この記事のポイント
- **緊急連絡先は「1枚にまとめて見える場所に貼る」**のが基本。家族の誰が見てもすぐ電話できる状態にしておきます。
- 命に関わるときは110番(警察)・119番(救急・火事)。迷う・困るレベルなら相談用の番号を使い分けます。
- **子ども自身にも「名前・住所・親の電話」**を年齢に合わせて少しずつ覚えてもらうと安心です。
- 対象:保育園〜小学校低学年の子どもがいる保護者。
まず確認したいこと(相談窓口)
| 気になること | まず連絡する先 |
|---|---|
| 命に関わる急病・大けが・火事 | 119番(救急・消防) |
| 事件・事故・身の危険 | 110番(警察・緊急) |
| 緊急ではない警察への相談 | 警察相談専用#9110 |
| 商品やサービスのトラブル | 消費者ホットライン188 |
| 子育て全般の困りごと | 自治体の窓口・かかりつけ小児科 |
重要:「110番すべきか迷う」程度のことは、緊急ではない相談として#9110が使えます。緊急の119番・110番を「念のため」で多用せず、本当に急ぐときに回線を空けておく意識が、結果的に地域全体の安全につながります。
緊急連絡先を1枚にまとめておく
こども家庭庁「子ども・若者育成支援推進に関する情報」 より:家庭での備えと地域の見守りを組み合わせることが、子どもの安全に役立つとされています。
- 自宅の住所・最寄りの目印を、電話口ですぐ言えるよう紙に書いておきます。
- 保護者の携帯番号、勤務先、祖父母など複数の連絡先を並べます。
- かかりつけ小児科と、夜間に行ける近くの医療機関を書き添えます。
- 冷蔵庫や電話台など、家族みんなが見る場所に貼っておきます。
110番・119番の使い分け
内閣府「交通安全に関する情報」 より:事故や急な危険に備え、通報の手順を家庭で共有しておくことがすすめられています。
- 119番は急病・大けが・火事のとき。落ち着いて住所と状況を伝えます。
- 110番は事件・交通事故・身の危険を感じたとき。緊急の連絡先です。
- どちらも「何が・どこで・誰が」を簡潔に伝えると的確に動いてもらえます。
- 子どもにも「119はけが・火事、110はこわいこと」とだけ伝えておきます。
緊急ではないけれど困ったとき
消費者庁「子どもの事故防止に関する情報」 より:日常の小さなトラブルにも、相談先を知っておくことが安心につながるとされています。
- 警察相談専用#9110は、緊急ではない不安や相談ごとの窓口です。
- 商品・契約・お金のトラブルは消費者ホットライン188に相談できます。
- 子育て全般の困りごとは、自治体の窓口が相談の入口になります。
- 体調の不安はかかりつけ小児科に、まず電話で聞くのが確実です。
子ども自身が言える情報を増やす
こども家庭庁「子ども・子育て本部の取組」 より:子どもの発達に応じて、安全に関する力を少しずつ育てることが大切とされています。
- 自分の名前・年齢を、はっきり言えるよう普段から練習します。
- 住所や親の電話番号は、年齢に合わせて無理なく覚えてもらいます。
- 「困ったら近くの大人や店の人に頼っていい」と伝えておきます。
- 緊急連絡先のメモを、子どものカバンにも入れておくと安心です。
やってはいけないこと
| やってはいけないこと | 理由 |
|---|---|
| 連絡先を保護者の頭の中だけにしておく | いざというとき家族の誰も電話できない |
| 緊急でない用事で119番・110番を使う | 本当に急ぐ通報の妨げになる |
| 子どもに番号だけ丸暗記させて意味を教えない | とっさに正しく使えない |
| 古い番号・引っ越し前の住所のまま貼っておく | 通報・連絡が届かず時間を失う |
| 「自分で全部対応しなさい」と突き放す | 子どもが助けを求められなくなる |
よくある誤解
Q. 110番か119番か迷ったら、とりあえずどちらでもいい?
A. 急病・大けが・火事は119番、事件・身の危険は110番です。判断がつかないほど緊急なら119番にかけ、状況を伝えれば案内してもらえます。
Q. 緊急ではないけれど不安なとき、110番してもいい?
A. 緊急でない相談は警察相談専用#9110を使います。110番は急を要するときに空けておきましょう。
Q. 子どもにはいつから緊急番号を教えればいい?
A. 数字が言える年齢になったら、「119はけが・火事」など意味とセットで少しずつ伝えれば十分です。
Q. スマホがあれば連絡先メモは要らない?
A. 充電切れや本人が操作できない場面もあります。紙の一覧を見える場所に貼っておくと家族の誰でも対応できます。
Q. 緊急時の備えで迷ったら、どこに相談すればいい?
A. 子育て全般は自治体の窓口、体調面はかかりつけ小児科、緊急でない不安は警察相談専用#9110が相談先になります。
この記事の根拠
- こども家庭庁「子ども・若者育成支援推進に関する情報」「子ども・子育て本部の取組」
- 消費者庁「子どもの事故防止に関する情報」
- 内閣府「交通安全に関する情報」
まとめ
- 緊急連絡先は1枚にまとめ、家族の誰でも見える場所に貼っておきます。
- 命に関わるときは119番・110番、緊急でない相談は#9110を使い分けます。
- 商品やお金のトラブルは消費者ホットライン188に相談できます。
- 子ども自身にも名前・住所・親の電話を年齢に合わせて覚えてもらいます。
- 番号は引っ越しなどのたびに見直し、古い情報のままにしないようにします。
大切なお知らせ:この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。お子さんの体調や個別の状況については、かかりつけの小児科医や自治体の窓口にご相談ください。

