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0〜2歳💚メンタル・心理

感覚過敏・感覚鈍麻とは?子どもの困りごとと家庭での工夫

国立成育医療研究センター・日本小児科学会の発信をもとに、感覚過敏・鈍麻の理解と家庭での工夫、相談先をまとめました。

012.kids 編集部公開: 2025年6月3日更新: 2026年6月19日8分で読めます
情報の信頼性

情報源:国立成育医療研究センター・日本小児科学会 公式情報

作成:012.kids 編集部公開日:2025年6月3日最終確認:2026年6月19日現在参考文献:4

※記載内容は上記時点の情報です。制度・数値・窓口などは変わることがあるため、重要な事項は公式情報でご確認ください。

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この記事のポイント

  • 感覚過敏・鈍麻は「感じ方の違い」。わがままや甘えではなく、本人もつらいことがあります。
  • 音・光・肌ざわり・味など感覚はさまざま。同じ刺激でも子どもによって感じ方が違います。
  • まず環境を整えるのが基本。無理に慣れさせるより、刺激を減らす工夫が助けになります。
  • 対象:子どもの感覚の感じ方の違いに気づき始めた保護者。

まず確認したいこと(相談窓口)

気になること まず相談する先
音や肌ざわりを強く嫌がる かかりつけ医・小児科
発達や感覚の心配が続く かかりつけ医・小児科
親自身の戸惑い・つらさ 自治体のこころの健康相談
より専門的な評価が必要なとき 児童精神科

重要:感覚の感じ方の違いは個人差が大きく、すべてが診断や治療の対象になるわけではありません。日常生活に困りごとが続くときは、家庭で判断せずかかりつけ医・小児科に相談しましょう。

感覚過敏・感覚鈍麻とは何か

国立成育医療研究センター「子どものこころの診療」 より:感覚の感じ方の違いには個人差があり、本人の困り感に目を向けることが大切とされています。

  • 感覚過敏は、音・光・肌ざわり・味などの刺激を人より強く感じる状態です。
  • 感覚鈍麻は、痛みや暑さ寒さなどの刺激に気づきにくい状態を指します。
  • 同じ環境でも、子どもによって感じ方が大きく違うことがあります。
  • 「わがまま」ではなく、本人にとって本当につらい場合があります。

家庭でできる環境の工夫

日本小児科学会 一般向け情報 より:子どもの困りごとに合わせた環境調整が役立つとされています。

  • 音が苦手な子には、静かな場所を用意し急な大きい音を減らします。
  • 肌ざわりが苦手なら、タグを外す・着慣れた素材を選ぶなど工夫します。
  • 偏食が感覚由来のこともあり、無理強いせず少しずつ慣らします。
  • 「我慢させる」より「刺激を減らす」方が落ち着きにつながります。

困りごとが続くときの見方

日本小児神経学会 一般向け情報 より:気になる様子が続くときは専門家への相談がすすめられています。

  • 日常生活や登園に支障が出るほどなら、小児科で相談します。
  • 感覚の特性は発達と関わることもあり、自己判断は避けます。
  • 困りごとの場面を具体的にメモしておくと相談がスムーズです。
  • 必要に応じて、より専門的な評価につながることもあります。

子どもの気持ちに寄り添う

厚生労働省「こころの健康に関する情報」 より:本人と保護者の心の負担に配慮することが大切とされています。

  • 「気にしすぎ」と否定せず、つらさをまず受け止めます。
  • 苦手を責めず、できる工夫を一緒に探す姿勢が安心につながります。
  • 親が戸惑うときは、自治体のこころの健康相談で気持ちを話します。
  • 本人のペースを尊重し、無理な「慣れさせ」を急ぎません。

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
「わがまま」と決めつけて叱る 本人のつらさを否定し自己否定を強める
無理に刺激に慣れさせようとする かえって不安や拒否を強めることがある
家庭で「感覚過敏だ」と断定する 個人差が大きく自己判断は誤りのもと
偏食を力ずくで直そうとする 食事そのものへの拒否につながる
困りごとを我慢させ放置する 生活の支障が続き本人の負担が増す

よくある誤解

Q. 感覚過敏はわがままではないのですか?

A. わがままではありません。本人には刺激が本当に強く感じられており、つらさを伴うことがあります。

Q. 慣れさせれば治りますか?

A. 無理に慣れさせると逆効果になりがちです。まずは刺激を減らす環境調整が基本です。

Q. 偏食も感覚と関係ありますか?

A. 味やにおい、食感への感覚過敏が偏食の背景にあることがあります。無理強いせず少しずつが基本です。

Q. 鈍麻だと痛みに気づきにくいのですか?

A. 感覚鈍麻では痛みや暑さ寒さに気づきにくいことがあり、けがや体調変化に周囲が気を配る必要があります。

Q. 感覚の困りごとが続くとき、どこに相談すればいい?

A. まずはかかりつけ医・小児科へ、親自身の戸惑いは自治体のこころの健康相談に話してみましょう。

この記事の根拠

  • 国立成育医療研究センター「子どものこころの診療」
  • 日本小児科学会 一般向け情報
  • 日本小児神経学会 一般向け情報
  • 厚生労働省「こころの健康に関する情報」

まとめ

  • 感覚過敏・鈍麻は「感じ方の違い」で、わがままや甘えではありません。
  • 音・光・肌ざわり・味など感覚はさまざまで、感じ方には個人差があります。
  • まずは刺激を減らす環境の工夫が、無理に慣れさせるより助けになります。
  • 困りごとを家庭で断定せず、続くときは小児科で相談します。
  • つらさを受け止め、本人のペースを尊重して関わりましょう。

大切なお知らせ:この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。お子さんの様子や個別の状況については、かかりつけの小児科医や専門の相談窓口にご相談ください。

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