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11〜12歳🌍社会・環境

9〜12歳に多様性をどう伝える?家庭でできる声かけと人権の話

文部科学省・法務省の情報をもとに、9〜12歳の子どもに多様性や人権、ちがいの尊重を家庭で伝える関わり方をまとめました。

012.kids 編集部公開: 2025年8月23日更新: 2026年6月19日8分で読めます
情報の信頼性

情報源:文部科学省・法務省 公式情報

作成:012.kids 編集部公開日:2025年8月23日最終確認:2026年6月19日現在参考文献:4

※記載内容は上記時点の情報です。制度・数値・窓口などは変わることがあるため、重要な事項は公式情報でご確認ください。

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この記事のポイント

  • 9〜12歳は「他者の立場を想像する力」が育つ時期。多様性や人権を、自分ごととして深く考え始められます。
  • 家庭でできるのは「身近なちがいから話す」こと。国籍・障害・性別・家庭の形など、生活のなかの話題が入り口になります。
  • きれいごとの押しつけは逆効果。子ども自身の気づきや疑問を大切にし、一緒に考える姿勢が信頼を育てます。
  • 対象:9〜12歳ごろの子どもに多様性や人権を伝えたい保護者。

まず確認したいこと(相談窓口)

気になること まず相談する先
学校での人権学習・いじめの様子 担任・学校
差別やいじめに関する人権相談 法務省の人権相談窓口・自治体の窓口
ネットでの差別的な書き込み 自治体の窓口・警察相談#9110
子どもが強い不安や落ち込みを示す かかりつけ小児科・学校

重要:多様性の理解は「正しい答えを覚えること」ではなく、ちがいを尊重する姿勢を育てることが目的です。差別やいじめが疑われるときは、まず学校や法務省の人権相談窓口に相談しましょう。

9〜12歳はなぜ多様性を考えやすいのか

文部科学省「人権教育」 より:発達に応じて人権を自分の問題として考える学びが大切とされています。

  • この時期は他者の気持ちや立場を想像する力が大きく育ちます。
  • 「公平とは何か」を理屈で考えられるようになり、多様性の話が深まります。
  • 友だち関係が広がり、ちがいに触れる機会が自然に増えます。
  • 自分の意見を持ち始めるため、対話を通じた学びが効果的です。

家庭で多様性を伝える声かけ

総務省「多文化共生の推進」 より:身近な暮らしのなかで多文化や多様性に触れる大切さが示されています。

  • 国籍・言語・障害・家庭の形など、身近なちがいを否定せず話題にします。
  • 「ちがうのは当たり前」という前提を、日常の会話で繰り返し伝えます。
  • 絵本・映画・ニュースをきっかけに、感じたことを一緒に話します。
  • 答えを出すより、子どもの疑問を大切にする姿勢を心がけます。

人権といじめ・差別の話

法務省「人権擁護(人権啓発・相談)」 より:差別やいじめは人権の問題として相談できることが案内されています。

  • いじめや差別は「ふざけ」ではなく人権の問題だと伝えます。
  • ネットでの差別的な発言も、現実と同じく相手を傷つけると話します。
  • 困っている人を見かけたときの行動を、一緒に考えます。
  • 自分が傷ついたときは、信頼できる大人に話してよいと伝えます。

ちがいを尊重する姿勢を育てる

内閣府「障害を理由とする差別の解消の推進」 より:障害の有無にかかわらず尊重し合う社会づくりが進められています。

  • 障害のある人への「配慮」を、特別ではなく当たり前のこととして話します。
  • 「みんなちがって、それでいい」を行動でも示します。
  • 親自身の何気ない決めつけや偏見にも気をつけます。
  • 子どもの気づきをほめ、考え続ける姿勢を後押しします。

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
きれいごとを一方的に押しつける 反発を招き、考えが深まらない
親が偏見やレッテルを口にする 子どもがそのまま受け継いでしまう
子どもの疑問を「ダメ」と封じる 自分で考える力が育たない
差別やいじめを「子ども同士のこと」と放置する 被害が深刻化する恐れがある
「正しい答え」だけを覚えさせる 行動や態度に結びつかない

よくある誤解

Q. 多様性の話は難しすぎませんか?

A. 身近なちがいから話せば十分伝わります。国籍や障害、家庭の形など、生活のなかの話題が入り口になります。

Q. 親が詳しくないと教えられませんか?

A. 完璧な知識は必要ありません。「一緒に考えよう」という姿勢こそが、いちばんの学びになります。

Q. 子どもが偏見のある発言をしたら?

A. 頭ごなしに叱るより、「なぜそう思ったの?」と聞き、一緒に考え直すきっかけにすると効果的です。

Q. ネットの差別的な情報にどう向き合えばいい?

A. 出典を一緒に確かめ、現実と同じく相手を傷つける行為だと話し合うことが大切です。

Q. 差別やいじめが心配なときは、どこに相談すればいい?

A. 学校の様子は担任へ、差別やいじめの相談は法務省の人権相談窓口や自治体の窓口へ。ネット上の悪質な書き込みは警察相談#9110にも相談できます。

この記事の根拠

  • 文部科学省「人権教育」
  • 法務省「人権擁護(人権啓発・相談)」
  • 総務省「多文化共生の推進」
  • 内閣府「障害を理由とする差別の解消の推進」

まとめ

  • 9〜12歳は他者の立場を想像する力が育ち、多様性や人権を深く考え始められる時期です。
  • 家庭では国籍・障害・性別・家庭の形など、身近なちがいから話すのが入り口です。
  • いじめや差別は人権の問題として、ネット上でも同じだと伝えます。
  • きれいごとを押しつけず、子ども自身の気づきを尊重する姿勢が大切です。
  • 学習内容は学校、差別やいじめは法務省の人権相談窓口や自治体の窓口に相談しましょう。

大切なお知らせ:この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。お子さんの学びや個別の状況については、学校の先生や自治体の窓口にご相談ください。

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当サイトの情報は公的機関や専門家の発信をもとに編集部が独自にまとめたものです。各情報源の機関が監修・承認したものではありません。健康や発達について心配がある場合は医師や専門家にご相談ください。