メインコンテンツへスキップ
3〜5歳📚教育・学習

年齢別しつけの考え方:叱り方・褒め方・生活習慣の教え方

厚生労働省「保育所保育指針」やこども家庭庁の情報をもとに、イヤイヤ期から小学生までの年齢別しつけの基本をまとめました。

012.kids 編集部公開: 2025年12月1日更新: 2026年6月19日8分で読めます
情報の信頼性

情報源:厚生労働省・こども家庭庁 公式情報

作成:012.kids 編集部公開日:2025年12月1日最終確認:2026年6月19日現在参考文献:4

※記載内容は上記時点の情報です。制度・数値・窓口などは変わることがあるため、重要な事項は公式情報でご確認ください。

共有LINEX

この記事のポイント

  • しつけの目的は「言うことを聞かせる」ことではなく「自分で考えて行動する力」を育てることです。
  • 年齢で関わり方を変える。イヤイヤ期は受け止め重視、就学後は理由を説明して納得を促します。
  • 体罰や強い叱責は逆効果。公的にも効果がなく悪影響があると示されています。
  • 対象:1歳〜小学生の子どものしつけに悩む保護者。

まず確認したいこと(相談窓口)

気になること まず相談する先
しつけ・関わり方全般の悩み 通園先の園・自治体の教育相談
園・学校での集団生活の様子 園の先生・学校の担任
つい強く叱ってしまう・余裕がない 自治体の教育相談・学校のスクールカウンセラー
発達や行動が気になる かかりつけの小児科

重要:しつけは「正しく叱る技術」より「年齢に合った関わり」が土台です。叱るときも人格でなく行動に絞り、できたことを認める関わりを増やします。つい強く叱ってしまい悩むときは、一人で抱えず自治体の教育相談などを利用しましょう。

しつけの基本の考え方

厚生労働省「保育所保育指針(養護と教育)」 より:子どもの主体性を尊重した関わりが大切とされています。

  • しつけの目的は服従させることではなく、自分で考えて動く力を育てることです。
  • 「ダメ」だけでなく「どうすればよいか」を具体的に伝えます。
  • できたときにしっかり認めることが、望ましい行動を増やします。
  • 一貫性のあるルールは、子どもに安心と見通しを与えます。

年齢別の関わり方

こども家庭庁「子育て支援の取組」 より:発達段階に応じた関わりの大切さが示されています。

  • 1〜2歳は「危険を止める」が中心。言葉より行動で守ります。
  • イヤイヤ期(2〜3歳)は気持ちをまず受け止め、短い言葉で伝えます。
  • 4〜6歳は理由を簡単に説明し、約束を一緒に決めると守りやすくなります。
  • 小学生は理由をきちんと話し、自分で考えて選ぶ余地を残します。

叱り方・褒め方のコツ

厚生労働省「体罰によらない子育てについて」 より:体罰には効果がなく悪影響があると明確に示されています。

  • 叱るときは人格でなく「その行動」に絞り、短く具体的に伝えます。
  • 感情的に怒鳴る前に、一呼吸おいて落ち着いてから関わります。
  • 褒めるときは結果より過程(がんばり・工夫)に目を向けます。
  • 「できて当たり前」と流さず、できたことを言葉にして伝えます。

生活習慣の教え方

文部科学省「家庭教育支援」 より:家庭での基本的な生活習慣づくりの大切さが示されています。

  • あいさつ・片づけ・歯みがきなどは、親が手本を見せると伝わりやすいです。
  • 一度に多くを求めず、ひとつずつできるようになるのを待ちます。
  • できた行動をその場で認めると、習慣として定着しやすくなります。
  • うまくいかない日があっても、長い目で繰り返し伝える姿勢で十分です。

やってはいけないこと

やってはいけないこと 理由
たたく・どなるなどの体罰・強い叱責 効果がなく悪影響があると公的にも示されている
人格を否定する言葉で叱る 自尊心を傷つけ、行動も改善しない
その日の気分でルールを変える 子どもが混乱し、ルールが定着しない
きょうだいや他の子と比べる 自信を失い、反発を生みやすい
一度にたくさんのことを求める できずに失敗体験ばかりが増える

よくある誤解

Q. イヤイヤ期はどう対応すればいい?

A. まず気持ちを受け止め、短い言葉で伝えます。理屈で説得しようとせず、選択肢を示すと落ち着くこともあります。

Q. 厳しく叱らないと言うことを聞かない?

A. 体罰や強い叱責は効果がなく悪影響があると示されています。行動に絞った具体的な伝え方の方が届きます。

Q. 褒めると甘やかしになりませんか?

A. 過程を認める褒め方は甘やかしではありません。望ましい行動を増やし、自分で考える力を育てます。

Q. しつけの効果はいつ出る?

A. すぐには見えにくいものです。一貫した関わりを長い目で続けることが、結果的に近道になります。

Q. つい強く叱ってしまい悩むときは、どこに相談すればいい?

A. 自治体の教育相談や通園先の園、学校のスクールカウンセラーに相談できます。一人で抱え込まないことが大切です。

この記事の根拠

  • 厚生労働省「保育所保育指針(養護と教育)」「体罰によらない子育てについて」
  • こども家庭庁「子育て支援の取組」
  • 文部科学省「家庭教育支援」

まとめ

  • しつけの目的は服従させることでなく、自分で考えて行動する力と生活習慣を育てることです。生活習慣は年齢に合わせて少しずつ教えます。
  • 年齢で関わりを変え、イヤイヤ期は受け止め、就学後は理由を説明して納得を促します。
  • 叱るときは行動に絞り、褒めるときは過程に目を向けます。
  • 体罰や強い叱責は効果がなく悪影響があるため避けます。
  • つい強く叱ってしまうときは、自治体の教育相談やスクールカウンセラーに相談しましょう。

大切なお知らせ:この記事は公的機関の発信情報をもとに012.kids編集部がまとめた一般的な情報です。お子さんの発達や個別の状況については、通園先の園や自治体の相談窓口にご相談ください。

共有LINEX
🌱

次のステージ:Early Stage6〜8歳

お子さんが成長したら、こちらもどうぞ

あわせて読みたい

当サイトの情報は公的機関や専門家の発信をもとに編集部が独自にまとめたものです。各情報源の機関が監修・承認したものではありません。健康や発達について心配がある場合は医師や専門家にご相談ください。