です。
  • 権利=わがままではない。日常の中で「あなたの気持ちを大事にするよ」と伝えることが家庭でできる教え方です。
  • 対象:子どもの権利を家庭で伝えたい、3〜12歳ごろの子どもの保護者。

まず確認したいこと(相談窓口)

気になること まず相談する先
子どもの様子や発達の心配 かかりつけ小児科
学校での人権・いじめに関わる悩み 学校(担任・スクールカウンセラー)
子育てや家庭の相談 自治体の子育て・家庭相談の窓口
家庭内のトラブルや安全の不安 警察相談専用 #9110

重要:子どもの権利を尊重することは、しつけを放棄することではありません。気持ちを受け止めつつ必要な枠を示すことが、権利を守る関わりです。困ったときは学校や自治体の窓口に相談しましょう。

子どもの権利条約とは何か

日本ユニセフ協会「子どもの権利条約」 より:子どもの権利条約は、18歳未満のすべての子どもが持つ権利を国際的に定めた条約です。

  • 日本も批准しており、国内の施策の基盤になっています。
  • 子どもを「守られる存在」かつ「権利を持つ主体」と位置づけます。
  • 生きる・育つ・守られる・参加する、という4つの分野の権利があります。
  • 家庭・学校・社会のすべてで尊重されるべきものとされています。

4つの一般原則を知っておく

こども家庭庁「こども基本法とこども施策」 より:こども基本法は、子どもの権利条約の精神にのっとり、子どもの意見の尊重などを基本理念に掲げています。

  • 差別の禁止:すべての子どもが等しく権利を持ちます。
  • 子どもの最善の利益:子どもにとって最もよいことを第一に考えます。
  • 生きる権利・育つ権利:健やかに成長できることを保障します。
  • 意見を表明し尊重される権利:年齢に応じて意見を聞かれます。

家庭で権利を伝える具体的な接し方

文部科学省「人権教育に関する情報」 より:人権を尊重する態度は、日常の関わりの積み重ねの中で育つとされています。

  • 子どもの「いやだ」「こうしたい」をまず最後まで聞きます。
  • 決定の理由を説明し、頭ごなしに押しつけないようにします。
  • 「あなたの気持ちは大事」と言葉と態度で伝えます。
  • 権利には責任も伴うことを、発達に合わせて少しずつ伝えます。

権利を「わがまま」と誤解しないために

こども家庭庁「こども大綱」 より:子どもの意見の尊重と、健やかな育ちの保障を両立させる視点が示されています。

  • 意見を聞くことと、すべて要求を通すことは別のことです。
  • 危険なことや人を傷つけることには、はっきり枠を示します。
  • 「気持ちは受け止める、でもこれはダメ」と分けて伝えます。
  • 権利の尊重は、安心して自分を出せる土台づくりでもあります。

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
子どもの意見を頭ごなしに否定する 「言っても無駄」と感じ、自己表現をやめる
権利=何でも許すことだと誤解する 必要なしつけや安全の枠が示せなくなる
「子どものくせに」と発言を軽視する 意見を尊重される権利を損なう
体罰や脅しでしつける 子どもの心身を傷つけ権利を侵害する
理由を説明せず命令だけで動かす 納得感が育たず、考える力を奪う

よくある誤解

Q. 子どもに権利を教えるとわがままになりませんか?

A. なりません。権利を聞くことと要求を全部通すことは別です。気持ちは受け止めつつ、必要な枠を示すことが両立します。

Q. 権利条約は何歳から関係しますか?

A. 生まれたときから18歳未満のすべての子どもが対象です。年齢に応じて伝え方を変えれば、小さい子にも関わります。

Q. 「意見を尊重する」とは要求をのむことですか?

A. 違います。意見を最後まで聞き、決定の理由を説明することです。結論が違っても、聞かれた経験そのものに意味があります。

Q. しつけと権利の尊重は両立しますか?

A. 両立します。気持ちを受け止めながら危険なことには枠を示す関わりが、権利を守るしつけです。

Q. 子どもの権利や人権で悩んだときは、どこに相談すればいい?

A. 学校でのいじめや人権に関わることは担任やスクールカウンセラーへ、家庭の相談は自治体の窓口を利用すると安心です。

この記事の根拠

  • 日本ユニセフ協会「子どもの権利条約」
  • こども家庭庁「こども基本法とこども施策」「こども大綱」
  • 文部科学省「人権教育に関する情報」

まとめ

  • 子どもの権利条約は、子どもを権利の主体として位置づける国際条約です。
  • 差別の禁止・最善の利益・生きる育つ権利・意見の尊重が4つの柱です。
  • 権利を教えることはわがままを認めることとは違います。
  • 気持ちを受け止めつつ枠を示すことが、家庭でできる権利の尊重です。
  • 人権やいじめの悩みは学校へ、家庭の相談は自治体の窓口へ。

大切なお知らせ:この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。お子さんや家庭の個別の状況については、学校や自治体の相談窓口にご相談ください。

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当サイトの情報は公的機関や専門家の発信をもとに編集部が独自にまとめたものです。各情報源の機関が監修・承認したものではありません。健康や発達について心配がある場合は医師や専門家にご相談ください。