子どもの睡眠トラブルは珍しいことではありません。夜中に突然泣き叫ぶ、寝ているのに歩き回る――こうした症状に驚くこともあるかもしれませんが、多くは成長とともに改善していきます。
主な子どもの睡眠障害
夜驚症(やきょうしょう)
睡眠中に突然叫んだり泣いたりする状態で、3〜6歳に多く見られます。本人は覚えていないことがほとんどです。
対応のポイント
- 無理に起こさず、安全を確保して見守る
- 10〜15分程度で自然に治まることが多い
- 規則正しい睡眠スケジュールが予防に効果的
夢遊病(むゆうびょう)
睡眠中に起き上がって歩き回る状態です。4〜8歳に多く見られます。
対応のポイント
- 階段や窓の安全対策を講じる
- 優しく寝室に誘導する
- 翌朝、本人を責めない(記憶がないため)
不眠(入眠困難)
寝つきが悪い、夜中に何度も目が覚めるといった状態です。
対応のポイント
- 就寝前1時間はスクリーンを避ける
- 毎日同じ時間に就寝・起床する
- 寝室の環境を整える(暗さ・室温・静かさ)
受診の目安
以下のような場合は、小児科や睡眠外来の受診を検討しましょう:
- 症状が頻繁に起こる(週に3回以上)
- 日中の活動に影響が出ている
- いびきが大きい、呼吸が止まる様子がある
- 学童期以降も症状が続いている
家庭でできる睡眠環境の改善
- 規則正しい生活リズム: 休日も平日と同じ時間に起きる
- 日中の身体活動: 適度な運動は睡眠の質を向上させる
- 寝る前のルーティン: 絵本やストレッチなどリラックスタイムを
- カフェインに注意: チョコレートや炭酸飲料にも含まれている
大切なお知らせ: この記事は公的機関や専門家の発信情報をもとに編集部がまとめたものです。お子さま一人ひとりの状況は異なりますので、心配なことがあれば小児科の先生に相談してくださいね。
