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3〜5歳🍎食育・栄養

家庭でできる食育活動:食育基本法・第4次食育推進基本計画──年齢別の料理体験・農業体験・食べ物の学び

食育は2005年の食育基本法で国の責務として位置づけられ、5年ごとに食育推進基本計画が改定。第4次計画(2021-2025)は『新たな日常』『SDGs』『デジタル化』を重視。年齢別の家庭でできる食育活動、料理・栽培・買い物・食文化体験、子ども家庭庁・農水省の指針まで整理しました。

012.kids 編集部公開: 2026-03-11更新: 2026-06-107分で読めます
情報の信頼性

情報源:農林水産省・こども家庭庁・文部科学省 ほか

作成:012.kids 編集部公開日:2026-03-11最終確認:2026-06-10参考文献:4
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この記事のポイント

  • まず結論:食育は 食育基本法(2005年) に基づく国の取り組み
  • 第4次食育推進基本計画(2021-2025):新たな日常・SDGs・デジタル化
  • 家庭でできる活動:料理・栽培・買い物・食文化体験
  • 対象:2〜12歳のお子さんを持つ保護者向け

食育基本法と推進計画

e-Gov 食育基本法農林水産省 食育の推進 より:

食育基本法(2005年)

  • 2005年制定:国民運動として食育を推進
  • 国・自治体・関係団体・家庭 の責務
  • 「生きる上での基本」 としての食
  • 「健全な食生活を実践できる人間を育てる」

食育推進基本計画

  • 5年ごとに改定
  • 第1次(2006)〜第4次(2021-2025)
  • 目標値:朝食欠食率・共食回数等
  • 第5次計画:2026年〜

第4次計画の重点(2021-2025)

農林水産省 第4次食育推進基本計画 より:

重点 内容
生涯を通じた心身の健康 朝食欠食・栄養バランス
持続可能な食を支える食育(SDGs) 食品ロス削減・環境配慮
「新たな日常」やデジタル化に対応した食育 コロナ禍以降の生活変化

「食育」の3つの柱

農林水産省 より:

① 「選食力」を育てる

  • 健康・安全な食べ物を選ぶ力
  • 栄養バランスの理解
  • 食品ロス・環境配慮

② 「食事の作法・楽しみ」

  • マナー:「いただきます」「ごちそうさま」
  • 食べる楽しみ・喜び
  • 共食(一緒に食べる)の価値

③ 「食文化」

  • 日本の食文化(和食はユネスコ無形文化遺産)
  • 季節の食材・郷土料理
  • 行事食

年齢別の家庭でできる食育

2〜3歳

  • 食卓に座る習慣
  • 「いただきます」「ごちそうさま」
  • 野菜を洗う・ちぎる
  • 食材に触れる:触感・匂い

4〜5歳

  • 包丁の使用開始(年齢用包丁)
  • 計量:水・粉
  • 簡単な調理:おにぎり・サラダ
  • 栽培体験:プランターで

小学校低学年

  • 包丁・火を使う料理:見守り下で
  • 簡単な料理を最後まで
  • 買い物体験:選ぶ・支払う
  • 食材の旬・産地

小学校高学年

  • 献立を考える
  • 栄養バランス
  • 家族のために料理
  • 食文化・食品ロス

料理体験

農林水産省 食育の推進 より:

メリット

  • 食材への親しみ
  • 「自分で作った」誇り
  • 栄養への理解
  • 生活技能
  • 「親と一緒」の時間

安全配慮

  • 包丁:子ども用・年齢に応じた使用
  • :見守り下で、IH より火傷リスク低い場面で慣らす
  • 熱い物:手を伸ばさない位置で
  • 滑り止め:まな板の下

始めやすい料理

  • おにぎり:手で握る
  • サラダ:ちぎる・混ぜる
  • サンドイッチ:挟む
  • ホットケーキ:混ぜる・焼く(見守り)
  • カレー:野菜切り・煮込み(見守り)

「失敗」を許容

  • きれいに作れなくてOK
  • 「楽しかった」が大事
  • 食材を粗末にしない範囲で

栽培体験

農林水産省 より:

プランターで簡単

  • ミニトマト・小松菜・ラディッシュ
  • 春・秋に種まき
  • 水やり・観察
  • 収穫・食べる

「育てたから食べる」効果

  • 食材への愛着
  • 野菜嫌い克服の入口
  • 「自分で育てたから美味しい」

地域の体験

  • 市民農園
  • 田植え・稲刈り体験
  • 果物狩り
  • 酪農体験

買い物体験

農林水産省 より:

学べること

  • 食材の名前・旬・産地
  • 値段・お金
  • 選び方:新鮮・サイズ
  • 「これにしよう」と自分で決める

親の関わり

  • 「どの野菜にする?」
  • 「これは何?」と一緒に
  • 「旬の○○」
  • 食品表示の見方

「食材への興味」

  • 「自分で選んだから食べる」
  • 野菜嫌い克服にも

食文化体験

文部科学省 学校給食・食育 も参考に:

和食(ユネスコ無形文化遺産)

  • 2013年登録
  • 「一汁三菜」
  • 季節の食材
  • 発酵食品:味噌・醤油・納豆

行事食

  • 正月:おせち
  • 節分:恵方巻・豆
  • ひな祭り:ちらし寿司
  • 端午の節句:柏餅
  • 七夕:そうめん
  • お月見:団子
  • 冬至:かぼちゃ・ゆず

季節の食材

  • :菜の花・たけのこ・いちご
  • :きゅうり・トマト・すいか
  • :きのこ・さつまいも・栗
  • :白菜・大根・みかん

郷土料理

  • 地域の特色
  • 保存食の知恵
  • 代々受け継ぐ味

共食(一緒に食べる)

農林水産省 第4次食育推進基本計画 より:

「共食」の価値

  • コミュニケーション
  • 食事マナー
  • 「美味しい」の共有
  • 食事への興味
  • 目標値:1日1回以上の家族との食事

「孤食・個食」のリスク

  • 孤食:1人で食べる
  • 個食:家族と同席でも別々の物
  • 栄養バランス↓
  • コミュニケーション↓

朝食欠食

  • 朝食欠食率:第4次計画の重要指標
  • エネルギー・集中力↓
  • 生活リズム

デジタル化と食育

農林水産省 第4次計画 より:

コロナ禍以降

  • オンライン料理教室
  • 動画レシピ
  • 食材通販
  • アプリでの栄養管理

バランスを取る

  • 「画面で食」より「実体験で食」
  • デジタルを補助に
  • 対面・直接の食卓

食品ロス削減

農林水産省 より、SDGs 関連:

子どもへの教え

  • 「残さず食べる」
  • 「もったいない」
  • 食材への感謝
  • 「いただきます」の意味

家庭での実践

  • 適量を盛る
  • 食材を使い切る
  • 冷凍保存
  • 「賞味期限」と「消費期限」の違い

学校給食との連携

文部科学省 学校給食・食育 より:

学校給食法(1954年)

  • 学校給食の目標:食育の重要な場
  • 栄養バランス
  • 食材への理解
  • マナー

家庭との連携

  • 給食だより
  • 試食会・参観
  • 「学校で食べた○○」を家でも

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
「食育 = 完璧な献立」と思い込む 続かない、無理しない
無理に料理させる 食事嫌悪
包丁・火を子どもだけで 怪我リスク
「孤食」を放置 共食の価値を逃す
「朝食抜き」を見過ごす 集中力・栄養↓
食材を粗末にする姿を見せる 食品ロスへの意識
「画面ばかり」の食事 共食の意義↓
アレルギー食材を不用意に扱う 重大リスク

よくある誤解

Q. 食育は学校でやるもの?

A. 家庭・学校・地域の連携。家庭が基本。

Q. 「完璧な食事」が食育?

A. 無理なく続ける活動。料理・栽培・買い物・食文化など多様。

Q. 包丁は何歳から?

A. 4〜5歳から子ども用包丁、見守りで。

Q. デジタルレシピは食育?

A. 補助、実体験を優先。

Q. 共食は毎食必要?

A. 1日1回以上が目標(第4次計画)。

Q. 何科を受診すれば?

A. 食育自体は受診ではなく 保健センター・栄養士相談

この記事の根拠

  • 農林水産省 食育の推進
  • 農林水産省 第4次食育推進基本計画(2021-2025)
  • e-Gov 食育基本法
  • 文部科学省 学校給食・食育

まとめ

  • 食育は 食育基本法(2005年) に基づく国の取り組み
  • 第4次計画(2021-2025):新たな日常・SDGs・デジタル化
  • 家庭でできる活動:料理・栽培・買い物・食文化
  • 年齢別の段階的アプローチ:2〜3歳の触れる体験から高学年の献立まで
  • 共食(家族と一緒に食べる)の価値
  • 和食(ユネスコ無形文化遺産) ・行事食・郷土料理
  • 食品ロス削減 はSDGs

大切なお知らせ:本記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部が独自にまとめた一般情報です。お子さまの食生活については、保健センター・管理栄養士にご相談ください。

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