メインコンテンツへスキップ
0〜2歳🤱妊娠・出産

胎動の感じ方:いつから?弱い・強い・減った時の対処法

| 立場 | 機関・出典 | 見解の要旨 |

012.kids 編集部公開: 2026-03-119分で読めます
この記事は、公的機関・専門家・研究機関などの情報をもとに編集部が独自にまとめたものです。
共有LINEX

この記事の3つのポイント

胎動の感じ方について、日本産科婦人科学会・国立成育医療研究センター・厚生労働省の情報をもとにまとめました。

  • 結論から言うと:胎動を初めて感じる時期は、初産婦で18〜20週頃、経産婦で16〜18週頃が一般的です。赤ちゃんの動きのパターンには個人差が大きく、「よく動く子」「おとなしい子」がいるのは普通です。
  • ただし注意点も:「いつもと比べて明らかに胎動が減った・なくなった」場合は、胎児の状態悪化のサインである可能性があります。迷ったら受診が鉄則です。
  • 対象年齢:妊娠中(16週以降)の方向け

各機関の見解を比較

立場 機関・出典 見解の要旨
胎動管理 日本産科婦人科学会 妊娠28週以降は胎動を意識的に確認することが推奨される。胎動カウント(10カウント法)は家庭でできる簡易的な胎児モニタリング。
胎児発育 国立成育医療研究センター 胎動パターンには個人差があり、活発さだけで胎児の健康を判断することはできない。「いつもとの違い」に注目することが重要。
受診基準 厚生労働省 胎動の減少を感じた場合は速やかに産科を受診。「様子を見よう」と自己判断で待つことは避けるべき。


詳しい解説

胎動を感じ始める時期

初産婦 経産婦
赤ちゃんが動き始める時期 8〜9週(超音波で確認可能) 同左
胎動として感じ始める時期 18〜20週 16〜18週
はっきり感じる時期 22〜24週 20〜22週

経産婦のほうが早く感じるのは、「これが胎動だ」という経験があるためです。初産婦の場合、最初は腸の動きと区別がつかないことも多いです。

胎動の種類

赤ちゃんは子宮の中でさまざまな動きをしています。

動きの種類 感じ方 時期
キック お腹をポンと蹴る。最もわかりやすい 20週〜
パンチ 腕で押すような感覚 20週〜
ローリング ぐにゅーっと回転する感覚 24週〜
しゃっくり 規則的なピクピク。数分〜30分続くことも 24週〜
ストレッチ お腹の一部がボコッと盛り上がる 28週〜

しゃっくりは横隔膜の発達に伴う正常な動きです。1日に何回あっても心配いりません。

妊娠週数別の胎動の変化

週数 胎動の特徴
16〜20週 「泡がはじける」「おなかの中で魚が泳ぐ」ような感覚
20〜24週 はっきりしたキックやパンチが感じられるように
24〜28週 動きが活発に。外からお腹の動きが見えることも
28〜32週 最も活発な時期。1日の胎動回数が最大に
32〜36週 赤ちゃんが大きくなり動きが変化。キックよりローリングが増える
36週〜臨月 頭が骨盤に入り大きな動きは減るが、完全になくなることはない

胎動カウント(10カウント法)

妊娠28週以降に推奨されるセルフモニタリングの方法です。

やり方:

  1. リラックスした姿勢で横になる(左側臥位がベスト)
  2. 時計を見ながら、胎動を10回感じるまでの時間を計る
  3. 通常、30分〜2時間以内に10回感じる

記録のポイント:

  • 毎日同じ時間帯に行うのが理想(赤ちゃんの活動サイクルを把握しやすい)
  • 食後は血糖値が上がり赤ちゃんが活発になりやすい
  • 夜(21〜24時頃)は胎動が増える傾向がある

胎動が少ないと感じたら

まずやること:

  1. 横になってリラックスする(左を下にして横向きに)
  2. 冷たい飲み物や甘いものを摂る(血糖値の変化で赤ちゃんが動きやすくなる)
  3. 30分〜1時間、胎動に集中する
  4. お腹を軽くトントンとさすったり、声をかけてみる

受診の目安:

  • 上記を試しても1時間以上胎動を感じない
  • 「いつもと明らかに違う」と感じる
  • 1日を通して胎動がほとんどない
  • 強い腹痛や出血を伴う

迷ったら受診が鉄則です。「気のせいかも」「夜中だから迷惑かも」と遠慮する必要はありません。産科の医療者はこうした相談に慣れています。

よくある質問

Q: 胎動が激しすぎて心配です A: 胎動が激しいのは赤ちゃんが元気な証拠です。痛みを感じるほど強い胎動も正常の範囲内です。ただし、激しい動きの後に急に動かなくなった場合は注意してください。

Q: 臨月になって胎動が減りました A: 臨月は赤ちゃんの頭が骨盤に固定されるため、大きな動きは減ります。ただし「完全になくなる」ことはありません。弱くても胎動がある=赤ちゃんは元気、です。

Q: 胎動の位置がいつも同じです。逆子? A: 胎動を感じる位置だけでは逆子かどうかは判断できません。健診の超音波検査で確認してもらいましょう。

Q: パートナーが触ると動かなくなります A: よくあることです。外からの刺激で赤ちゃんがびっくりして動きが止まるのか、たまたまのタイミングなのかは不明ですが、心配いりません。根気よく触れていると動きを感じられるようになります。


相談できる窓口

窓口 連絡先 対応時間
かかりつけ産婦人科 診療時間内(緊急時は時間外も)
妊婦相談 お住まいの保健センター 平日日中
こどもの救急 #8000 夜間・休日

この記事のまとめ

胎動の感じ方と注意点について、日本産科婦人科学会・国立成育医療研究センターの情報をもとに解説しました。

ポイントの振り返り:

  • 胎動は初産18〜20週、経産16〜18週頃から感じ始める
  • 28週以降は10カウント法でセルフモニタリングを
  • 「いつもと違う」と感じたら迷わず受診
  • 臨月で大きな動きが減っても「完全になくなる」ことはない
  • 赤ちゃんの胎動パターンには個人差が大きい

胎動は「赤ちゃんからのメッセージ」です。日々の胎動を感じることが、お腹の赤ちゃんとのコミュニケーションの第一歩になります。

大切なお知らせ: この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部が独自にまとめたものです。お子さまの個別の状況については、かかりつけ医や専門家にご相談ください。

あわせて読みたい

当サイトの情報は公的機関や専門家の発信をもとに編集部が独自にまとめたものです。各情報源の機関が監修・承認したものではありません。健康や発達について心配がある場合は医師や専門家にご相談ください。