メインコンテンツへスキップ
3〜5歳🌱発達・成長

子どもの発音、何歳まで様子見て大丈夫?目安と練習のコツ

厚生労働省や国立成育医療研究センターの情報をもとに、発音の発達の目安・家庭でできる関わり方・相談の見きわめ方をまとめました。

012.kids 編集部公開: 2025年5月10日更新: 2026年6月19日8分で読めます
情報の信頼性

情報源:厚生労働省・国立成育医療研究センター 公式情報

作成:012.kids 編集部公開日:2025年5月10日最終確認:2026年6月19日現在参考文献:4

※記載内容は上記時点の情報です。制度・数値・窓口などは変わることがあるため、重要な事項は公式情報でご確認ください。

共有LINEX

この記事のポイント

  • 発音は口や舌の発達とともに整う。言いにくい音が残るのは幼児期にはよくあることです。
  • サ行・ラ行・ツなどは最後まで難しい音。年齢が上がるにつれ自然に言えるようになる子が多いです。
  • 無理に言い直させない。たくさん話す・聞いてもらえる安心感が発音を育てます。
  • 対象:2〜6歳ごろの子どもの発音が気になる保護者。

まず確認したいこと(相談窓口)

気になること まず相談する先
発音や言葉の遅れが気になる かかりつけ小児科
健診でことばを相談したい 地域の保健センター
発音の専門的な評価・練習 ことばの相談・言語聴覚士
発達全体が気になる 発達相談

重要:発音は個人差が大きく、言いにくい音が残るだけなら様子を見てよいことが多いです。ただし周囲にまったく伝わらない・聞き返しが多い状態が続くときは、保健センターやことばの相談で早めに見てもらいましょう。

発音はどう育つ?年齢の目安

厚生労働省「母子保健(健やか親子)」 より:ことばの発達は健診のなかでも確認される、子育ての大切な視点とされています。

  • 発音は口・舌・あごの動きが育つにつれ、少しずつはっきりしてきます。
  • 2〜3歳ごろは赤ちゃん言葉や言い間違いが多くても自然です。
  • 4〜5歳になると多くの音が言えるようになってきます。
  • サ行・ラ行・ツなどは最後まで残りやすく、就学前後で整う子もいます。

家庭でできる発音の支え方

国立成育医療研究センター「発達・成長に関する診療」 より:発達には個人差があり、安心できる関わりが土台になるとされています。

  • 言い間違えても、その場で正しい発音をさりげなく返します。
  • 「ちがう、言い直して」と何度もやらせると話す意欲が下がります。
  • 子どものペースで最後まで話を聞き、伝わった喜びを共有します。
  • 絵本の読み聞かせやしりとりで音に親しむ機会を増やします。

言い直しより大切な「話したくなる」関わり

こども家庭庁「乳幼児健康診査」 より:健診はことばを含む発達を保護者と一緒に確認する機会とされています。

  • 発音は「正しく言わせる」より「たくさん話す」なかで整います。
  • 聞き取れなくても言いたいことを汲み取り、否定しません。
  • 親が口の動きを見せながらゆっくり話すと、自然なお手本になります。
  • 緊張すると言いにくくなるため、急かさず待つ姿勢が大切です。

相談したほうがよいサイン

厚生労働省「発達障害に関する支援」 より:困りごとが続くときは早めに専門機関につなぐことがすすめられています。

  • 家族にも何を言っているか伝わらない状態が続くとき。
  • 言葉数が極端に少ない・ことばの遅れもあわせて気になるとき。
  • 就学が近いのに多くの音が不明瞭なままのとき。
  • 本人が話すことを強く嫌がる・避けるようになったとき。

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
何度も言い直しを強制する 話す意欲や自信を失わせる
発音の間違いをからかう・まねる 心を傷つけ話すのを避けるようになる
ほかの子と発音の早さを比べる 個人差を見落とし焦りにつながる
「練習」と称して長時間やらせる 緊張で逆に言いにくくなる
気になっても相談せず放置し続ける 必要な支援のタイミングを逃す

よくある誤解

Q. サ行が言えないのは問題ですか?

A. サ行やラ行は最後まで難しい音で、幼児期に言いにくいのはよくあることです。年齢とともに整う子が多いです。

Q. 発音は練習させれば早く直りますか?

A. 無理な言い直しは逆効果になりがちです。たくさん話す環境のほうが自然に発音を育てます。

Q. 赤ちゃん言葉はやめさせるべきですか?

A. 急にやめさせる必要はありません。親が正しい言い方でさりげなく返すうちに自然に減っていきます。

Q. 何歳まで様子を見ていいですか?

A. 年齢だけで線は引けません。就学前後でも気になる音が残るなら、ことばの相談で見てもらうと安心です。

Q. 発音が気になるときは、どこに相談すればいい?

A. まずはかかりつけ小児科や健診で相談し、専門的な評価が必要なときは地域の保健センターやことばの相談、言語聴覚士につなげると安心です。

この記事の根拠

  • 厚生労働省「母子保健(健やか親子)」
  • 国立成育医療研究センター「発達・成長に関する診療」
  • こども家庭庁「乳幼児健康診査」
  • 厚生労働省「発達障害に関する支援」

まとめ

  • 発音は口や舌の発達とともに整い、言いにくい音が残るのは自然なことです。
  • サ行・ラ行・ツなどは最後まで難しく、就学前後で整う子もいます。
  • 無理な言い直しより、たくさん話せる安心な関わりが発音を育てます。
  • 家族に伝わらない・遅れもあわせて気になるときは早めに相談します。
  • 相談先はかかりつけ小児科・保健センター・ことばの相談です。

大切なお知らせ:この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。お子さんの発達や個別の状況については、かかりつけの小児科医や地域の保健センター、ことばの相談の専門家にご相談ください。

共有LINEX
🌱

次のステージ:Early Stage6〜8歳

お子さんが成長したら、こちらもどうぞ

あわせて読みたい

当サイトの情報は公的機関や専門家の発信をもとに編集部が独自にまとめたものです。各情報源の機関が監修・承認したものではありません。健康や発達について心配がある場合は医師や専門家にご相談ください。