この記事のポイント
- 妊娠週数は「最終月経の初日」から数えるのが基本。受精日ではないため、体感とずれることがあります。
- 妊婦健診は時期で間隔が変わる。初期から後期に向けて受診の頻度が増えていきます。
- 体の変化には大きな個人差。つわりの強さや体重の増え方は人それぞれで、比較しすぎないことが大切です。
- 対象:これから妊娠経過を見守る妊婦さんとそのパートナー。
まず確認したいこと(相談窓口)
| 気になること | まず相談する先 |
|---|---|
| 妊娠かもしれない・経過の不安 | 産婦人科・かかりつけ医 |
| つわりや体調の相談 | 助産師・産婦人科 |
| 母子健康手帳の受け取り | 母子保健(自治体の妊婦相談窓口) |
| 薬を飲んでよいか迷う | 妊娠と薬情報センター・産婦人科 |
重要:妊娠の経過は一人ひとり違います。出血・強い腹痛・急なむくみなど気になる症状があるときは、ネットの情報で自己判断せず、まず産婦人科や助産師に相談してください。
妊娠週数の数え方と初期(〜15週ごろ)
こども家庭庁「母子健康手帳について」 より:妊娠の経過は母子健康手帳に記録しながら見守ることがすすめられています。
- 妊娠週数は最終月経の初日を0週0日として数えます。
- 妊娠が分かったら早めに自治体へ届け出て母子健康手帳を受け取ります。
- 初期はつわりが出やすく、体調に波があるのが普通です。
- 服薬や生活で迷うことは産婦人科や助産師に相談します。
妊婦健診の受け方とスケジュール
こども家庭庁「妊婦健診について」 より:妊婦健診は妊娠の経過に応じて定期的に受けることが大切とされています。
- 健診の間隔は時期によって変わり、後期ほど頻度が増えます。
- 健診では体重・血圧・赤ちゃんの育ちなどを確認します。
- 自治体の受診券(補助)を使うと負担を抑えられます。
- 気になる症状があれば次の健診を待たず産婦人科へ連絡します。
中期(16〜27週ごろ)の体と過ごし方
日本産科婦人科学会「産婦人科診療ガイドライン 産科編 2023」 より:妊娠中期は経過が安定しやすい時期とされますが、体調管理は引き続き大切です。
- つわりが落ち着き、体調が安定してくる人が多い時期です。
- おなかが大きくなり始め、体重の増え方を健診で確認します。
- 無理のない範囲で体を動かし、休息も意識します。
- 気になる症状や不安は遠慮せず助産師・産婦人科に相談します。
後期(28週〜)と出産に向けて
国立成育医療研究センター「妊娠と薬情報センター」 より:妊娠中の薬の使用は自己判断せず、専門の窓口や主治医に相談することがすすめられています。
- 後期は健診の間隔が短くなり、経過を細かく見ていきます。
- むくみや張りが出やすく、休息と相談を意識します。
- 出産に向けて入院の準備や連絡先を整えておきます。
- 体調の変化で迷ったら、まず産婦人科や助産師へ連絡します。
やってはいけないこと
| やってはいけないこと | 理由 |
|---|---|
| 気になる症状を健診まで我慢する | 出血や強い腹痛は早めの対応が必要なことがある |
| 自己判断で市販薬を飲む | 妊娠中は確認が必要な薬があるため危険 |
| 他の妊婦さんと体の変化を比べて落ち込む | 経過には個人差が大きく不安を強める |
| 母子健康手帳の受け取りを後回しにする | 健診の補助や記録の管理に支障が出る |
| ネット情報だけで重大な判断をする | 個別の状況は産婦人科でないと判断できない |
よくある誤解
Q. 妊娠週数は受精した日から数えるの?
A. 最終月経の初日を0週0日として数えるのが基本です。受精日とはずれるため、体感と異なることがあります。
Q. つわりが軽いと赤ちゃんに問題があるの?
A. つわりの強さには大きな個人差があり、軽いことが問題を示すわけではありません。気になる時は産婦人科へ。
Q. 妊婦健診はどのくらいの頻度で受けるの?
A. 時期によって間隔が変わり、後期ほど頻度が増えます。具体的な予定は産婦人科で確認しましょう。
Q. 体重が増えすぎ・増えなさすぎが心配です。
A. 適切な増え方は人によって異なります。健診で経過を見ながら助産師・医師と相談するのが安心です。
Q. 妊娠の経過で不安なとき、どこに相談すればいい?
A. まず産婦人科やかかりつけ医、助産師へ。母子健康手帳や制度のことは自治体の妊婦相談窓口(母子保健)に相談できます。
この記事の根拠
- 日本産科婦人科学会「産婦人科診療ガイドライン 産科編 2023」
- こども家庭庁「妊婦健診について」「母子健康手帳について」
- 国立成育医療研究センター「妊娠と薬情報センター」
まとめ
- 妊娠週数は最終月経の初日から数え、母子健康手帳で経過を記録します。
- 妊婦健診は時期で間隔が変わり、後期ほど頻度が増えていきます。
- つわりや体重の変化には個人差があり、比較しすぎないことが大切です。
- 薬の使用や気になる症状は自己判断せず産婦人科・助産師に相談します。
- 経過の不安は産婦人科へ、制度のことは自治体の妊婦相談窓口へ。
大切なお知らせ:この記事は公的機関や専門学会の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。妊娠の経過や体調については、かかりつけの産婦人科医や助産師にご相談ください。

