メインコンテンツへスキップ
6〜8歳💻デジタル・メディア

子ども向けSNS:13歳未満の主要SNSは規約違反──Messenger Kids・YouTube Kids・教育プラットフォームの活用と『友達と繋がりたい』ニーズへの代替案

Instagram・TikTok・X・LINE等の主要SNSは利用規約で13歳以上。子どもがSNSをやりたがる本質は『友達とつながりたい』『流行を共有したい』。Messenger Kids(米国中心)・YouTube Kids・school messengerなど代替手段、家族LINEグループ、リアル友達との連絡帳アプリ的活用を内閣府の情報をもとに整理。

012.kids 編集部公開: 2026-03-11更新: 2026-06-117分で読めます
情報の信頼性

情報源:内閣府・総務省・こども家庭庁 ほか

作成:012.kids 編集部公開日:2026-03-11最終確認:2026-06-11参考文献:4
共有LINEX

この記事のポイント

  • まず結論:主要SNS(Instagram・TikTok・X・LINE)は 13歳以上が利用規約
  • 「子ども向けSNS」で完全安全はない:親の関与が前提
  • 代替手段:YouTube Kids・Messenger Kids・家族LINE
  • 対象:6〜12歳のお子さんを持つ保護者

相談・確認のタイミング

こども家庭庁 より:

状況 連絡先
見知らぬ人とのSNS接触 警察相談 #9110
オンラインいじめ スクールカウンセラー / 学校
不適切コンテンツ閲覧 学校相談員
個人情報漏洩疑い 警察 / 消費生活センター
ネット依存疑い 心療内科・精神保健福祉センター
子ども相談 こどもの人権110番 0120-007-110

重要:「子どもがSNSをやりたがる」のは『つながり』のニーズ。否定せず代替手段を一緒に考える。

主要SNSの年齢制限

内閣府 青少年インターネット利用環境実態調査 より:

利用規約での年齢

SNS 利用規約
Instagram 13歳以上
TikTok 13歳以上
X (Twitter) 13歳以上
LINE 12歳推奨
Discord 13歳以上
Snapchat 13歳以上
YouTube 13歳以上(YouTube Kidsは別)

「13歳の壁」の意味

  • 米国のCOPPA法(13歳未満児童オンラインプライバシー保護法)の影響
  • 「13歳未満は親の同意なしにオンラインで情報収集されない」
  • 多くのプラットフォームが13歳以上対応

年齢偽装のリスク

  • 規約違反:アカウント凍結のリスク
  • トラブル時の救済が薄い
  • 「大人扱い」されてグルーミング標的に

「子どもがSNSをやりたがる」本質

こども家庭庁 より:

子どもの本当のニーズ

  • 友達とつながりたい
  • 流行を知りたい
  • 「みんなやってる」社会参加
  • 自己表現

「ダメ」だけでは不十分

  • 代替手段を提案
  • 「なぜダメか」を説明
  • 子の気持ちを否定しない

13歳未満向け代替(連絡用)

内閣府 より:

家族LINEグループ

  • 親が管理者
  • 「家族」と「リアル友達の親」グループ
  • 個別LINE交換は親の許可制

キッズ携帯・キッズスマホ

  • キャリア提供の機能制限端末
  • 連絡できる相手を制限
  • GPS・通話履歴を親が確認

Messenger Kids(米国中心)

  • Meta社の子ども向けメッセンジャー
  • 13歳未満専用
  • 親が承認した相手のみ
  • 日本では限定的展開

スマホ非依存の方法

  • 学校での直接コミュニケーション
  • 家の電話
  • 手紙

13歳未満向け代替(コンテンツ視聴用)

総務省 情報通信白書 より:

YouTube Kids

  • 13歳未満専用
  • コンテンツが事前審査
  • タイマー機能
  • 検索オフ設定可能

YouTube Premium ファミリープラン

  • 広告なし
  • YouTube Kids も利用可能

Disney+ Kids Profile

  • 子ども向けプロファイル
  • コンテンツ自動制限

キッズ向け動画アプリ

  • NHK for School
  • dキッズ
  • その他キッズ向けサブスク

13歳以上の主要SNS設定

内閣府 より:

共通の最重要設定

  • 非公開アカウント:知らない人に見られない
  • DM「フレンドのみ」
  • 位置情報オフ
  • 「フォロー承認制」

Instagram

  • 「非公開アカウント」
  • 「DMリクエスト」のフィルタ強化
  • 「ストーリーは親しい友達リスト」

TikTok(別記事参照)

  • ファミリーペアリング
  • 非公開 + DM制限

LINE

  • 「友達自動追加」オフ
  • 「IDによる友達追加」オフ
  • 「メッセージ受信拒否」設定

X (Twitter)

  • 「アカウント非公開」
  • DM「フォローしているユーザーのみ」

「完全に安全なSNS」は存在しない

こども家庭庁 より:

どこにでもあるリスク

  • 見知らぬ人からのDM
  • オンラインいじめ
  • 個人情報漏洩
  • 不適切コンテンツ

「子ども専用」でも限定的

  • 「Messenger Kids」「YouTube Kids」も完全ではない
  • コンテンツの自動フィルタの限界
  • 「親の関与」が前提

段階的な解放

  • 小学校低学年:家族LINE + YouTube Kids
  • 小学校高学年:キッズ携帯
  • 中学生:主要SNS解禁の判断

SNSデビュー前に決めるルール

こども家庭庁 より:

「家族SNSルール」

  • 個人情報を投稿しない:本名・学校・住所・電話
  • 「フレンドはリアル友達のみ」
  • 「投稿前に親確認」(小学生)
  • 「困ったら親に話す」

守るべき原則

  • 「ネットに出した情報は消えない」
  • 「会ったことのない人と会わない」
  • 「悪口・誹謗中傷を書かない」

「親に内緒のアカウント」を作らせない

  • 信頼関係が壊れる
  • トラブル時の対応が遅れる
  • 「親に話せる」関係が安全網

グルーミング・性的搾取リスク

こども家庭庁 より:

グルーミングのサイン

  • 「秘密にして」と言う大人
  • 個人情報を聞き出す
  • 「会いに行こう」「写真を送って」
  • 「DMで個別に話そう」

「自画撮り」被害

  • SNSで知り合った人に画像要求
  • 拡散・脅迫
  • 2017年以降全国で多発

対応

  • 送らせない
  • 「言われた瞬間にスクショして親に」
  • 警察相談 #9110

親の見守り方

内閣府 より:

「監視」ではなく「対話」

  • 「今何見てる?」
  • 「面白いの教えて」
  • 「フレンド誰?」

信頼関係の構築

  • 「困ったら親に」を伝え続ける
  • 頭ごなしに叱らない
  • 「失敗しても助ける」スタンス

親自身もSNSを使う

  • 「子のSNSを禁止、親は四六時中」は不公平
  • 食事中は親も
  • 「家族のメディアルール」

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
13歳未満で年齢偽って主要SNS登録 規約違反・救済薄い・グルーミング標的
「公開アカウント」運用 不特定多数に閲覧
「フレンドは誰でもOK」 見知らぬ大人との接触リスク
「ダメ」だけで代替提案なし 子のニーズが満たされず隠れて使用
「親に内緒のアカウント」許可 トラブル時の対応遅れ
個人情報(本名・学校)の投稿 特定リスク
「自画撮り」を送る 性的搾取被害の入口
「子のSNS禁止、親はOK」の不公平ルール 信頼関係に悪影響

よくある誤解

Q. 「子ども向けSNS」は安全?

A. 完全に安全はない。親の関与が前提。

Q. 13歳未満でもLINEはOK?

A. LINE自体は12歳推奨だが、家族LINEで親管理下なら現実的。

Q. 「YouTube Kids」は何歳まで?

A. 明確な上限はないが、小学校中学年で物足りなくなる子が多い。

Q. 親が見守るとプライバシー侵害?

A. 未成年の保護者の責任。「監視ではなく対話」のスタンスで。

Q. SNS禁止が安全?

A. 絶対禁止は反発・隠れた使用を生む。代替手段の提案が現実的。

Q. 何科・誰に相談?

A. トラブルは 警察相談 #9110、いじめは スクールカウンセラー、依存は 精神保健福祉センター

この記事の根拠

  • 内閣府 青少年インターネット利用環境実態調査
  • 内閣府 青少年が安全に安心してインターネットを利用できる環境の整備等に関する法律
  • 総務省 情報通信白書
  • こども家庭庁 こどもの安心・安全

まとめ

  • 主要SNSの利用規約は 13歳以上:それ未満は本来NG
  • 「子どもがSNSをやりたがる」本質は『つながり』 のニーズ
  • 代替:家族LINE・YouTube Kids・キッズ携帯・Messenger Kids
  • 13歳以上でも 非公開 + DM「フレンドのみ」 が必須
  • 「完全に安全なSNS」は存在しない:親の関与が前提
  • 段階的な解放:年齢に応じて
  • グルーミング・自画撮り被害 に注意
  • 「親に内緒のアカウント」を作らせない 信頼関係

大切なお知らせ:本記事は公的機関の情報をもとに012.kids編集部が独自にまとめた一般情報です。トラブルが発生した場合は、警察相談・消費生活センターにご相談ください。

🌱

次のステージ:Mid Stage9〜10歳

お子さんが成長したら、こちらもどうぞ

あわせて読みたい

当サイトの情報は公的機関や専門家の発信をもとに編集部が独自にまとめたものです。各情報源の機関が監修・承認したものではありません。健康や発達について心配がある場合は医師や専門家にご相談ください。