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11〜12歳💚メンタル・心理

子どものレジリエンスの育て方|逆境から立ち直る「折れない心」

文部科学省・国立成育医療研究センター・国立教育政策研究所の情報をもとに、子どものレジリエンス(折れない心)の育て方、やってはいけない関わり、相談先をまとめました。

012.kids 編集部公開: 2026年1月5日更新: 2026年6月19日8分で読めます
情報の信頼性

情報源:文部科学省・国立成育医療研究センター・国立教育政策研究所 公式情報

作成:012.kids 編集部公開日:2026年1月5日最終確認:2026年6月19日現在参考文献:4

※記載内容は上記時点の情報です。制度・数値・窓口などは変わることがあるため、重要な事項は公式情報でご確認ください。

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この記事のポイント

  • レジリエンス(折れない心)は才能ではなく、育てられる力。安心できる関係と経験の積み重ねで、誰でも伸ばせます。
  • 「逆境を与えれば強くなる」は誤り。安心の土台があってこそ、挑戦が力に変わります。
  • 失敗の意味づけと、頼れる人の存在が鍵。一人で抱えず助けを求める力も、立ち直る力の一部です。
  • 対象:小学校高学年ごろまでの子どもの「折れない心」を育てたい保護者。

まず確認したいこと(相談窓口)

気になること まず相談する先
学校でのつまずき・人間関係 担任の先生・スクールカウンセラー
落ち込みが長く日常に支障が出る かかりつけ医・小児科
親子だけで関わりに行き詰まる 自治体のこころの健康相談
不安・気分の落ち込みが強い 児童精神科・専門の相談

重要:レジリエンスは一度の働きかけで身につくものではありません。立ち直れず落ち込みが長く続く、眠れない・食べられないなどが重なるときは、スクールカウンセラーやかかりつけ医に相談する目安です。「もっと強く」と追い込まないことが大切です。

レジリエンスとは何か

国立教育政策研究所「非認知能力の育成に関する調査研究」 より:やり抜く力や自己への信頼などの非認知能力が、困難への対応を支えるとされています。

  • レジリエンスは、逆境や失敗から立ち直る力を指します。
  • 生まれつきの才能ではなく、経験のなかで育つ力です。
  • 「自分はできる」「助けを求められる」感覚が支えになります。
  • 完璧に折れないことではなく、立ち直れることが本質です。

安心の土台が挑戦を支える

国立成育医療研究センター「子どもの心の診療ネットワーク事業」 より:安心できる大人との関係が、子どもが困難に向き合う土台になるとされています。

  • 安心して弱音を吐ける関係が、立ち直る力のベースです。
  • 「逆境を与えれば強くなる」は誤りで、安心が先に必要です。
  • 頼れる人がいると感じられること自体がレジリエンスを支えます。
  • 助けを求める力も、立ち直る力の大切な一部です。

失敗の意味づけを変える関わり

文部科学省「生徒指導に関する情報」 より:子どもの自己理解と立て直しを支える関わりが重視されています。

  • 「失敗=終わり」でなく「学びの途中」と意味づけます。
  • 結果でなく、工夫や努力の過程に目を向けてほめます。
  • 過去に乗り越えた経験を一緒に振り返り、自信につなげます。
  • 親自身の失敗と立ち直りを語ることもよいお手本になります。

レジリエンスを支える毎日の土台

厚生労働省「こころの健康に関する情報」 より:睡眠・生活リズムの安定が、心の状態を支えるとされています。

  • 睡眠不足や疲れは、立ち直る力を弱めます。
  • 規則正しい生活と安心できる家庭が回復の土台になります。
  • 趣味や得意なことが、つらいときの支えになります。
  • 育ちには波があるため、長い目で見守ります。

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
あえて逆境を与えて鍛えようとする 安心の土台が崩れ、かえって折れやすくなる
「弱音を吐くな」と相談を封じる 助けを求める力が育たず孤立する
失敗を責め続ける 失敗を怖がり、新しい挑戦を避ける
結果や順位だけを評価する できないと価値がないと感じやすい
他の子と比べてけしかける 自己否定が強まり、立ち直りにくくなる

よくある誤解

Q. レジリエンスは生まれつきの才能ですか?

A. 才能ではなく、育てられる力です。安心できる関係と経験の積み重ねで、誰でも伸ばせます。

Q. つらい経験をさせたほうが強くなりますか?

A. 安心の土台なしに逆境だけを与えるのは逆効果です。支えがあってこそ困難が力に変わります。

Q. 助けを求めるのは弱さですか?

A. むしろ立ち直る力の一部です。一人で抱えず頼れることは、レジリエンスの大切な要素です。

Q. すぐ諦める子はどうすれば?

A. 課題を小さく区切り、できた部分を確認します。乗り越えた経験の振り返りが次の挑戦を支えます。

Q. 心の育ちが気になるとき、どこに相談すればいい?

A. 学校での様子は担任やスクールカウンセラーへ、落ち込みが長く続くときはかかりつけ医や自治体のこころの健康相談に相談すると安心です。

この記事の根拠

  • 国立教育政策研究所「非認知能力の育成に関する調査研究」
  • 国立成育医療研究センター「子どもの心の診療ネットワーク事業」
  • 文部科学省「生徒指導に関する情報」
  • 厚生労働省「こころの健康に関する情報」

まとめ

  • レジリエンス(折れない心)は才能ではなく、育てられる力です。
  • 「逆境を与えれば強くなる」は誤りで、安心の土台が先に必要です。
  • 失敗を「学びの途中」と意味づけ、過程をほめる関わりが鍵です。
  • 助けを求める力も、立ち直る力の大切な一部です。
  • 落ち込みが長く続くときは担任やかかりつけ医に相談しましょう。

大切なお知らせ:この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。お子さんの様子や個別の状況については、かかりつけの小児科医やスクールカウンセラー、担任の先生にご相談ください。

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当サイトの情報は公的機関や専門家の発信をもとに編集部が独自にまとめたものです。各情報源の機関が監修・承認したものではありません。健康や発達について心配がある場合は医師や専門家にご相談ください。