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11〜12歳🌱発達・成長

9〜12歳の創造力の伸ばし方|家でできる声かけと環境づくり

国立成育医療研究センターや文部科学省の資料をもとに、9〜12歳の創造力の特徴と、家庭でできる関わり方・避けたい接し方をまとめました。

012.kids 編集部公開: 2025年5月4日更新: 2026年6月19日8分で読めます
情報の信頼性

情報源:文部科学省・国立成育医療研究センター 公式情報

作成:012.kids 編集部公開日:2025年5月4日最終確認:2026年6月19日現在参考文献:4

※記載内容は上記時点の情報です。制度・数値・窓口などは変わることがあるため、重要な事項は公式情報でご確認ください。

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この記事のポイント

  • 9〜12歳の創造力は「ゼロから生み出す力」より「知識を組み合わせて形にする力」。覚えたことを応用し始める時期です。
  • 正解探しが増える年代ほど、家庭は「自由に試せる場」。結果ではなく過程に目を向ける関わりが土台になります。
  • 「絵が下手」「アイデアが幼い」と感じても比べない。創造力の出方は子どもごとに大きく違います。
  • 対象:9〜12歳ごろのお子さんの創造力の育ちが気になる保護者。

まず確認したいこと(相談窓口)

気になること まず相談する先
発達全般の気がかり・集中の偏り かかりつけ小児科
育ちや関わり方の一般的な相談 地域の保健センター
発達の特性が気になるとき 発達相談・発達相談の窓口
学習面・図工や作文の様子 担任・学校

重要:創造力は「才能の有無」で測るものではありません。気になる点があっても作品の優劣で判断せず、生活全体の様子を見たうえで、必要に応じてかかりつけ小児科や地域の保健センターに相談すると安心です。

9〜12歳の創造力はどう育つ?

国立成育医療研究センター「発達評価・支援に関する診療部門の情報」 より:子どもの育ちには段階があり、年齢ごとに伸びやすい力が変わるとされています。

  • 高学年は語彙や知識が増え、頭の中でイメージを組み立てられるようになります。
  • 「現実にはこうだけど、もし〜だったら」と仮定して考える力が育ちます。
  • 一方で「正解・不正解」を気にしやすくなり、自由な発想に慎重になる子もいます。
  • 創造力の出方は絵・工作・物語・実験など子どもごとに偏りがあり、それで普通です。

家庭でできる創造力のサポート

文部科学省「特別支援教育について」 より:一人ひとりの特性に応じた関わりが、子どもの力を引き出すうえで大切とされています。

  • 材料や道具を手の届く場所に置き、思いついたとき試せる環境を整えます。
  • 「うまい・へた」ではなく「どこを工夫した?」と過程を尋ねる声かけにします。
  • 失敗や寄り道を否定せず、やり直せる余白を残しておきます。
  • 親が答えを先回りせず、子どもの「やってみたい」を尊重して見守ります。

「正解探し」に偏らないために

国立教育政策研究所「幼児教育研究センターの取り組み」 より:遊びや探究を通じた学びが、子どもの考える力を支えると整理されています。

  • テストの点数や見栄えのよい作品だけを褒めると、無難な選択に流れがちです。
  • 「変わったアイデアだね」と発想そのものを面白がる反応が、挑戦を後押しします。
  • 答えが一つでない問いを家庭で投げかけると、考えを広げる練習になります。
  • 完成度より「自分で決めて作った」経験を積み重ねることを大切にします。

創造力の育ちには個人差がある

こども家庭庁「こどもの育ちに関する施策」 より:子どもの育ちは一人ひとり異なり、画一的に比べないことが大切とされています。

  • 同じ年齢でも、表現が得意な分野もペースも子どもによって違います。
  • 大人から見て「幼い」発想でも、本人にとっては大切な試行錯誤です。
  • 興味が移り変わるのは自然で、一つを長く続けられなくても問題ありません。
  • 比較や評価より、安心して試せる関係づくりが創造力の土台になります。

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
作品の出来を他の子と比べる 自信を失い、挑戦そのものを避けるようになる
「正解」を先に教えて手を出す 自分で考える機会を奪ってしまう
散らかる・失敗するからとやらせない 試行錯誤の経験が積めず発想が広がらない
結果が出ないと無駄だと決めつける 過程で育つ力を見落とすことになる
親の好みの方向へ強く誘導する 子ども自身の興味や発想が育ちにくくなる

よくある誤解

Q. 創造力は生まれつきの才能で決まりますか?

A. 才能だけで決まるものではありません。安心して試せる環境と、過程を認める関わりのなかで少しずつ育っていきます。

Q. 高学年から始めても遅いですか?

A. 遅くありません。知識が増えた高学年は、覚えたことを組み合わせて形にする力が伸びやすい時期です。

Q. 絵や工作が苦手な子は創造力がないのですか?

A. そうとは限りません。物語・実験・アイデア出しなど、表現の得意分野は子どもごとに違います。

Q. 習い事をさせれば創造力は伸びますか?

A. 習い事は選択肢の一つですが必須ではありません。家庭で自由に試せる時間も同じくらい大切です。

Q. 創造力の育ちが気になるときは、どこに相談すればいい?

A. 発達全般の気がかりはかかりつけ小児科や地域の保健センターへ、学習や図工・作文の様子は担任・学校に相談すると整理しやすくなります。

この記事の根拠

  • 国立成育医療研究センター「発達評価・支援に関する診療部門の情報」
  • 文部科学省「特別支援教育について」
  • 国立教育政策研究所「幼児教育研究センターの取り組み」
  • こども家庭庁「こどもの育ちに関する施策」

まとめ

  • 9〜12歳の創造力は、知識を組み合わせて形にする力として伸びていきます。
  • 結果や見栄えより、過程と「自分で決めた」経験を認める関わりが土台になります。
  • 正解探しに偏らないよう、発想そのものを面白がる反応を大切にします。
  • 表現の得意分野やペースには個人差があり、比較は創造力を縮めます。
  • 気になることがあれば、かかりつけ小児科や地域の保健センター、担任・学校に相談しましょう。

大切なお知らせ:この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。お子さんの個別の状況については、かかりつけの小児科医や地域の専門窓口にご相談ください。

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当サイトの情報は公的機関や専門家の発信をもとに編集部が独自にまとめたものです。各情報源の機関が監修・承認したものではありません。健康や発達について心配がある場合は医師や専門家にご相談ください。