この記事のポイント
- 睡眠時間や寝かしつけ方には大きな個人差。目安はあくまで目安で、その子のペースを大切にします。
- 「同じ流れ」を毎日くり返すと寝つきやすい。お風呂→授乳→絵本など、ねんねルーティンを作るのがコツです。
- 安全な睡眠環境が最優先。あおむけ寝・かための寝具・顔まわりに物を置かないが基本です。
- 対象:寝かしつけや睡眠リズムに悩む、0歳〜1歳ごろの保護者。
まず確認したいこと(相談窓口)
| 気になること | まず相談する先 |
|---|---|
| 睡眠リズム・寝かしつけの悩み | かかりつけ小児科・乳幼児健診 |
| 安全な睡眠環境を知りたい | かかりつけ小児科・こども家庭庁の情報 |
| 発達や体調の心配 | かかりつけ小児科 |
| 夜間にぐったり・呼吸がおかしい | #8000(夜間・休日の相談)・119番 |
重要:睡眠で何より優先すべきは「安全」です。あおむけ寝・かための寝具・顔まわりに柔らかい物を置かないことを守りましょう。寝かしつけがうまくいかないと悩むときは、健診やかかりつけ小児科で気軽に相談を。
月齢別の睡眠時間の目安
厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」 より:年齢に応じて必要な睡眠時間は変わり、生活リズムを整えることが大切とされています。
- 新生児は昼夜の区別がなく、短い睡眠を繰り返します。
- 生後3〜4か月ごろから、夜にまとまって眠る子が増えてきます。
- 月齢が上がると昼寝の回数が減り、夜の睡眠が中心になります。
- 必要な睡眠時間には個人差があり、目安は幅をもって考えます。
寝かしつけルーティンを作る
厚生労働省「母子保健施策」 より:毎日同じ生活の流れをつくることが、子どもの安定した睡眠につながるとされています。
- お風呂→授乳→絵本→部屋を暗くする、など順番を決めます。
- 毎日同じ流れにすると「次は寝る時間」と体が覚えていきます。
- 寝る前は照明を落とし、静かな環境に切り替えます。
- うまくいかない日があっても、続けることで少しずつ整います。
安全な睡眠環境を整える
こども家庭庁「子どもの安全 事故防止ハンドブック」 より:乳児の睡眠中の事故を防ぐため、寝かせ方と寝具に注意することが重要とされています。
- 赤ちゃんはあおむけで寝かせるのが基本です。
- かための敷布団を使い、顔が埋もれないようにします。
- 顔まわりに柔らかい寝具やぬいぐるみを置かないようにします。
- 寝る部屋の温度を整え、暑すぎ・厚着に注意します。
寝る前のメディアに注意
日本小児科医会「スマホに子守りをさせないで」 より:寝る前の画面視聴は、子どもの睡眠に影響することがあると注意喚起されています。
- 寝る前のスマホや動画は、寝つきを悪くすることがあります。
- 寝かしつけにスマホを使う習慣はつけないようにします。
- 画面の明るい光は、眠りに入る妨げになりやすいです。
- 寝る前は静かな絵本やスキンシップに切り替えると安心です。
やってはいけないこと
| やってはいけないこと | 理由 |
|---|---|
| うつぶせで寝かせる | 睡眠中の事故リスクが高まる |
| 顔まわりに柔らかい寝具やぬいぐるみを置く | 窒息など事故の原因になる |
| 目安の睡眠時間に無理に合わせようとする | 個人差を無視すると親子とも負担になる |
| 寝かしつけにスマホ・動画を使う | 寝つきが悪くなり、習慣化しやすい |
| 厚着や室温の上げすぎで寝かせる | 熱がこもり、体に負担がかかる |
よくある誤解
Q. 月齢別の睡眠時間どおりに眠らないと心配ですか?
A. 睡眠時間には大きな個人差があります。目安どおりでなくても、機嫌よく過ごせていれば過度に心配する必要はありません。
Q. 抱っこでしか寝ないのは悪い癖ですか?
A. この時期はよくあることです。ねんねルーティンを続けながら、少しずつ布団で眠る練習をしていけば大丈夫です。
Q. 夜中に何度も起きるのは異常ですか?
A. 月齢が低いうちは夜間に起きるのが自然です。成長とともに減っていくことが多いので、焦らず見守ります。
Q. うつぶせのほうがよく寝るので寝かせていい?
A. うつぶせ寝は睡眠中の事故リスクが高まります。あおむけ寝を基本にし、安全な睡眠環境を優先しましょう。
Q. 寝かしつけや睡眠に悩むとき、どこに相談すればいい?
A. 生活リズムや寝かしつけの悩みは乳幼児健診やかかりつけ小児科へ。夜間に体調が急変したときは#8000や119番に連絡を。
この記事の根拠
- 厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」
- こども家庭庁「子どもの安全 事故防止ハンドブック」
- 日本小児科医会「スマホに子守りをさせないで」
- 厚生労働省「母子保健施策」
まとめ
- 睡眠時間や寝かしつけ方には大きな個人差があり、目安は幅をもって考えます。
- お風呂→授乳→絵本など、毎日同じねんねルーティンを続けると寝つきやすくなります。
- 安全な睡眠環境を最優先に、あおむけ寝・かための寝具・顔まわりに物を置かないを守ります。
- 寝る前のスマホや動画は寝つきを悪くするため避け、静かな時間に切り替えます。
- 寝かしつけに悩むときは健診やかかりつけ小児科へ、夜間の急変は#8000や119番に相談しましょう。
大切なお知らせ:この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。お子さんの睡眠や個別の状況については、かかりつけの小児科医や乳幼児健診でご相談ください。

