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9〜10歳🌱発達・成長

6〜9歳の感情、急に荒れる・泣く・キレる…家庭でできる接し方

こども家庭庁・国立成育医療研究センターの発信をもとに、6〜9歳(小学校低学年)の情緒の発達の特徴と、家庭での具体的な接し方をまとめました。

012.kids 編集部公開: 2025年5月3日更新: 2026年6月19日8分で読めます
情報の信頼性

情報源:こども家庭庁・国立成育医療研究センター 公式情報

作成:012.kids 編集部公開日:2025年5月3日最終確認:2026年6月19日現在参考文献:4

※記載内容は上記時点の情報です。制度・数値・窓口などは変わることがあるため、重要な事項は公式情報でご確認ください。

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この記事のポイント

  • 6〜9歳は「感情をことばにする力」が育つ途中。急に泣く・キレる・黙り込むのは、気持ちの整理がまだ追いつかないサインのことが多いです。
  • 正論より「気持ちの実況中継」が効く。「悔しかったんだね」と先に名前をつけてあげると、子どもは落ち着きやすくなります。
  • 比べないことが土台。同じ学年でも情緒の発達はバラバラ。きょうだいや友だちと比べる必要はありません。
  • 対象:6〜9歳ごろ(小学校低学年)の情緒の発達が気になる保護者。

まず確認したいこと(相談窓口)

気になること まず相談する先
感情の波が強く、生活に支障が出ている かかりつけ小児科
学校での様子・友だち関係が心配 担任・スクールカウンセラー
発達のかたよりが気になる 地域の保健センター・発達相談
専門的な支援につなげたい 児童発達支援センター

重要:感情の揺れは成長の一部で、強く出る時期があるのは自然なことです。ただし、眠れない・食べられない・登校をいやがる状態が続くときは、様子見だけにせず、かかりつけ小児科や学校のスクールカウンセラーに早めに相談しましょう。

6〜9歳の情緒はどう変わる?年齢の特徴

こども家庭庁「こどもの育ちに関する施策」 より:この時期は自分の気持ちに気づき、ことばで表す力が少しずつ育つ段階とされています。

  • 「悔しい」「不安」など複雑な感情がわかり始めますが、整理はまだ苦手です。
  • 友だちとの比較が増え、勝ち負けや評価に敏感になりやすい時期です。
  • 自分のルールへのこだわりが強くなり、思い通りにならず情緒が乱れることがあります。
  • 発達のペースには幅があり、ことばにできる時期も子どもによって違います。

感情が爆発したとき、家庭でできる接し方

国立成育医療研究センター「こころの健康に関する情報」 より:気持ちを否定せず受け止める関わりが、情緒の安定を支えるとされています。

  • まずは「悔しかったね」と気持ちに名前をつけ、落ち着くのを待ちます。
  • 興奮しているときに正論や説教を重ねても、ほとんど届きません。
  • 落ち着いてから「どうすればよかったか」を一緒に短く振り返ります。
  • 親自身も完璧でなくてよく、「ママも今ちょっと疲れてる」と伝えるのも一つです。

自己肯定感を支える日常のかかわり

厚生労働省「母子保健に関する施策」 より:日々の小さな受け止めの積み重ねが、子どもの安心感を育てるとされています。

  • 結果だけでなく「最後までやろうとしたね」と過程に目を向けます。
  • できなかったことより、できたことを具体的にことばにして返します。
  • 失敗を責めず、「次はこうしてみよう」と一緒に方法を考えます。
  • 子どもの話をさえぎらず、最後まで聞く時間を1日少しでも作ります。

「比べない」ことが情緒を守る

国立教育政策研究所「幼児教育・幼児期の学びに関する研究」 より:発達には個人差があり、一律の基準で評価しない姿勢が大切とされています。

  • 同じ学年でも、感情の出し方や落ち着き方は子どもごとに違います。
  • きょうだいや友だちと比べる言葉は、自信を削ぎやすいので避けます。
  • 「去年の本人」と比べると、小さな成長に気づきやすくなります。
  • 心配なときは比較ではなく、生活への支障の有無を目安にします。

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
興奮の最中に長い説教をする 気持ちが届かず、対立だけが深まる
「お兄ちゃんはできたのに」と比べる 自己肯定感を下げ、情緒が不安定になる
泣くこと・怒ることを頭ごなしに止める 感情を出せなくなり、ため込みやすくなる
親の不安をそのままぶつける 子どもが必要以上に責任を感じてしまう
「気にしすぎ」と気持ちを否定する 安心して相談できなくなる

よくある誤解

Q. すぐ泣くのは「弱い子」ということ?

A. いいえ。涙は感情を出す自然な方法で、弱さではありません。泣きやませることより、気持ちを受け止めることを優先しましょう。

Q. 急にキレるのは性格の問題ですか?

A. 多くは気持ちの整理が追いつかないために起こります。落ち着いてから言葉で振り返る練習を重ねると、少しずつ変わっていきます。

Q. 感情をことばにできないのは遅れ?

A. ことばで表す力には個人差があります。親が「悔しかったね」と代わりに言語化してあげることが、よい練習になります。

Q. 厳しくしつけた方が情緒は安定しますか?

A. 厳しさより、安心して気持ちを出せる関係の方が情緒を安定させます。受け止めと小さなルールのバランスが大切です。

Q. 情緒の揺れが気になるとき、どこに相談すればいい?

A. 生活に支障が続くときはかかりつけ小児科へ、学校での様子は担任やスクールカウンセラーに相談すると安心です。

この記事の根拠

  • こども家庭庁「こどもの育ちに関する施策」
  • 国立成育医療研究センター「こころの健康に関する情報」
  • 厚生労働省「母子保健に関する施策」
  • 国立教育政策研究所「幼児教育・幼児期の学びに関する研究」

まとめ

  • 6〜9歳は感情をことばにする力が育つ途中で、情緒が揺れるのは自然なことです。
  • 爆発したときは正論より、気持ちに名前をつけて受け止めるのが先です。
  • 自己肯定感は、結果より過程を具体的にほめる積み重ねで育ちます。
  • きょうだいや友だちと比べず、「去年の本人」と比べる視点を持ちます。
  • 生活に支障が続くときは小児科や学校のスクールカウンセラーに相談しましょう。

大切なお知らせ:この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。お子さんの体調や個別の状況については、かかりつけの小児科医や学校の専門スタッフにご相談ください。

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当サイトの情報は公的機関や専門家の発信をもとに編集部が独自にまとめたものです。各情報源の機関が監修・承認したものではありません。健康や発達について心配がある場合は医師や専門家にご相談ください。