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6〜8歳💚メンタル・心理

場面緘黙(かんもく)とは?家では話すのに園や学校で話せない理由と相談先

国立成育医療研究センター・文部科学省の情報をもとに、場面緘黙の特徴・家庭でできる関わり・相談先の選び方を中立的にまとめました。

012.kids 編集部公開: 2025年8月6日更新: 2026年6月19日8分で読めます
情報の信頼性

情報源:国立成育医療研究センター・文部科学省 公式情報

作成:012.kids 編集部公開日:2025年8月6日最終確認:2026年6月19日現在参考文献:4

※記載内容は上記時点の情報です。制度・数値・窓口などは変わることがあるため、重要な事項は公式情報でご確認ください。

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この記事のポイント

  • 場面緘黙(かんもく)は、家では話せるのに園や学校など特定の場面で話せなくなる状態で、強い不安が背景にあります。
  • 「わざと」「人見知り」ではない。本人もつらく、無理に話させると逆効果になることがあります。
  • 「そのうち治る」と様子見しすぎないこと。気になるときはスクールカウンセラーや専門相談につなぐのが現実的です。
  • 対象:園や学校で話せない様子が気になる子どもの保護者。

まず確認したいこと(相談窓口)

気になること まず相談する先
園や学校での様子・対応 スクールカウンセラー
言葉やコミュニケーションの発達 かかりつけ医・小児科/言語聴覚士
不安の強さやこころの状態 自治体のこころの健康相談
専門的な診療を検討したいとき 児童精神科

重要:場面緘黙は「話さない」のではなく「話せない」状態で、本人の意思や努力の問題ではありません。無理に話させようとせず、気になるときは家庭だけで抱え込まず、スクールカウンセラーやかかりつけ医・小児科に相談しましょう。

場面緘黙(かんもく)とはどんな状態?

国立成育医療研究センター「子どものこころ・精神の不調について」 より:特定の場面で話せなくなる背景には強い不安があるとされています。

  • 家では普通に話せるのに、園や学校では声が出せなくなるのが特徴です。
  • 「話したくない」のではなく、不安で「話せない」状態です。
  • 単なる人見知りや恥ずかしがりとは異なり、特定場面で持続します。
  • 本人もつらさを抱えており、責めることは逆効果になります。

「わざと」ではないと理解する

厚生労働省「こころの健康に関する情報」 より:不安が背景にある状態は、周囲の理解と安心が支えになるとされています。

  • 「努力が足りない」「甘えている」という見方は当てはまりません。
  • 無理に発言を促すと、不安が強まり症状が長引くことがあります。
  • 話せなくても、うなずきや筆談などで参加できる工夫が役立ちます。
  • 本人のペースを尊重し、安心を積み重ねることが回復の土台です。

家庭と学校でできる関わり

文部科学省「生徒指導・教育相談に関する情報」 より:家庭と学校が連携し、安心できる環境を整えることが大切とされています。

  • 家では「話せたか」を問い詰めず、安心できる雰囲気を保ちます。
  • 担任やスクールカウンセラーと、話せる場面・話せない場面を共有します。
  • 発言を求めず参加できる方法(指さし・書く・小グループ)を相談します。
  • 小さくできたことを一緒に喜び、プレッシャーをかけないことが大切です。

専門相談を考えるタイミング

国立成育医療研究センター「子どものこころ診療に関する情報」 より:気になる状態が続くときは早めの相談が望まれるとされています。

  • 話せない状態が数か月続く・生活に支障が出るときは相談を検討します。
  • 言葉の発達面の心配があれば、かかりつけ医・小児科や言語聴覚士へ。
  • 不安が強いときは、自治体のこころの健康相談も選択肢です。
  • 必要に応じて児童精神科など専門の診療につなぐこともあります。

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
無理に「話してごらん」と発言を促す 不安が強まり、症状が長引くことがある
「わざと」「甘え」と決めつける 本人を傷つけ、信頼関係を損なう
人前で「この子は話せなくて」と説明する 注目が負担になり不安を強める
「そのうち治る」と長く様子見し続ける 早めの相談・支援の機会を逃しやすい
話せたことだけを過度に褒め立てる プレッシャーになり逆効果のことがある

よくある誤解

Q. ただの人見知りではないのですか?

A. 人見知りは時間とともに和らぐことが多いですが、場面緘黙は特定の場面で話せない状態が持続します。気になるときは相談しましょう。

Q. 家では普通に話すのに、本当に困っているの?

A. 家で話せても、園や学校で話せず本人はつらさを抱えていることが多いです。「家で話せるから大丈夫」とは限りません。

Q. 無理にでも発言させたほうが慣れますか?

A. 逆効果になることがあります。発言を強いず、安心して参加できる方法を学校と相談するほうが効果的です。

Q. 親の育て方のせいでしょうか?

A. 育て方が原因と決めつけることはできません。不安の出方には個人差があり、自分を責めすぎないことも大切です。

Q. 場面緘黙が心配なとき、どこに相談すればいい?

A. 園や学校での対応はスクールカウンセラー、言葉の発達はかかりつけ医・小児科や言語聴覚士、不安が強いときは自治体のこころの健康相談や児童精神科が選択肢です。

この記事の根拠

  • 国立成育医療研究センター「子どものこころ・精神の不調について」
  • 厚生労働省「こころの健康に関する情報」
  • 文部科学省「生徒指導・教育相談に関する情報」
  • 国立成育医療研究センター「子どものこころ診療に関する情報」

まとめ

  • 場面緘黙(かんもく)は、家では話せても特定の場面で話せなくなる状態です。
  • 「わざと」「人見知り」ではなく、強い不安が背景にあります。
  • 無理に話させると逆効果になることがあり、安心の積み重ねが大切です。
  • 「そのうち治る」と様子見しすぎず、気になるときは早めに相談します。
  • 園や学校はスクールカウンセラー、発達はかかりつけ医・小児科や言語聴覚士に相談しましょう。

大切なお知らせ:この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。お子さんの心の状態や個別の状況については、学校のスクールカウンセラーやかかりつけの小児科医・専門の相談窓口にご相談ください。

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