この記事の3つのポイント
入院準備リスト:出産入院に必要な持ち物完全ガイドについて、実践的な情報をまとめました。
- 結論から言うと:入院バッグの準備は妊娠28〜32週までに済ませておくのが安心です。「陣痛バッグ(最低限)」と「入院バッグ(数日分)」の2つに分けておくと、急なお産でもパニックになりません。
- ただし注意点も:産院によって用意してくれるもの(産褥パッド、おむつ等)が異なります。必ず産院のリストを確認した上で、足りないものを追加しましょう。
- 対象年齢:妊娠後期(28週以降)の方向け
各機関の見解を比較
| 立場 | 機関・出典 | 見解の要旨 |
|---|---|---|
| 準備指導 | 国立成育医療研究センター | 母親学級等で入院準備の指導を実施。産院ごとに提供されるアメニティが異なるため、事前確認を推奨。 |
| 健康管理 | 厚生労働省 | 母子健康手帳・健康保険証・診察券は常に携帯。妊娠後期はいつ入院になるかわからないため、外出時も最低限の準備を。 |
| 医学的準備 | 日本産科婦人科学会 | 出産に関する同意書・バースプランは事前に記入して持参。緊急時に備え、家族にも入院準備の場所を共有しておく。 |
詳しい解説
2つのバッグに分ける理由
陣痛が始まったとき、大きなバッグを複数持って移動するのは大変です。
- 陣痛バッグ:陣痛〜出産で必要な最低限のもの。本人が持てるサイズ
- 入院バッグ:産後の入院生活で必要なもの。パートナーや家族に後から持ってきてもらう
陣痛バッグ:最低限の持ち物
必須書類:
- □ 母子健康手帳
- □ 健康保険証
- □ 診察券
- □ 印鑑(同意書への捺印用)
- □ 限度額適用認定証(帝王切開の可能性がある場合)
- □ バースプラン(記入済みのもの)
陣痛時に使うもの:
- □ ペットボトル用ストローキャップ(横になったまま飲める。100均で購入可能)
- □ テニスボール or ゴルフボール(腰や肛門付近を押すと陣痛の痛みが和らぐ)
- □ リップクリーム(陣痛中は口呼吸で唇が乾燥する)
- □ 飲み物(500mlペットボトル2〜3本。スポーツドリンクやお茶)
- □ 軽食(ゼリー飲料、おにぎり、カロリーメイト等。陣痛の合間に食べる)
- □ フェイスタオル 2〜3枚(汗拭き用)
- □ スマホ+充電器(長いケーブルが便利)
- □ 靴下(分娩室は冷えることがある)
入院バッグ:産後の生活用品
衣類:
- □ 前開きパジャマ 2〜3枚(授乳しやすい。産院指定の場合も)
- □ 産褥ショーツ 3〜4枚(クロッチ部分が開くタイプ。診察時に便利)
- □ 授乳ブラ 2〜3枚(ノンワイヤーが楽)
- □ 靴下 2〜3足
- □ カーディガンや羽織りもの(病室の温度調整用)
衛生用品:
- □ 産褥パッド(L・M・S各1パック。産院で用意がある場合は不要)
- □ 母乳パッド
- □ 歯ブラシ・歯磨き粉
- □ シャンプー・コンディショナー・ボディソープ(トラベルサイズ)
- □ 洗顔料・基礎化粧品
- □ タオル 2〜3枚、バスタオル 1〜2枚
あると便利なもの:
- □ 骨盤ベルト(トコちゃんベルト等。産後すぐから使用可能)
- □ 円座クッション(会陰切開の傷が痛い場合に座るとき楽)
- □ S字フック(ベッド柵にバッグをかけるのに便利)
- □ 延長コード(ベッドからコンセントが遠い場合)
- □ イヤホン(同室の方への配慮)
- □ アイマスク・耳栓(大部屋の場合の睡眠対策)
- □ お菓子・飲み物(入院中の気分転換に)
- □ 筆記用具(赤ちゃんの名前の候補を書いたり、看護師さんからの指導をメモしたり)
赤ちゃん用の持ち物
産院で基本的なおむつや肌着が用意される場合が多いですが、確認の上で準備を。
退院時に必要なもの:
- □ 肌着 1枚(短肌着 or コンビ肌着)
- □ ベビー服(ツーウェイオール or ドレスオール)1枚
- □ おくるみ or ブランケット 1枚
- □ 帽子(季節による)
- □ おむつ 2〜3枚(退院時の着替え用)
- □ チャイルドシート(車でお迎えの場合は必須。退院前に取り付け練習を)
産院が用意してくれるもの(一般的な例)
産院により異なりますが、以下が提供されることが多いです。
- 産褥パッド(初回分)
- 授乳クッション(貸出)
- おむつ(入院中の分)
- おしりふき
- ベビー肌着(入院中の分)
- ミルク・哺乳瓶(必要な場合)
- アメニティ(シャンプー等)
必ず産院の入院案内を確認してください。「持ってきてください」リストと「こちらで用意します」リストが書かれているはずです。
準備のタイムスケジュール
| 時期 | やること |
|---|---|
| 28〜30週 | 産院の入院案内をもらい、必要なものを確認 |
| 30〜32週 | 買い物リストを作成。ネット通販で注文 |
| 32〜34週 | バッグに詰める。玄関近くの定位置に置く |
| 34週〜 | パートナーや家族にバッグの場所と中身を共有 |
| 外出時 | 母子手帳・保険証・診察券・スマホ・充電器は常に携帯 |
パートナーに共有しておくこと
急な入院になった場合に備えて、以下を共有しておきましょう。
- 入院バッグの場所
- 陣痛タクシーの連絡先(事前登録がおすすめ)
- 産院の住所・電話番号・夜間入口の場所
- 上の子がいる場合の預け先
- ペットがいる場合の世話の段取り
- 入院に必要な書類の場所
相談できる窓口
| 窓口 | 連絡先 | 対応時間 |
|---|---|---|
| かかりつけ産婦人科 | ー | 診療時間内 |
| 妊婦相談 | お住まいの保健センター | 平日日中 |
| 陣痛タクシー | 各タクシー会社 | 24時間(事前登録制) |
この記事のまとめ
出産入院の準備リストについて、実践的な情報をまとめました。
ポイントの振り返り:
- 「陣痛バッグ」と「入院バッグ」の2つに分けて準備
- 28〜32週までに準備を完了させる
- ペットボトル用ストローキャップとテニスボールは先輩ママの必須アイテム
- 産院の入院案内で提供品を必ず確認
- パートナーにバッグの場所と産院の情報を共有
準備が整っていると「いつ来ても大丈夫」という安心感が生まれます。完璧でなくても、足りないものは入院後にパートナーに頼めば大丈夫です。
大切なお知らせ: この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部が独自にまとめたものです。お子さまの個別の状況については、かかりつけ医や専門家にご相談ください。

