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0〜2歳🌱発達・成長

1〜2歳の微細運動、つまむ・指さしはいつから?発達の目安と遊び

厚生労働省「乳幼児身体発育調査」やこども家庭庁の母子保健情報をもとに、1〜2歳の手指の動き(つまむ・なぐり描き)の発達目安と家庭での関わりをまとめました。

012.kids 編集部公開: 2025年5月6日更新: 2026年6月19日8分で読めます
情報の信頼性

情報源:厚生労働省・こども家庭庁・国立成育医療研究センター 公式情報

作成:012.kids 編集部公開日:2025年5月6日最終確認:2026年6月19日現在参考文献:4

※記載内容は上記時点の情報です。制度・数値・窓口などは変わることがあるため、重要な事項は公式情報でご確認ください。

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この記事のポイント

  • 1〜2歳は「つまむ」が育つ時期。手のひら全体でつかんでいた赤ちゃんが、親指と人差し指で小さな物をつまめるようになっていきます。
  • 指さし・なぐり描き・積み木が遊びの中心。できる時期には数か月単位の幅があり、月齢が同じでも差は大きいものです。
  • **「させる」より「やりたくなる環境」**が近道。手指の微細運動は、楽しい遊びのくり返しのなかで自然に伸びます。
  • 対象:1〜2歳ごろの手指の発達が気になる保護者。

まず確認したいこと(相談窓口)

気になること まず相談する先
つまむ・指さしが見られず気になる かかりつけ小児科
健診で発達を相談したい 1歳6か月児健診・地域の保健センター
発達の専門的な相談をしたい 地域の発達相談・児童発達支援センター
手や指の動きに左右差・固さを感じる かかりつけ小児科

重要:微細運動の発達には大きな個人差があります。目安より少し遅くても、多くはその子のペースの範囲です。気になるサインが続くときは、1歳6か月児健診やかかりつけ小児科で相談しましょう。

1〜2歳の微細運動、何ができるようになる?

厚生労働省「乳幼児身体発育調査」 より:手指の動きは月齢とともに段階的に発達し、その時期には幅があるとされています。

  • 1歳前後で、親指と人差し指で小さな物をつまむ動き(ピンチ)が育ちます。
  • 1歳台後半には、積み木を2〜3個重ねる、コップを持って飲むなどが見られます。
  • スプーンを握って口に運ぼうとする姿も出てきます(こぼすのは当たり前です)。
  • できる時期には数か月の幅があり、月齢だけで早い遅いを判断しません。

指さし・なぐり描きの育ち方

こども家庭庁「乳幼児健康診査」 より:1歳6か月児健診では、指さしや手先の使い方も発達の様子として確認されます。

  • 1歳台で「あれ見て」と伝える指さしが出てくると、言葉とのつながりも育ちます。
  • クレヨンを握ってなぐり描き(点や線)をするのは、微細運動の大切な一歩です。
  • 紙を破る・シールをはがすといった動きも、指先の力を育てます。
  • 健診はできる・できないを採点する場ではなく、相談のきっかけと考えましょう。

家庭でできる手指を育てる関わり

国立成育医療研究センター「発達・成長に関する診療部門の情報」 より:日々の遊びの積み重ねが運動発達の土台になるとされています。

  • 大きめのブロックや積み木など、つかみやすい物から始めます。
  • 「入れる・出す」遊び(箱に物を入れる)はつまむ力を自然に育てます。
  • なぐり描きは「上手に描く」ことより、手を動かす楽しさを大切にします。
  • 大人がやって見せ、子どもが「やりたい」と思える雰囲気をつくります。

個人差をどう受け止める?

日本小児科学会「小児科診療ガイドライン」 より:発達は個人差が大きく、一人ひとりの経過を丁寧に見ることが大切とされています。

  • 微細運動の発達は、粗大運動や言葉の育ちとも絡み合って進みます。
  • 同じ1歳でも、得意な動きと苦手な動きに差があるのは自然です。
  • 周りの子と比べて焦るより、その子なりの「前より少しできた」を見ます。
  • 気になるサインが重なって続くときは、健診や小児科で相談します。

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
月齢の目安と厳密に比べて焦る 微細運動の発達には大きな個人差がある
小さなビーズやボタンで練習させる 1〜2歳は口に入れやすく窒息の危険がある
「上手にできない」と否定する やりたい気持ちや遊びへの意欲をそぐ
無理に手を持って描かせ続ける 自分で動かす経験が減り逆効果になりやすい
一度の様子だけで発達を決めつける その日の機嫌や体調で見え方が変わる

よくある誤解

Q. 1歳半でうまくつまめないのは遅いですか?

A. つまむ動きの育ちには幅があります。手のひらでつかめていれば、遊びのなかで少しずつ指先の動きが育つことが多いです。

Q. なぐり描きをしないと心配ですか?

A. 興味の出る時期には差があります。クレヨンを握る・線を引くことに興味が出てきたら一歩です。無理強いは避けましょう。

Q. 練習をたくさんさせれば早く上達しますか?

A. 訓練より「やりたくなる遊び」のくり返しが土台です。楽しい経験のなかで自然に手指は育ちます。

Q. 左右で手の使い方が違うのは大丈夫?

A. この時期は利き手が決まっておらず、両手を使うのが普通です。極端な左右差や固さが続くときは小児科で相談します。

Q. 手指の発達が気になるとき、どこに相談すればいい?

A. まずは1歳6か月児健診やかかりつけ小児科へ。より専門的な相談は地域の発達相談や児童発達支援センターが窓口になります。

この記事の根拠

  • 厚生労働省「乳幼児身体発育調査」
  • こども家庭庁「乳幼児健康診査」
  • 国立成育医療研究センター「発達・成長に関する診療部門の情報」
  • 日本小児科学会「小児科診療ガイドライン」

まとめ

  • 1〜2歳は、手のひらでつかむ動きから、指先でつまむ微細運動へと育つ時期です。
  • 指さし・なぐり描き・積み木重ねなどが見られ、できる時期には大きな幅があります。
  • 訓練ではなく、つかむ・入れる・描くといった楽しい遊びのくり返しが土台です。
  • 小さなビーズやボタンは窒息の危険があるため、つまむ練習には使いません。
  • 気になるサインが続くときは、健診やかかりつけ小児科で相談しましょう。

大切なお知らせ:この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。お子さんの発達や個別の状況については、かかりつけの小児科医や健診などでご相談ください。

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当サイトの情報は公的機関や専門家の発信をもとに編集部が独自にまとめたものです。各情報源の機関が監修・承認したものではありません。健康や発達について心配がある場合は医師や専門家にご相談ください。