文部科学省の調査によると、不登校の児童生徒数は年々増加しており、小中学校で約30万人に上ります。不登校は特別なことではなく、どの子にも起こりうることです。
不登校の背景にあるもの
不登校の理由はさまざまで、ひとつに特定できないケースが多いとされています。
- 学校生活に関すること: いじめ、友人関係のトラブル、学業の困難
- 家庭に関すること: 家庭環境の変化、親子関係
- 本人に関すること: 不安、無気力、体調不良、発達特性
- 複合的な要因: 複数の原因が重なっている場合が多い
家庭でできるサポート
1. まず安心できる居場所をつくる
家が子どもにとって安全な場所であることが最も大切です。「学校に行かなくても大丈夫だよ」というメッセージを伝えましょう。
2. 子どもの話を聴く
「なぜ行かないの」と問い詰めるのではなく、子どもが話したいタイミングで、批判せずに耳を傾けます。
3. 生活リズムを緩やかに整える
昼夜逆転を完全に直す必要はありませんが、食事や睡眠のリズムを少しずつ整えていきましょう。
4. 学校以外の学びの場を知る
2017年に施行された「教育機会確保法」により、フリースクールやオンライン学習なども正式な学びの場として認められています。
- フリースクール・フリースペース
- 教育支援センター(適応指導教室)
- オンラインでの学習支援
- 家庭での自主学習
相談先
- 学校のスクールカウンセラー
- 教育支援センター
- こども家庭センター
- 児童精神科・心療内科
- 不登校の親の会
保護者自身のケアも大切
お子さんの不登校に、保護者も大きなストレスを感じるのは当然のことです。ひとりで抱え込まず、同じ経験を持つ保護者の会や専門家のサポートを活用してください。
大切なお知らせ: この記事は公的機関や専門家の発信情報をもとに編集部がまとめたものです。お子さま一人ひとりの状況は異なりますので、専門の相談窓口をご活用ください。
