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9〜10歳🌍社会・環境

小学生に多様性をどう教える?6〜9歳の偏見と向き合う

ユニセフ「子どもの権利」や文部科学省・法務省の人権資料をもとに、6〜9歳(小学校低学年)の多様性の理解を家庭で支えるコツをまとめました。

012.kids 編集部公開: 2025年8月23日更新: 2026年6月19日8分で読めます
情報の信頼性

情報源:ユニセフ・文部科学省・法務省 公式情報

作成:012.kids 編集部公開日:2025年8月23日最終確認:2026年6月19日現在参考文献:4

※記載内容は上記時点の情報です。制度・数値・窓口などは変わることがあるため、重要な事項は公式情報でご確認ください。

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この記事のポイント

  • 6〜9歳は仲間関係が広がり、違いと向き合う場面が増える時期。具体的な出来事を通じて多様性を学べます。
  • 「からかい」や「決めつけ」が出てくる年頃。家庭での対話で、立ち止まって相手の気持ちを考える力を育てます。
  • 正論を教えるより一緒に考える。「なぜいけないと思う?」と問いかけ、本人の気づきを大切にします。
  • 対象:6〜9歳(小学校低学年)の子の多様性の理解を育てたい保護者。

まず確認したいこと(相談窓口)

気になること まず相談する先
学校での人権・多文化教育の進め方 担任・学校
からかい・差別・仲間外れが心配 学校/自治体の教育相談窓口
外国ルーツ・多文化家庭の子育て情報 自治体の窓口(多文化担当)
本人がつらそう・行きしぶりがある 担任・学校(スクールカウンセラー)

重要:低学年では悪気のない「決めつけ」やからかいが出ることがあります。叱って終わりにせず、「言われた子はどう感じるかな」と一緒に考える対話が、多様性を尊重する力を育てます。深刻なときは学校に共有しましょう。

6〜9歳は「違いと向き合う」場面が増える

日本ユニセフ協会「子どもの権利とは」 より:すべての子どもが等しく尊重される権利を持つという考えが、多様性を学ぶ基盤とされています。

  • 仲間関係が広がり、見た目や得意・不得意の違いに気づきます。
  • 「みんな同じであるべき」という思い込みが出やすい時期です。
  • 違いを面白がる空気と、尊重する態度は両立できると伝えます。
  • 具体的な出来事をきっかけに、家庭で対話する機会を作ります。

からかい・決めつけには「一緒に考える」

文部科学省「人権教育の推進」 より:相手の立場を想像する力は、具体的な対話を通じて育つとされています。

  • 「なんでからかったらいけないと思う?」と問いかけます。
  • 善悪を一方的に教えるより、本人に考えさせることが効果的です。
  • 「言われた子はどう感じるかな」と相手の気持ちを想像させます。
  • 頭ごなしに叱ると、本音を話さなくなる点に注意します。

親の言葉と態度が影響する

法務省「人権を守る・考える」 より:身近な大人の言動が、子どもの偏見の有無に大きく関わるとされています。

  • 親が国籍・見た目・職業で人を決めつける言葉を使わないことが大切です。
  • ニュースや会話で偏見に触れたら、家庭で一緒に考えます。
  • 子どもが偏見めいた発言をしたら、否定せず理由を尋ねます。
  • 完璧な正論より、日常の親の振る舞いが影響します。

多様な文化・人と関わる体験を広げる

総務省「多文化共生の推進」 より:多様な背景の人と関わる体験が、共に生きる力を実感に変えるとされています。

  • 地域の国際交流や文化イベントに親子で参加します。
  • いろいろな国の歴史・暮らしを、本や映像で一緒に知ります。
  • 外国ルーツの友達とは、対等な仲間として関わるよう支えます。
  • 「違うから面白い」という前向きな感覚を一緒に育てます。

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
からかいを「子どもの遊び」と見過ごす 偏見やいじめを助長してしまう
偏見発言を頭ごなしに叱るだけで終える 理由を考えさせる学びの機会を逃す
親が国籍・見た目で人を決めつける 子が同じ見方をそのまま吸収する
「みんな同じであるべき」と求める 違いを否定する空気を強めてしまう
深刻なトラブルを学校に伝えない いじめなどの深刻化を見逃しやすい

よくある誤解

Q. 子どもがからかいをしたら、強く叱れば直りますか?

A. 叱るだけでは本音を隠すこともあります。「言われた子はどう感じるかな」と一緒に考える対話のほうが効果的です。

Q. 偏見めいた発言をしたら、その場で否定すべき?

A. 頭ごなしに否定せず、まず理由を尋ねます。なぜそう思ったかを聞いたうえで、一緒に考え直すのが望ましいです。

Q. 多様性は学校で教わるから家庭は不要ですか?

A. 家庭での親の言動や対話は学校以上に影響します。日常の関わりが、子どもの人への接し方を形づくります。

Q. 外国ルーツの友達への接し方で気をつけることは?

A. 特別扱いせず、対等な仲間として関わることが大切です。違いを面白がりつつ尊重する姿勢を支えましょう。

Q. からかいや差別が心配なとき、どこに相談すればいい?

A. まず担任・学校に事実を共有し、必要に応じて自治体の教育相談やスクールカウンセラーを利用しましょう。

この記事の根拠

  • 日本ユニセフ協会「子どもの権利とは」
  • 文部科学省「人権教育の推進」
  • 法務省「人権を守る・考える」
  • 総務省「多文化共生の推進」

まとめ

  • 6〜9歳は仲間関係が広がり、違いと向き合う具体的な場面が増える時期です。
  • からかいや決めつけには「一緒に考える」対話で、相手の気持ちを想像する力を育てます。
  • 親が国籍や見た目で人を決めつけないことが、偏見を防ぐ第一歩です。
  • 多様な文化・人と関わる体験で「違うから面白い」感覚を育てます。
  • からかいや差別が心配なときは、担任・学校や教育相談に共有しましょう。

大切なお知らせ:この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。お子さんの個別の状況については、担任・学校やかかりつけの小児科医にご相談ください。

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当サイトの情報は公的機関や専門家の発信をもとに編集部が独自にまとめたものです。各情報源の機関が監修・承認したものではありません。健康や発達について心配がある場合は医師や専門家にご相談ください。