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3〜5歳💚メンタル・心理

子どもの夜驚症、夜中に突然泣き叫ぶときの対応と受診の目安

国立成育医療研究センターや日本小児神経学会の情報をもとに、子どもの夜驚症(睡眠時驚愕症)の特徴と、家庭での対応・受診の目安をまとめました。

012.kids 編集部公開: 2025年5月30日更新: 2026年6月19日8分で読めます
情報の信頼性

情報源:国立成育医療研究センター・日本小児神経学会 公式情報

作成:012.kids 編集部公開日:2025年5月30日最終確認:2026年6月19日現在参考文献:4

※記載内容は上記時点の情報です。制度・数値・窓口などは変わることがあるため、重要な事項は公式情報でご確認ください。

受診の目安

  • 高熱が続く・ぐったりしている・水分が取れない場合はすぐに受診
  • 症状が3日以上改善しない場合はかかりつけ医に相談
  • 夜間・休日の急な症状は#8000(子ども医療電話相談)

この記事は情報提供を目的としたものであり、医療上の助言ではありません。

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この記事のポイント

  • 夜驚症は「寝ぼけ」の強いタイプ。眠りの深い時間に突然泣き叫び、本人は翌朝ほとんど覚えていません。
  • 無理に起こさず見守るのが基本。声をかけても通じにくく、けがをしないよう環境を整えて落ち着くのを待ちます。
  • 多くは成長とともに自然に減る。ただし頻度が高い・けがの危険があるときは受診を考えます。
  • 対象:夜中に突然泣き叫ぶ様子が気になる3〜7歳ごろの子どもの保護者。

まず確認したいこと(相談窓口)

気になること まず相談する先
頻度が高い・けがの危険がある かかりつけ医・小児科
睡眠や発作の詳しい見立て 児童精神科
日中の不安や情緒が気になる 自治体のこころの健康相談
園での様子・生活面 担任・スクールカウンセラー

重要:夜驚症の多くは一過性で、過度に心配しなくてよいとされています。ただし毎晩のように続く・けがをしそう・日中の様子にも変化があるときは、自己判断せずかかりつけ医・小児科に相談しましょう。

夜驚症とはどんな状態か

国立成育医療研究センター「こころの診療(児童・思春期)」 より:子どもの睡眠に関わる現象が説明されています。

  • 入眠から1〜3時間ほどの深い眠りの時間に起こりやすいとされます。
  • 突然泣き叫び、汗をかき、目を開けていても呼びかけに反応しにくいです。
  • 数分で再び眠り、本人は翌朝ほとんど覚えていません。
  • 悪夢とは異なり、目覚めても内容を語れないのが特徴です。

夜驚症が起きたときの対応

日本小児神経学会「小児神経Q&A」 より:発作中の関わり方の考え方がふれられています。

  • 無理に起こそうとせず、落ち着くまで静かに見守ります。
  • ぶつかってけがをしないよう、周囲の物を片づけ安全を確保します。
  • 強く揺さぶったり大声で呼んだりするのは避けます。
  • 翌朝に問い詰めず、本人が不安にならないよう普段どおり接します。

睡眠リズムを整える工夫

日本睡眠学会「睡眠に関するガイドライン」 より:規則的な睡眠習慣が子どもの眠りを支えると示されています。

  • 寝不足や疲れすぎは夜驚症を起こしやすくするとされています。
  • 就寝・起床の時間をそろえ、睡眠リズムを整えます。
  • 寝る前は興奮する遊びや強い光を避け、静かに過ごします。
  • 安心して眠れる環境づくりが、発作を減らす助けになります。

受診を考えたいサイン

厚生労働省「こころの健康」 より:気がかりが続くときは専門家とつながる視点が示されています。

  • 毎晩のように続き、家族の睡眠にも影響が出ている。
  • 動き回ってけがをしそうな危険がある。
  • 日中の眠気や情緒の変化など、ほかの気がかりも見られる。
  • こうしたときは、かかりつけ医・小児科や児童精神科に相談します。

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
無理に揺さぶって起こそうとする 混乱が強まり落ち着きにくくなる
大声で叱ったり問い詰めたりする 不安をあおり睡眠への悪影響になる
翌朝「昨日叫んでたよ」と繰り返し責める 本人が不安になり眠りを怖がる
周囲の危険物を片づけず放置する けがの危険が高まる
頻発しても自己判断で様子見を続ける 必要な相談や対応が遅れる

よくある誤解

Q. 夜驚症は悪い夢を見ているのですか?

A. 悪夢とは別のもので、深い眠りの時間に起こります。本人は内容を覚えておらず、目覚めても語れないのが特徴です。

Q. 起こして落ち着かせたほうがいいですか?

A. 無理に起こすとかえって混乱します。安全を確保して静かに見守り、自然に落ち着くのを待つのが基本です。

Q. 何歳まで続きますか?

A. 多くは成長とともに自然に減っていきます。年齢で区切らず、頻度やけがの危険など気になるサインで判断します。

Q. 心の問題やストレスが原因ですか?

A. 疲れや睡眠リズムの乱れが関わることが多いとされます。必ずしも心の問題とは限らず、気になるときは相談します。

Q. 夜驚症が心配なときは、どこに相談すればいい?

A. 頻度が高い・けがの危険があるときはかかりつけ医・小児科へ、詳しい見立てが必要なら児童精神科に相談すると安心です。

この記事の根拠

  • 国立成育医療研究センター「こころの診療(児童・思春期)」
  • 日本小児神経学会「小児神経Q&A」
  • 日本睡眠学会「睡眠に関するガイドライン」
  • 厚生労働省「こころの健康」

まとめ

  • 夜驚症は深い眠りの時間に突然泣き叫ぶもので、本人は翌朝覚えていません。
  • 無理に起こさず、安全を確保して落ち着くまで静かに見守るのが基本です。
  • 多くは成長とともに自然に減り、過度に心配しなくてよいとされています。
  • 睡眠リズムを整え、寝る前は静かに過ごすことが発作を減らす助けになります。
  • 頻度が高い・けがの危険があるときはかかりつけ医・小児科に相談しましょう。

大切なお知らせ:この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。お子さんの様子や個別の状況については、かかりつけの小児科医にご相談ください。

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