この記事のポイント
- 6〜9歳のおやつは「第4の食事」。お菓子ではなく、食事で足りない栄養や水分を補う時間と考えると選びやすくなります。
- 大事なのは「量」と「時間」を決めること。だらだら食べず、夕食の2時間前くらいまでに区切ります。
- 甘いもの・脂っこいものに偏らせない。おにぎり・果物・乳製品・いもなど、食事に近いものを基本にします。
- 対象:6〜9歳(小学校低学年)のおやつを見直したい保護者。
まず確認したいこと(相談窓口)
| 気になること | まず相談する先 |
|---|---|
| 甘いもので食事を食べない・むし歯が心配 | かかりつけ小児科 |
| おやつ量や栄養バランスの不安 | 自治体の栄養相談・管理栄養士 |
| 食習慣や生活リズムの相談 | 保健所・市区町村の保健センター |
| おやつをのどへ詰まらせた | 119番(窒息・誤嚥の応急) |
重要:おやつは「ごほうび」より「食事の一部」と考えると整えやすくなります。甘いものばかりで食事が進まない、むし歯が気になるといった心配が続くときは、量の調整だけで抱えず、かかりつけ小児科や自治体の栄養相談で相談しましょう。
おやつは「第4の食事」と考える
農林水産省「食育の推進」 より:おやつ(間食)は食事で不足しがちな栄養や水分を補う役割として紹介されています。
- おやつは「お菓子」ではなく食事を補う時間と考えます。
- 3回の食事で足りないエネルギーや栄養を少し補う発想です。
- 6〜9歳は活動量が増えるため、補食としての意味も大きくなります。
- 甘いお菓子に限らず、食事に近いものを選ぶと負担が減ります。
量と時間を決めて与える
農林水産省「食育ガイド」 より:間食は量と時間を決めることが、食習慣づくりに役立つとされています。
- だらだら食べず、回数と時間を決めて与えます。
- 夕食の2時間前くらいまでに切り上げると食事に響きにくくなります。
- 袋ごと渡さず、皿に取り分けて適量を見せます。
- 飲み物は甘いジュースより、お茶や水を基本にします。
おやつの選び方の目安
厚生労働省「栄養・食育対策」 より:間食も含めた1日全体で栄養を整える考え方が示されています。
- おにぎり・果物・乳製品・いも・小魚など食事に近いものを基本にします。
- 甘いお菓子やスナックは「たまの楽しみ」として量を決めます。
- 食事で不足しがちな乳製品や果物を、おやつで補うのも一つの手です。
- 種類を固定せず、いろいろな食品に触れる機会にします。
おやつと食事のバランスをとる
厚生労働省「日本人の食事摂取基準(2025年版)」 より:間食も1日のエネルギーや栄養素の一部として考えることがすすめられています。
- おやつが多すぎると、肝心の食事が進まなくなります。
- おやつ込みで1日のバランスを見て、食べすぎを防ぎます。
- 運動量が多い日は補食を増やすなど、活動量で調整します。
- 「おやつを楽しみつつ食事も食べる」を続けるのが目標です。
やってはいけないこと
| やってはいけないこと | 理由 |
|---|---|
| 時間を決めずにだらだら食べさせる | 食事が進まずむし歯のリスクも上がる |
| 甘いお菓子やジュースばかり与える | 栄養が偏り、食事への影響も大きい |
| 袋ごと渡して好きなだけ食べさせる | 量の感覚が育たず食べすぎやすい |
| 静かにさせる目的で常に与える | おやつが「ごほうび」化し量が増える |
| 夕食直前まで食べさせる | 食事を食べられなくなる原因になる |
よくある誤解
Q. おやつは食事に悪いから減らすべきですか?
A. 6〜9歳のおやつは「第4の食事」です。量と時間を決めれば、栄養や水分を補う役割があります。
Q. 甘いお菓子は完全にやめるべき?
A. 完全禁止は反動を招きがちです。「たまの楽しみ」として量と頻度を決めるのが現実的です。
Q. おやつにどんなものを選べばいい?
A. おにぎり・果物・乳製品・いもなど食事に近いものが基本です。甘いものは量を決めて取り入れます。
Q. おやつの時間はいつがいい?
A. 夕食の2時間前くらいまでに切り上げると、食事に響きにくくなります。だらだら食べは避けましょう。
Q. おやつや食事の量が気になるときは、どこに相談すればいい?
A. 食事を食べない・むし歯の心配はかかりつけ小児科へ、量や栄養の不安は自治体の栄養相談や管理栄養士に相談すると安心です。
この記事の根拠
- 農林水産省「食育の推進」「食育ガイド」
- 厚生労働省「栄養・食育対策」「日本人の食事摂取基準(2025年版)」
まとめ
- 6〜9歳のおやつは「第4の食事」で、食事で足りない栄養や水分を補う時間と考えます。
- 大事なのは量と時間を決めること。夕食の2時間前くらいまでに区切ります。
- おにぎり・果物・乳製品・いもなど食事に近いものを基本にし、甘いものは量を決めます。
- だらだら食べや袋ごと渡すのは食べすぎの原因になるため避けます。
- 食事を食べない・むし歯の心配は小児科、量の不安は自治体の栄養相談に相談しましょう。
大切なお知らせ:この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。お子さんの体調や個別の状況については、かかりつけの小児科医や管理栄養士にご相談ください。

