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0〜2歳🤱妊娠・出産

妊娠中の旅行:安定期(16〜27週)が一般的目安──飛行機の制限・血栓予防、医療体制と母子手帳の携帯

妊娠中の旅行は『安定期(16〜27週)』が一般的目安。飛行機は出産予定日4週以内(経腟分娩28週以降)に診断書要求の航空会社が多く、長時間移動は深部静脈血栓症リスク。母子手帳・保険証・周産期医療体制の確認と、避けるべき行動を日本産科婦人科学会・国立成育医療研究センターの情報をもとに整理しました。

012.kids 編集部公開: 2026-03-11更新: 2026-06-117分で読めます
情報の信頼性

情報源:日本産科婦人科学会・国立成育医療研究センター・厚生労働省 ほか

作成:012.kids 編集部公開日:2026-03-11最終確認:2026-06-11参考文献:4
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この記事のポイント

  • まず結論:旅行は 安定期(16〜27週) が一般的目安、医師確認後
  • 長時間移動は深部静脈血栓症(エコノミー症候群)リスク
  • 母子手帳・保険証・産院連絡先 を必ず携帯
  • 対象:0〜2歳のお子さんを迎える妊娠中の方とパートナー

受診のタイミング

国立成育医療研究センター より:

状況 連絡先
旅行計画前 妊婦健診で医師相談
旅行中の腹痛・出血・破水疑い 即受診(最寄り産婦人科)/ #7119
強い頭痛・浮腫(妊娠高血圧症候群サイン) 即受診
片足の腫れ・痛み(血栓疑い) 即受診
海外旅行の予防接種 検疫所・トラベルクリニック

重要:旅行先での緊急時連絡先(最寄り産婦人科)を事前にリサーチ。

「安定期」の意味と現実

日本産科婦人科学会 より:

「安定期」とは

  • 妊娠16〜27週頃
  • 胎盤完成 + つわり軽快
  • 流早産リスクが相対的に低い

「安定期 = 絶対安全」ではない

  • 個人差大:切迫早産リスクは個別
  • 「安定期だから何でもOK」は誤解
  • 医師の判断が前提

旅行に向く時期

  • 16〜27週が一般的目安
  • 28週以降は出産近く:避ける傾向
  • 妊娠初期は流産リスクで控える ことが多い

移動手段と注意

国立成育医療研究センター より:

自家用車

  • シートベルトは必ず着用
  • 腰ベルトはお腹の下に
  • 長時間運転は休憩多め
  • 後部座席が安全

新幹線・特急

  • 座席を確保:自由席は避ける
  • トイレ近くの座席
  • 2時間ごとに歩く

飛行機

  • 国内線:多くは制限なし
  • 国際線・長距離:規定確認
  • 出産予定日に近づくと診断書要求 が一般的
  • 航空会社・路線で違う

  • 酔いやすい:吐き気で疲弊
  • 長距離は医療体制を確認
  • クルーズは医師相談で

飛行機の規定

厚生労働省 検疫所 より:

一般的な航空会社の規定

  • 出産予定日 ≤28日:診断書必要
  • 出産予定日 ≤7日:医師同伴 or 拒否されるケース
  • 多胎妊娠 はより厳しい規定
  • JAL/ANA等は公式サイトで確認

機内での注意

  • エコノミー症候群対策
  • 頻繁に歩く:1〜2時間ごと
  • 足首回し:座席で
  • 着圧ソックス 着用
  • 水分補給:機内は乾燥

気圧変化

  • 健康な妊婦には影響少ない
  • 「胎児への悪影響」のエビデンス乏しい
  • 不安があれば医師相談

深部静脈血栓症(DVT)

日本産科婦人科学会 より:

なぜ妊娠中にリスク↑か

  • 血液凝固能↑:妊娠中の生理的変化
  • 静脈圧↑:子宮が大きくなる
  • 「エコノミー症候群」とも呼ばれる

サイン

  • 片足の腫れ・痛み・赤み
  • 歩行時の痛み
  • 皮膚の温度差

予防

  • 2時間ごとに歩く
  • 足首・ふくらはぎの運動:座席で
  • 着圧ソックス
  • 十分な水分
  • きつい服装を避ける

受診サイン

  • 片足だけの腫れ
  • 痛みが続く
  • 呼吸困難(肺塞栓のサイン、緊急)

国内旅行 vs 海外旅行

厚生労働省 検疫所 より:

国内旅行

  • 医療体制の確認は容易
  • 保険証で対応
  • 母子手帳が役立つ
  • 言語の壁なし

海外旅行

  • 医療費が高額 になるケース
  • 言語の壁
  • 予防接種制限:生ワクチンは妊娠中NG
  • マラリア・ジカウイルス等の感染症地域は避ける

海外旅行保険

  • 妊娠合併症のカバー範囲を確認
  • 「妊娠関連は対象外」の保険多い
  • 専用プランを検討

持ち物リスト

国立成育医療研究センター より:

必携

  • 母子手帳:旅行先での受診時に必須
  • 保険証
  • お薬手帳:処方薬リスト
  • 健診結果のコピー
  • 産院の電話番号

役立つ

  • 着圧ソックス
  • 腹帯
  • 薄手のカーディガン(冷え対策)
  • 生理用ナプキン:破水疑い時に
  • 水・軽食
  • 吐き気止め(医師処方)

海外向け

  • 英文の医療情報
  • 海外旅行保険証
  • 大使館連絡先

旅行先の医療リサーチ

こども家庭庁 より:

事前に調べる

  • 最寄りの産婦人科
  • 救急対応可能な病院
  • タクシー会社・救急番号

「行ってから探す」NG

  • 緊急時は時間との戦い
  • 観光地は医療体制が限定的
  • 離島・山間部は注意

周産期医療体制

  • 「総合周産期母子医療センター」 が最強
  • NICU連携病院
  • 大都市部の方が安心

避けるべき旅行

日本産科婦人科学会 より:

妊娠経過の問題がある時

  • 切迫早産
  • 前置胎盤
  • 妊娠高血圧症候群
  • 多胎妊娠の後期

目的地の問題

  • 医療体制が限られた地域
  • 感染症リスク高い国
  • 標高2500m以上の高地
  • 温泉:感染症リスクで議論あり

内容の問題

  • 激しいアクティビティ
  • 遊園地(絶叫系)
  • スキー・スノボ
  • 温泉長湯:のぼせ

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
医師に相談せず長距離旅行 個別の妊娠状態次第
「安定期だから絶対安全」と過信 個人差大、リスクは残る
海外で生ワクチン接種 胎児リスク
母子手帳を持たずに旅行 緊急受診時に困る
長時間同じ姿勢 DVTリスク
片足の腫れ・痛みを放置 DVT・肺塞栓の可能性
高地・感染症リスク地域 胎児への影響
遊園地の絶叫系・激しいアクティビティ 振動・腹圧リスク

よくある誤解

Q. 安定期なら旅行は絶対OK?

A. 個人差大。切迫早産歴等あれば控えるのが安全。医師確認を。

Q. 飛行機は妊娠中NG?

A. 国内線は多くの場合OK。出産予定日4週以内は診断書要求が一般的。

Q. 気圧変化が胎児に悪影響?

A. 健康な妊婦への影響エビデンスは乏しい。心配なら医師相談。

Q. 温泉は妊娠中NG?

A. 科学的根拠は限定的だが議論あり。長湯・のぼせ・感染症リスクは避ける。

Q. 海外旅行は何週まで?

A. 航空会社規定 + 医師判断。多くは32〜36週まで。妊娠初期も控える方が多い。

Q. 何科・誰に相談?

A. 妊婦健診の産婦人科、海外旅行は 検疫所・トラベルクリニック

この記事の根拠

  • 日本産科婦人科学会 産婦人科診療ガイドライン-産科編
  • 国立成育医療研究センター 妊娠・出産・産後
  • 厚生労働省 検疫所 海外渡航のための予防接種
  • こども家庭庁 妊婦健康診査

まとめ

  • 旅行は 安定期(16〜27週) が一般的目安、医師確認後
  • 長時間移動は深部静脈血栓症(DVT)リスク:2時間ごとに歩く
  • 飛行機は出産予定日4週以内で診断書要求 が一般的
  • 母子手帳・保険証・産院連絡先・健診結果コピー を携帯
  • 旅行先の医療体制を事前リサーチ
  • 切迫早産・前置胎盤・高地・感染症地域は避ける
  • 海外旅行は生ワクチンNG・医療費・保険を確認
  • 着圧ソックス・水分補給・足首運動 で血栓予防

大切なお知らせ:本記事は公的機関・学会の発信情報をもとに012.kids編集部が独自にまとめた一般情報です。妊娠中の旅行は、必ず妊婦健診で医師の判断を得てから計画してください。

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